井伊直政公御舊跡之名古刹  


萬年山 長松院                          

Mannenzan Choshoin    the last place of Naomasa Ii, founder of Ii Family in Hikone

諸悪莫作(しょあくまくさ) ― もろもろの悪を作すこと莫く
衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう) ― もろもろの善を行い
自浄其意(じじょうごい) ― 自ら其の意(こころ)を浄くす
是諸仏教(ぜしょぶつきょう) ― 是がもろもろの仏の教えなり

 

Do the right things,

Don’t do any bad things.  

Clean your mind up.

This is what Buddha’s taught.

 

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足して千年、ウチは萬年。

昨日、浜松の龍潭寺さまが『井の国歴史懇話会』の皆さまを引き連れて彦根に来訪されました。

総勢27名の会の方に加え地元の有志が数人加わり、30名以上の団体でした。

彦根龍潭寺さんや清凉寺さんを訪ねた後、こちらに来山くださいました。

 

 

皆さんに長松院と井伊直政公の歴史をお話しし、赤備えの絵と川手公のお位牌にお参りしていただき、灰塚を参ってから帰途へとつかれました。

皆さんやはり歴史懇話会の人。

いろんな質問が飛び交い、とても有意義な時間をともにさせていただきました。

 

 

こちらは龍潭寺現住様である武藤宗甫老師。

写真を撮っておられた方から「浜松井伊600年と彦根井伊400年で合わせて1000年のツーショット!!」と声がかかり「うちのお寺は萬年です!」と答えみんなで大笑い。

 

帰り際に老師から「以前ある人から『臨済だったはずの井伊家はなぜ曹洞に宗旨替えしたのですか』と聞かれたことがありました。でも我々は同じ禅宗。何も変わっていないですよとお答えしました」というお話を伺い、全くその通りだなあと思いました。

人はややもすると様々な事象について自他の区別を見つけ、判断基準として、また時には差別の材料として扱ってしまうことがあります。

しかしみんなおんなじなんですよね。

いい勉強をさせていただきました。

宗甫老師、ありがとうございました。

 

 

最後はみんなで本堂前にて集合写真をパチリ。

梅雨の晴れ間でとても天気も良く、楽しいひと時でありました。

今度は是非、浜松にお邪魔できたらいいなあと思いながら皆様をお見送りいたしました。

 

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第一回 『道と禅』のご案内。

今年の夏休みは、寺子屋で学ぼう!

 

かつて江戸時代、日本人の識字率は世界一でした。

武士階級ではほぼ100%、庶民層でも江戸市中においては約90%であったそうです。

これは日本人が勤勉であったことは言うまでもありませんが、お寺が果たした役割も大きかったと言えます。

 

皆さんご存知の寺子屋です。

 

今年の夏休みは禅寺である長松院で「道と禅」を体験して見ませんか?

道とは我々日本人が嗜んできた芸事に禅の心が取り入れられて昇華した世界に誇るべき術です。

その道の中でも今回は特に「華道」「書道」「香道」「茶道」の四つに焦点を当て、小学生を対象にして講座を開きます。

 

お寺で学ぶ四つの道。

お申込は下記の申込用紙をダウンロードして長松院までお持ちいただくか、FAXでお申込みください。

直接お寺に来ていただいても同様のものをお渡しいたします。

またはお問い合わせからメールで送っていただいても構いません。

参加費用は2,000円(昼食込み)

坐禅を組む時間もございます。

 

詳しくはフライヤーをご参照ください。

定員は20名、締切は7月17日です。

夏休み最初の思い出を長松院で一緒に作りましょう!

 

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独坐大雄峰と須弥山と。

独坐大雄峰…『碧巌録』雪竇重顕(980~1052)と圜悟克勤(1063~1135)著。

二十六則。

 

本則

 

僧、百丈に問う、「如何なるかこれ奇特の事?」。

丈云く、「独坐大雄峰」。

僧礼拝す。丈便(すなわ)ち打つ。

 

 

現代語訳

 

ある僧が百丈懐海大和尚に聞いた。

「この世の中でこの上なくありがたい事とは一体どのようなことでしょうか?」。

百丈は言った。

「この山にこうしてどっかりと坐っていることだ」

これを聞いた僧は礼拝した。

その僧を百丈は打った。

 

今ここにいるということがこの上なくありがたい。

それ以上何を望むというのか。

 

須弥山…世界の中心にあると考えられる想像上の山。山頂は神々の世界に達し,周囲は幾重もの山岳や海に囲まれているという。

 

仏の世界が須弥山にあるというのなら、きっとこの世は須弥山だらけ。

だって私もあなたも仏なのだから。

 

 

本堂玄関と本堂内に作りました。

ご笑覧ください。

 

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菖蒲、開花!

待ちに待った菖蒲の花がついに咲きました。

一時は諦めていただけに、これは嬉しい知らせ。

 

 

まだまだ花芽が残っております。

白、赤紫、青紫の花が目に鮮やかです。

石楠花がイマイチ残念な年だったので喜びもひとしお。

まだまだ楽しめそうです。

御墓参りに来られたら、是非ともご覧ください。

菖蒲と一緒に歓待しますよ。

 

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菖蒲の花芽がつきました!

昨年、東京八王子にあります私の師匠の寺(師寮寺と言います)飯盛山永昌院より株分けされた菖蒲にようやく花芽がついてきました。

他所ではもうだいぶ前から咲いている菖蒲の花。

初めての年だったので「今年はもしかして無理なのかもなあ」と半分諦めていましたが、他所より遅れること3週間。

ようやく花芽が確認できました!!

 

 

まあ、考えてみれば他人様より10年周回遅れで生きている私が世話している花です。

そりゃ他所より遅れて花もつけるだろうよ。

そう考えたら納得です(笑)

 

ムラサキだけでなくいろんな色の花が咲く予定。

(確かそうだったと思う)

咲いたらまたアップします。

凛としてすっくと立ち、可憐な花を咲かせる菖蒲。

見にきてください。

 

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赤鬼之池への来訪者。

少しづつ手を入れて様子見の赤鬼之池ですが、最近来訪者があります。

それがこちら。

 

 

ホテイアオイの上にちょこんと乗っている。

そうです。

アマガエル君です。

毎日ゲロゲロ元気に鳴いています。

 

 

ここが気に入っているようです。

管理人としては新入居者歓迎!と行ったところでしょうか。

ハスの鉢には無数のオタマジャクシが。

あれが全員カエルになって合唱されたら。。。


 

 

ともあれ元気に巣立ってほしいものです。

 

メインであるオニバスの葉っぱらしきものも確認できました。

これからもっとたくさん出てきてくれるのを期待しつつ。

楽しみですね。

 

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赤鬼之池と命名。

先日完成したビオトープですが、赤鬼之池と命名し、看板を立てました。

 

 

赤鬼と書いておにばすと読ませます。

直政公にかけてみました。

端材で作った看板ですので、少々歪んでいるのはご愛嬌。

長松院風です。

 

またお墓の入り口の菩提樹ですが、だいぶ大きくなりました。

人間にとっても植物にとっても一番いい季節なのでしょうね。

やっぱり春って素晴らしい。

 

 

さて、明日はおやこ坐禅会。

参加人数は15人と聞いています。

赤鬼之池で遊んでくれるかな?

 

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なんちゃってビオトープ完成。

長松院には平石久平次の発明ノートや仏像などが収められた三重塔がありました。

残念ながら関東大震災直前に子孫が横浜に移送したため全て灰燼に帰してしまい、また鉄塔も太平洋戦争の際に供出してしまったので石組みしか残っていない状態でした。

 

 

そこで、この石組みを組み直してなんちゃってビオトープを作ることを決意。

しかし道具もクレーン車もないため、いつもの肉弾戦です。

 

 

線路を直す梃子(檀家さんよりお借りしてます)を使い、中に敷いてある石を4枚取り外し、少し中の土を掘り出します。

 

 

取り出した石版4枚は階段に。

子供も近くで見ることができるようにしました。

その後ろには布袋竹を植えています。

 

大変なのは、ずれた石を少しづつ手で組み直すこと。

これはとても難しいし、何しろ重労働。

腰が張ってえらい。。。

 

 

そこにオニバス用のフネを置き、泥を敷き詰めてその周りに気や植物を植え込みます。

これもなかなかの重労働。。。

 

 

でもなんだか良さげな感じ。

ハーブやお寺にあった植物なのでちぐはぐな感じもしますがそこは長松院。

いつものことです(笑)

 

 

睡蓮も並べてメダカを放しました。

いつの間にかおたまじゃくしもたくさん。

 

 

山門にも睡蓮をおきましたので、道ゆく人も楽しめるかと思います。

 

 

花はすでに咲き始めています。

夏が楽しみですね。

 

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障害者差別解消法とお寺。

みなさん、障害者差別解消法ってご存知ですか?

私は恥ずかしながら知りませんでした。

 

障害者差別解消の響きから、差別しないようにしましょう、という法律なのかなあとは感じます。

しかし実際はそこにとどまらず、心理的な差別だけにとどまらず社会全体が物理的に合理的配慮をしていきましょうという、いわばいろんな垣根を取っ払ってしまいましょうよ、という法律です。

先日の教区会会議で人権学習担当のお寺さまより教えていただきました。

 

お寺はバリアがたくさんあります。

階段は一段一段が高く、石畳が多いため車椅子も動きづらく、墓地は砂利と土でスタックしてしまいます。

 

お寺には必ず”山号”というものがあります。

長松院で言えば”萬年山”です。

本来お寺は山の中にあるため、街場にあるお寺にもそれぞれ架空の”山”があるというわけなのですが、要はお寺とは修行道場。

だから万人向けに建てられてはおりませんし、檀家さんも「わざわざ山を登ってお参りに来た」という苦労するところに功徳、供養があるという理由もわかります。

 

しかし、私はもっといろんな人たちにお寺を見ていただきたい。

「お寺には行きたいけど、体が思うように動かないからお寺にもみんなにも迷惑がかかるし」なんて理由できていただけないなんて、勿体無い!

 

そこでこの度、お檀家さんのお力をお借りして、バリヤフリー化第一歩として、本堂玄関をスロープ化、完成いたしました!

 

(脳内にて、ビフォーアフターのテーマ曲を流しながらお読みください)

 

 

これまでの濡れ縁からのエントランスではなく、左側に進んでいただくようスロープを設置。

 

 

車椅子でも入れるように設計されていますので、段差が少なくなっています。

 

 

靴のまま進み、すのこのところで下駄箱に靴をしまいスロープへ。

これまでは濡れ縁先に並べていた靴もこちらで収納していただけます。

車椅子の方がこられた際にはすのこをはねあげれば大丈夫。

 

 

スロープには手すりもついていて登りやすいです。

角度や手すりの高さは全て病院に準じた仕様。

スロープには滑り止めの床材を使用しているため下りの時も安心です。

 

これで山内の全てがバリアフリー化したわけではありませんがまずまずの第一歩と自画自賛しております。

これまでお参りに来ることを躊躇されていた方々、どうぞ一度いらしてください。

そして「ここはこうなったらもっと便利」なんて忌憚なき意見も頂戴できれば勉強にもなります。

みんなが集う長松院を目指して。

 

相談に乗ってくださったお檀家さん、職人さん、ありがとうございました。

 


追記

どなたか、使っていない車椅子をお持ちの方おられませんか?

堂内用に一つ探しております。

厚かましいお願いでございますが、もし不必要なため処分をお考えであれば、お寺にご寄付いただけたら幸甚です。

心当たりの方、どうぞよろしゅうお願い申し上げます。


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バリアフリー化計画、着々進行中。

お寺はその性格上、年配の方が多く参られます。

車椅子での参拝や、杖をついてお見えになる方の数も少なくありません。

以前からずっと気にはなっていたのですが、この度バリアフリー化を進めることにいたしました。

 

お檀家さんに介護中心の建築に携わっておられる方がありまして、相談したところ快くお手伝いいただける運びとなりました。

 

 

本堂玄関にスロープをつけ、手すりも設置。

こちらはコンクリのまだ下地状態。

 

 

これから化粧貼りして綺麗に仕上げます。

 

本堂土間はスロープを取り付けて車椅子でも介添えがあればそのまま登れる仕様に。

 

 

トイレには一人でも用事が済ませられるよう手すりを取り付け。

これはお檀家さんが寄付してくださったものです。

 

 

少しでも檀家さんが来山しやすくなっていくよう、頑張ります。

 

完成したらまた報告しますね。

 

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おやこ坐禅会。

昨年五月に行った「おやこ坐禅会」が好評を博した、という事で今年も行います「おやこ坐禅体験」!

 

先日、公民館館長さん直々にフライヤーをお持ちくださいました。

館長さん、ありがとうございました。

 

そのフライヤーがこちら。

 

 

連休明けに城西小学校、城北小学校で子供たちに配ってくださるそうです。

たくさんきてくれたら嬉しいです。

 

お問い合わせは西地区公民館まで。

選佛場でお待ちしています。

 

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と或る坐禅会にて。

つい先日、ちょっと不思議な体験をしました。

 

先日、降誕会坐禅会をしました。

当院では正覚殿(法堂)西序に「選佛場」と銘打って禅堂を置いておりますが、坐禅会の日にはカーテンで締め切って、仄暗い中蝋燭の明かりのみで打坐します。

 

 

折悪しく寒の戻りのきつい日で、参禅者は一人もありません。

そこで私は独りで打坐しておりました。

 

止静鐘を打ち、禅堂に入ってしばらくしますと、スーッと入口の扉が開く音がします。

(誰か遅れて来られたかな?)

そう思いながらもすでに一炷目の最中。

(遅れて来られたのだから一炷目は外単で坐ってもらい二炷目から入ってもらおう)

そう思い、抽解(坐禅と坐禅の間の休息時)に入って経行を終えた後、玄関に行ってみるとそこには誰もおられません。

(帰られたのかな? 悪いことをしてしまったな)

どうせ独りで坐っていたのだから、中座して声をかければよかった。

少し後悔しながら禅堂に戻り二炷目に入ると、先ほどまで誰の気配もしなかったそこに誰かいるような気配が。

 

私には霊感といわれるものはあまりないと思われ、これまであまりそんな経験は多くありません。

しかしこの日は間違いなく何かがそばにいるのです。

半眼でいると、誰かが目の前で座っている姿が朧げに移るのですから。

 

(何であれ、禅堂にくるくらいなのだから悪いものでもあるまい)

 

いつもと少し違った緊張の中、二炷目を終えて何者であるか確認すべくカーテンを開けると、すでにそこには誰もいる気配はしませんでした。

 

もしかしたら、降誕会という事で本尊さんが一緒に坐ってくださったのかな?

そうだとすると、坐禅を独りででも行ったことをとても嬉しく思いますし、ありがたくも思います。

 

もしかしたら、誰か遅れて入ってきたものの誰も見えないから帰ってしまったのかな?

そうだとすると、人間の感覚などというものは全く当てにならぬ幻のようなものだと面白く思います。

 

お寺ではいろんなことが起こります。

どちらが現実に起こったことだとしても、私にとっては大変興味深い体験でありました。

 

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ぽかぽか陽気のある日。

寒かった冬も峠を越えて、ようやく彦根に春がやって来たようです。

特に寒さが厳しかったせいか、もはや狂い咲きとも言えるほど花々は咲き乱れ、まさに百花繚乱の程。

 

 

今年は、桜と梅が同時期に開花。

なかなか見られる光景ではありません。

 

 

お地蔵さんとドラえもんの前はチューリップが開花。

なぜかチューリップがとても似合うドラえもん(笑)

 

 

墓地入口には菩提樹を植樹。

印度菩提樹ではなく、日本名夏椿、別名菩提樹。

熱帯地方の植物である菩提樹や沙羅双樹は日本の気候では寒すぎるため、別の種類の樹を聖樹として見立てたのでしょうね。

夏に可憐な白い花を咲かせます。

今はその準備期間。

 

 

庭で一番好きな瓔珞躑躅(ヨウラクツツジ)は白い花をほころばせつつあります。

春は白い花、秋は真っ赤な葉っぱで我々を楽しませてくれます。

 

 

この睡蓮鉢はハスや睡蓮を植えていますが、さて今年は咲いてくれますかどうか。

まだ静かに眠っているようです。

 

もう少ししたら、師寮寺より蓮の根っこが到着する予定です。

乞うご期待。

 

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滋賀大学、ミシガン州立大学合同坐禅会。

昨日(3月28日)滋賀大学とミシガン州立大学合同坐禅会が長松院選佛場にて行われました。

参加した生徒さんは日本人学生3人とアメリカからの留学生9人、引率の先生2人の14名。

ほとんどの方が坐禅初体験でした。

 

 

堂内の移動の仕方や合掌などの印の結び方、坐り方の指導などインストラクションを日本語と英語で行い、30分の打坐。

皆さん集中して一心に坐っておられました。

 

坐禅が終わると全員で堂内清掃作務。

最近は日本家屋でも畳の部屋が少なくなって来ている影響もあり、畳拭きは日本人学生も初めてとか。

本山でやっているように皆さん懸命に行ってくれました。

 

作務の後はみんなで茶話会。

日本人学生さんも英語がある程度できるらしく、ワイワイとお茶をいただきました。

予定の時間は90分でしたが、大いに盛り上がり40分も超過してしまいました。

引率の先生、申し訳ございませんでした。

 

 

初めての坐禅の感想は? の問いに皆さん思い思いの言葉を口にされていましたが、やはり「足が痛い!」が多かったかな。

 

それでいいのですよ。

 

これに懲りず、またいつかどこかでもう一度坐禅に取り組んでもらえれば私も嬉しいです。

一緒に坐ってくれて、皆さんどうもありがとう。

いつでも帰って来てください。

 

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謎の花、現る。

先日隣寺さんに随喜に出かけるとき、昨年無縁塔の周りに植えた紫陽花の新芽に目がいきました。

寒かった今年の冬もようやく終わりを告げ、春の使者として新緑が目につくようになったなあ、などと物思いにふけっていると、紫陽花のそばに謎の新芽が。

 

見慣れない新芽だなあ、と良く見てみると。。。

いや、見慣れないこともないな、これは。

 

 

まさか、チューリップか?

しかしそんなところにチューリップを植えた記憶はありません。

もしや野生のチューリップが自生して?

いやいや、そんなわけはない。

自問自答を繰り返し、そのまま何が出てくるのか見守ることにしました。

 

 

葉っぱはチューリップに似ていますが、球根系のものに間違いはなさそうです。

よくみると一つだけではない模様。

 

 

謎の花の正体やいかに!

楽しみがまた一つ増えた今日の朝でした。

 

しかし松の葉っぱが落ちたな。

掃除しないと。

 

追記  檀家さんのおじいちゃんに聞いたところ「チューリップやな」とのこと。

    謎はますます深まるばかりです(笑)

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朝坐禅のお誘い。

三寒四温の荒天が続きます。

みなさま、体調管理には十分お気をつけください。

かくいう私は、このお彼岸の忙しい時期に風邪を引いてしまいました。

なんとか気合いで乗り越えています。

 

さて、来月四月より新たに暁天坐禅を始めます。

暁天とは朝の坐禅のことで「きょうてん」と言います。

一炷坐り、その後本堂で般若心経を一緒に唱え朝のお勤めをし、解散という形で行う予定です。

開始日時は4月15日(日)朝6時より 長松院選佛場にて。

毎月第3日曜日に坐ります。

 

朝の清々しい空気を体いっぱいに吸い込んで、気持ちのいい一日の始まりとしませんか?

 

参加は無料。

委細寺まで。

初心者歓迎、坐禅指導いたします。

 

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春季彼岸会無事円成。

今年も例年通り、恒期法要である春季彼岸会が去る3月20日に厳かに執り行われました。

春分の日間近とも思えぬ春の嵐に参拝の方はまばらではありましたが、近隣御寺院さまがたのご加担総勢7人での大法要となりました。

 

 

晋山式をさせていただいたお陰で昨年秋の法要より緋衣での導師お勤めです。

ありがたいことだなあ、と痛感しながら心を込めてご供養させていただきました。

 

ご供養が終わると、今年は五如来幡のお話を差し上げて、法話の代わりといたしました。

そしてみんなで恒例の茶話会。

本年はお茶の他に、檀家さんの庭で採れたニッキの葉っぱで出したハーブティーをお出ししました。

みなさんにとても好評でした。

 

お寺にいらした際はお給仕いたします。

遠慮なくおっしゃってください。

とても美味しいですよ。

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青柳琴遷の子孫。

先日ある方からメールを頂戴しました。

「長松院にある『井伊直政公出陣之繪圖』を見たいのですがいつ行けばいいですか」というものでした。

 

あの絵も有名になったものだなあ。

そう思いながら、事前に連絡していただければいつでもいいですよ、とお返事いたしました。

 

三日ほどしてその方から連絡があり、来山したいとの申し出が。

快諾してその方を待っていると、昼ごろその方はお見えになりました。

「お寺のHPをご覧になったのですか?」

きっと『歴女』と呼ばれる歴史のお好きな方なのだろうと思い、そうお声をかけると「いいえ、彦根新聞を拝見してまいりました」とのお返事。

ん?  

彦根新聞はローカル新聞のはず。

「では彦根の方ですか?」

「いえ、東京から来ました。彦根新聞はウェブで拝見したのです」

「歴史がお好きでこちらにいらしたのですか?」

「歴史はからっきしで。。。実は私、青柳琴遷の子孫なんです」

 

なんと!

あの直政公を描いた青柳画伯のご子孫の方だったのです。

 

聞けば、母方の先祖に当たる方が青柳氏で、先祖の書いた絵が見たくて調べたところ長松院に行き着いたのだとか。

青柳画伯についてはあまり詳しいことがわかっておらず、どうやら上州周辺で活躍をされたため地元に多く作品は残っているものの、あまり県外には存在しないのだとか。

わざわざ東京からご先祖様の作品を見に来られたことに素直に感心するとともに、羨ましくもありました。

地元の群馬県では青柳画伯の展覧会なども開催されているそう。

機会があれば是非伺って見たいものです。

 

 

こちらはお祖母さまの水墨画展の際の絵葉書だそうです。

最近お亡くなりになったお祖母さまは、長くNHKの水墨画講師をなさっていたそう。

血というのはやはり争えないものなのですね。

素敵な出会いをいただいて、夜の坐禅会はとても清々しく坐ることができました。

ありがとうございました。

合掌。

 

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合わす手の尊き哉。

先月、あるお檀家さんがなくなりました。

毎年、ご両親の祥月命日には本堂でお経を上げるためお姉さんと2人で来山され、また月命日には欠かさず墓参りをし、その際にお寺に寄って「これ、本尊さんにあげてください」とおっしゃってお花を供えていかれる、そんな信心深く心のお優しい方でした。

 

お会いするといつも「山門の言葉、いつも楽しみにしています」とおっしゃり、時には「今回の言葉はどういう意味?」とか「今月の言葉はいまいちピンとこないね」などと、感想も率直におっしゃってくださる、檀家と住職というより茶飲友達のような、そんなざっくばらんな方でした。

 

ご遺族の希望で満中陰までの間は正覚殿でご供養しています。

 

先日、護持会の会議が開かれました。

護持会役員さんの1人が本堂にご本尊さんへのご挨拶に行かれたあと、祭壇を見つけた役員さんは「どなたかお亡くなりになったのですか」と質問なされました。

「ご遺族の希望で中陰の間こちらでご供養差し上げております」

そうお伝えしたところ、その方は何も言わず正覚殿に戻り、祭壇前に座りお線香をつけ、静かに手を合わせてくださいました。

私はその後ろ姿を見つめながら、一緒に合掌をせずにおれませんでした。

 

おそらくお二人が生前にお会いされたことはないでしょう。

ただ、同じお寺の檀家同士。

それだけのご縁、と言ってしまえばそれまでかもしれません。

しかしその役員さんは心を込めて手を合わせ、静かに祈っておられました。

 

お寺で供養をする意味合いというのはこういうことにあるのかもしれないな。

 

寒い本堂の中に一陣の春風がそよいだような、ほっこりとした温かい気持ちになりながらその日の会議に臨ませていただきました。

 

宗教不在、人情無用の時代となり久しいですが、只管に手を合わせるその行為が人を温め心を優しくすることができる、ということを私にしっかり教えてくださった一幕でした。

 

ありがとうございました。

合掌。

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寒かりけり。

また今年も冬将軍が到来いたしました。

 

私のように、本当の雪国生まれ(山形出身)の人間にはまだまだ可愛い積雪ですが、しかし今年は寒い!

全国的な大寒波。

将軍たちが大勢で襲来したような寒さで、本堂の洒水器(仏さまに水を備える器)の水も凍っています。

今年は昨年の轍を踏まぬよう、お墓の井戸の水抜きをしたりしていたのですが、肝心のポンプが潰れてしまったようで、近日修理をいたします。

 

しかし昨年に比べ雪の量は少なく、雪かき自体は少しマシです。

 

しかしこの広さ。。。

 

 

「春は花 夏ホトトギス 秋は月 冬雪さえて涼しかりけり」とは道元禅師の句ですが、涼しいどころの騒ぎではありません。

 

道元禅師の境地は地の果てよりも遠そうです(笑)

 

東北や北陸ではみなさん大変なご苦労をなさっているようです。

くれぐれもご自愛くださいますように。

 

 

晴れたら雪景色も風情あるもんです。

 

 

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書き初め会と最弱王。

今日は、初めて長松院で書き初め会を開催いたしました。

参加者はちびっこ8名、住職1人。

中には初めて筆をとる子もおり、やや緊張の面持ち。

 

 

それでもみんな10枚ほどを書き上げ、なかなか力強い作品になりました。

なかなか上手に書いてます。

 

 

書き初めが終わったらみんなで学業成就のご祈祷。

 

 

みんな真剣に住職のお話を聞いてくれています。

長松院の歴史やご祈祷の意味などに耳を傾けてくれた後、みんなでお経を読んで、理趣分によるお作法を受けます。

 

 

と、緊張の時間はこれまで。

ご祈祷の後はみんなで「第一回 チキチキ ババ抜き最弱王決定戦」!!

みんなでわーきゃーいいながら楽しい時間を過ごしました。

 

これまで「書き初め嫌い!」「習字めんどくさい」と言っていた子も参加していましたが、これぞ大衆の偉人力。

楽しく真面目に習字をいたしました。

子供達から次々と「来年も書き初めしてくれますか?」と聞かれた時、とても嬉しかったです。

来年もまた一緒に習字しようね。

 

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謹賀新年。

あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

今年もどうぞよろしゅうお願い申し上げます。

 

昨年末も押し迫った大晦日の午後6時より、祈禱会を行いました。

あるお檀家さんがとても楽しみにしておられたので、どうせ年窮歳尽を行うのだから合わせてご祈祷しよう!ということで行われたものです。

 

 

参加された人数は合計13人。

中には今年大学受験を控えた人もおりました。

文珠菩薩札をお渡ししましたが、風邪を引かずに念願の大学へ進学していただきたいものだと心を込めてお作法いたしました。

 

 

仏壇のお飾りはいつも通りお檀家さんが担当。

毎年ありがとうございます。

本尊さんに変わって厚く御礼申し上げます。

 

 

ちなみに小さい方の花は奥さんが組んでくれました。

私は今年もチャレンジしましたがやはりうまいこと行きませんでした。。。

30ほどあったでしょうか。

ありがとうございました。

 

明日は書き初め会。

今のところ8人が参加予定です。

大人でも子供でも構いません。

携帯やキーボードにばかりでなく、筆にも親しんで行きましょう。

私の今年の抱負は「もっと筆に親しむ」です。

もとより、うまく書く必要などありません。

楽しみながら、もっと日本古来の文化に触れ、守って行きましょう。

奮ってご参加ください。

 

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思いもかけぬお供え物。

今日は朝から雪が降り続けているため、なんだか気分も優れないな、と思いながら正月飾りなどをしていたところ、息子が「お届けものでーす」と本堂に荷物を運んで来ました。

 

お歳暮かな?

 

品名を確認すると「インド米、インド香、ドライフルーツ」と書いてある。

ん?と思いながら送り主を確認すると、小池先生のお名前が!

 

小池先生には先日大変貴重な細谷而楽作「十牛図之六 騎牛帰家」を寄贈いただいたばかりですが、今度はインドの品々をお送りくださいました。

 

 

先生曰く、日本で手に入るインディカ米のほとんどはタイ米だそうですが、このお米は釈尊が生まれたルンビニーの隣村のお米。

私も初めて拝見しました。

来年の新年坐禅会で参禅者と一緒にいただきたく思います。

 

また、その際には同梱されていたドライフルーツも一緒に入れましょう。

 

 

さらに、栴檀のお香まで!

坐禅の時にお焚きいたします。

 

 

平石久平次が繋いでくれた貴重な仏縁。

このように大切にしていただけて、お寺もとても嬉しく思っています。

みんなでありがたく使わせていただきますね。

 

参禅者の皆さん、楽しみにしていてくださいね。

初坐禅は 平成30年1月6日 午後2時からです。

 

合掌

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ご祈祷準備と太鼓と撥。

大晦日のご祈祷準備を、と思い木魚を片付け太鼓を出しました。

この太鼓は、数年前若くして亡くなったお檀家さんからの多額の寄付金により修復されたもの。

この太鼓を叩くたび、その方の顔が脳裏に思い浮かんでまいります。

 

 

いつも一人でのご祈祷なので、私は太鼓から鏧子(鐘)から読経からと全て一人でこなさなくてはなりません。

とても忙しくせわしない 。

 

そこで、撥をバイ(鏧子を慣らすための布を巻いた棒)に持ち替えたりしなくて済むよう、少しでもゆったりお作法しているように見てもらうよう、太鼓の撥をちょっと改良しました。

それがこちら。

 

 

荷造り用の紐を巻きつけて、このままでも鏧子を鳴らせるようにしたのです。

太鼓の撥で鏧子を叩くと「パッキャーーーン」というなんとも騒々しく禍々しい音になってしまう。

しかしこの紐を巻くことで、音が「ゴーーーン」と神々しく荘厳に響いてくれるのです。

少し、というかかなり撥自体の重量が増えましたが、それは馴れの問題…だと思います。

来山した方用のお札と福松も本尊前にお供え。

 

 

福松は境内のアカマツから枝をとって作る、長松院新春のお飾り。

正月うち仏壇に供えていただきます。

欲しい方はご連絡ください。

ご祈祷にいらした方にはお持ち帰りいただきますので、お声がけくださいね。

 

なるべく暖かい格好でいらしてくださいますようお願い申し上げます。

 

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お札作成しました。

年末も近づいてきて、なんだか気ぜわしい毎日が続きます。

クリスマスが終われば、年末年始のお飾りの準備。

何かと忙しくなってきますが、今年は天気の良い日を選んで先に大掃除をしてしまったので少しだけ気が楽です。

 

先日ある檀家さんから「烏枢沙摩明王のお札を作って欲しい」というリクエストがありました。

烏枢沙摩明王とは、東司(トイレ)の明王(仏法を護る神様)で、不浄を焼き尽くし清浄にする力があるとされ、禅宗では東司にお祀りしています。

 

長松院にも立派な烏枢沙摩明王がおられるのですが、そのお札を作ってくれ、というものでした。

 

 

また烏枢沙摩明王のお札には、下半身の病によく効く効力があるとされているため、下の病気にならないように、下の世話を誰かに頼まなくても良いように、と家のトイレにお飾りする方も多いようです。

 

そこでこの写真から、お札を自分で作成いたしました。

それがこちら。

 

 

この絵、長松院の烏枢沙摩明王なんです。

今更ながら、PCってすごい。。。

 

折り方や帯の使い方は、大阪の師匠から教わりました。

師匠、ありがとうございます。

 

そしてこちらは、長松院で一番大きい文殊菩薩。

 

受験も近い季節ですので、合格祈願も作ってみました。

 

 

どちらのお札もご希望があればお譲りいたします。

ご連絡ください。

 

大晦日の夕方6時からご祈祷いたします。

ご来山された方にお分けいたします。

寒い本堂ではありますが、今年一年の感謝と来年一年の希望を込めてみんなでご祈祷いたしましょう。

 

お待ちしております。

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年末御祈祷。

先日も書きましたが、今年は雪が多そうです。

今日も朝から雪がちらつく冬型の天気。

積もる雪ではありませんが、冷え込みがとても厳しい日でした。

本堂もキーンと冷え込み、外と全く変わらない気温でしたが、来年お配りするお札の御祈祷を行いました。

 

 

檀家さんは見えませんでしたが(この寒さではさもありなん)きちっとお勤めはいたしました。

来年は大晦日の日にしてほしいという声がありましたので、大晦日に年窮歳尽とともに執り行いたいと思います。

しかし寒かった。。。

 

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お寒うございます。

日本列島軒並み大寒波が襲来しておるようです。

我が故郷山形ではすでに60センチほど積もったとか。

 

彦根も一昨日より頭の芯が痺れるほど寒く、積雪待った無しかと思っておりましたが、昨日ついに冬将軍が到来いたしました。

 

 

気象庁発表では積雪0なのですが、実際はこんな感じで街は白く覆われました。

慌てて昨日スタッドレスタイヤに変えて正解でした。

この時期に積雪とはやはり例年にはない寒さですね。

 

 

少し太陽が照ったら消えるくらいかとは思いますが、みなさんも体調不良にお気をつけください。

 

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攝心会の準備。

明日午後一時からは長松院の攝心会です。

三炷坐る予定でおります。

膝や腰に自信のない方は、椅子で坐っても構いません。

 

攝心会のために堂内の準備に勤しんでおります。

昼間坐るためどうしても明かりが気になっておりましたので、カーテンを取り付けました。

これで面壁もできます。

頑張りました。

 

まあ頑張ってくれたのは家内なのですが。。。

 

 

単牌もいつもの「坐禅」から「攝心」へ。

 

 

少し薄暗くなりましたでしょ?

ストーブを真ん中に置いて、防寒対策も万全。

しかし、温まりすぎると眠くなるのである程度の寒さは必須です。

 

 

いただいた十牛図の版は聖僧さまの台にかけました。

坐った時の目の高さくらいかな、と思います。

 

坐禅が終われば読経して作務、それから釈尊も食したと言われる(?)スジャータの乳粥、のようなものを接待します。

 

当日はジーンズなどを避け、伸縮性のある坐りやすい格好でご来山ください。

一緒に坐りましょう。

 

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観光客、来山。

師走に入り、何かと気ぜわしいような気になってくる時期となりました。

お寺も忙しくなってくる時期ですが、しかし今年はいつもとは逆。

11月が何かと忙しかったのです。

 

おんな城主直虎も終盤に近づき、舞台は九州へと移りゆく中、11月には長松院に初めて団体の観光バスツアー客が計4回来山いたしました。

 

 

浜松のツアー会社企画のもので、都合100人以上の来山客。

これまでコンサートや萬燈供養会、歴史講演会などいろいろと本堂で行ってきましたが、観光客の団体さんは私も初めて。

どんな話がいいのやら、正直毎回悩みました。

 

 

案内業務に慣れているわけでもないため、実際毎回違うお話になってしまいましたが、一つだけ確信したことがあります。

 

それは、みんなお説法を一生懸命聞いてくださることです。

 

 

寺の責任者として、長松院の素晴らしさをたくさんの人に伝えることにより檀家さんが喜んでくださる。

確かにそれも大切な責任の一つ。

 

しかし私は一僧侶として、お檀家さんではないたくさんの人たちの前でお説法をさせていただける貴重な時間をいただいたんだ、ということに気づきました。

 

「オシャカサマガー」という紋切りのお説法ではなく、一人一人の顔をみて、どんな話を求めているのか、どんな話なら聞いてもらえるのか探りながらするお説法は、引き出しの少ない私にはとても難しい公案ですが、それだけに取り組みがいがあります。

 

まだまだ拙いお話しかできませんが、こんな素晴らしいご縁をいただけたことに感謝しつつ、みなさんを山門までお送りした4日間でした。

 

ツアーの皆さん、ご来山ありがとうございました。

機会があればまたいらしてくださいね。

 

合掌

 

 

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わんちゃん達と飼い主にお願いの儀。

最近、ペットの数も増えましたね。

私は元来イヌ派ですが、昨年よりネコもかなりいいな、と思っております。

イヌは散歩が命です。

ほぼ人生(犬生)の全てをかけていると言っても過言ではないかもしれません。

飼い主としては散歩はその義務ともいえるでしょう。

 

その散歩中のワンちゃん達と飼い主にお願いなのですが。。。

 

山門でおしっこをさせないでください。

 

お寺は神聖な場所です。

人が手を合わせ、祈り、心を落ち着けていく神聖な場所です。

山門はその玄関であり、顔。

誰だって家の前や玄関でおしっこされたら嫌ですよね。

 

散歩はすべきです。

しかし、そのトイレは飼い主の責任。

自分の犬は可愛いです。

その愛情を、他の人が大切に守ってきたものに対しても向けていただきたいのです。

 

飼い主の皆さん、山門でおしっこをさせないでください。

ワンちゃんも場所を選んでおしっこしましょうね。

 

よろしくお願いします。

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遠江国から近江国へ。

 

井伊直虎のドラマで何かとクローズアップされている遠江国ですが、先日浜松の龍潭寺東堂である武藤全裕老師が来山されました。

老師は歴史研究をライフワークとされておられるらしく、この度は川手主水のお位牌のご供養に来られました。

これまで陽の目をみることのなかった川手良則公に脚光が当たっており、草葉の陰で喜んでおられるだろう、と私も感激ひとしお。

 

 

とても気さくな老師で、お話も井伊家にまつわることにとどまらず、浜松の歴史や龍潭寺の歴史、戦国時代についてなど浅学な私をお話について行けるよううまく誘導しながらたくさんご教授くださいました。

 

 

実は老師は長松院に来られるのは初めてではなく、直政公の灰塚に何度か足を運ばれているのだそうですが、寺の拝観をしたのは今回が初めてだそう。

 

 

お会いできて光栄でございました。

また彦根にお立ち寄りの際は、いらしてください。

浜松にお邪魔した際には必ず立ち寄らせていただきます。

合掌。

 

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朝坐禅体験。

観光庁の認定法人である「地域の観光地域づくりを担う」近江ツーリズムボード企画の「朝坐禅体験」を本日7時より長松院選佛場にて行いました。

 

7時とはいえまだほんのり薄暗い中、白い息を吐きながらみなさん来山。

参禅者は全部で11名。

ほとんどの方が初めてだということで、これを機会に坐禅を知ってもらいたいと張り切りました。

 

 

15分ほどのレクチャーの後、25分の坐禅。

みなさん物音も立てず、どっしりと坐っておられました。

中には足がしびれた方もあったようですが、それでいいのです。

しびれた足とともに坐る。

日常ではあまりないことです。

それも醍醐味。

 

 

坐禅が終わると、みんなで般若心経を挙げて朝課(朝のお勤め)。

その後法話をして終了です。

楽しんでくださったかな?

私はとても楽しかったです。

OTBのスタッフの皆さん、ありがとうございました。

また機会があれば、一緒に坐りましょうね。

 

 

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一字写経の記事。

先日、地元の新聞である「彦根新聞」さんに一字写経の記事を紹介していただきましたが、この度中日新聞さんにも取り上げていただきました!

しかも、結構大きい扱い。

なにやら少し恥ずかしい。。。

 

記事は近所のおじさんが「方丈さん、新聞に載ってたぞ!」とわざわざ切り抜いてお持ちくださいました。

ありがとうございます。

 

しかし、もう少し愛想のある顔して写ればよかった。。。

 

一字写経の希望者、お待ちしています。

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臘八攝心いたします。

釈尊は6年にも及ぶ苦行ののち、悟りを開くまでは一歩も動かずと心を決めて12月1日、菩提樹の下にて坐禅を組み、一週間座り続けて8日目の朝、明けの明星を見て豁然と大悟された。

そんな故事が仏教では伝えられています。

我々禅宗では其の故事にちなみ、12月に臘八攝心という集中坐禅会を行います。

臘八(ろうはつ)とは12月のことで、攝心(せっしん)とは心を治めること。

海外でもRetreatなどと言い、各所で坐禅会が行われます。

 

長松院でも臘八攝心をいたします。

 

日時:12月2日(土) 午後1時より4時まで

場所:長松院選佛場

 

13:00〜 止静(しじょう)     坐禅開始

13:25〜 経行(きんひん)     歩く坐禅

13:30〜 止静

13:55〜 経行

14:00〜 止静

14:25〜 開静(かいじょう)      坐禅終了

14:30〜 読経(般若心経)

14:45〜 堂内清掃作務

15:15〜 茶話会(ミルク粥を接待します)

 

坐禅指導いたします。

初心者の方歓迎です。

また、坐禅に興味はあるけれど足、膝、腰などに不安のある方には、椅子坐禅をご指導いたします。

参加費は無料。

タイトなズボンなどを避け、坐り易い暖かい格好でご来山ください。

 

詳しくは長松院まで。

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中庭の再々再整備。

だいぶ陽が短く、朝晩の冷え込みは厳しくなってまいりました。

本堂や座敷などはだいぶ禅寺らしい冷え込みとなっています(笑)

 

しかし日中、外で作務などをしていると汗ばんでしまうほど。

これはもったいない。

お庭の再々再整備など、と思い立ちました。

 

 

まずは梅の木と喧嘩を始めていた桜の木を移植。

これで大きくなればおそらく道路からも花が見えるようになるのでは。

 

ちなみにもう一本植木鉢で育てていた桜は、墓地入口に移植しました。

 

次に、伸び放題伸びていた「長松院の金さん銀さん」こと金木犀と銀木犀。

放ってあったので枝は茂り屋根より高く、絡み合って花も咲かせられないほど。

 

断髪式をして、すっきりとした姿になりました。

住職作ですので、形はイマイチかもしれませんがご了承のほどを。

 

 

梅の奥には新たに石組みをしドウダンツツジを、その奥には黄色の紅葉をそれぞれ移植。

 

 

そして桜のあった場所にはなんとも立派な石楠花の花。

これだけ大きい石楠花ですが、なんとこれが一株もの。

生まれて初めてこんな立派な石楠花を見ました。

 石も自分たちで組みました。

重たかった。。。

 

来年の春が楽しみです。

 

 

薄くなってきた中庭と境内、掘り返した樹木の足元、新たに桜を植えた墓地にそれぞれ砂利を撒きます。

今回はおそらく1トンほどかと。

手馴れたものです。

 

花咲く時期がとても楽しみ。

墓参する皆さんと、散策する観光客と、坐禅に打ち込む参禅者と。

みんなで楽しめる場所を提供できるよう、今日も汗を流す住職でした。

 

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騎牛帰家。

先日、久しぶりに東京在住の技術通訳であり、また作家でもある小池一介先生よりお電話をいただきました。

先生とは以前、世界で初めて「陸舟奔車」と呼ばれる自走式自転車を発明した平石久平次の足跡を辿って長松院に来られたご縁で知り合った仲。

それ以降ご無沙汰していたのですが、変わらずお元気そうなお声で近況報告などをしてくださいました。

 

その際に「実は今ご縁があって細谷而楽の研究をしている」とのお話が。

 

細谷而楽……前橋藩士の家柄に生まれ。明治30年(1897年)9月、東京武術学校予科(現東京藝術大学)に入学、翌年には新しく開かれた塑造科へと進み担当教官である高村光雲に師事。同期には高村光太郎(光雲の子息)がおり、ともに学業に励む。明治41年(1908年)に光雲の推薦により、文部省古社寺保存会に勤務し奈良へと移り、仏像、古美術の修復にその天分を発揮、特に東洋独特の乾漆彫刻の伝統技術を苦心のすえ解明し、復原することに成功。唐招提寺の乾漆仏像を修復してからは乾漆工芸家として知られ、日本国における仏像修復の貴重な存在となる。代表作に新薬師寺の塑造十二神将のうち、江戸時代の地震で失われた1体(寺伝・波夷羅大将像)を補作(1931年)。昭和15年没。 Wikipediaより抜粋

 

その研究の過程、細谷而楽作の十牛図が手に入った。長松院では坐禅会もされているようだから、このうちの一つを寄贈したい。参禅者の皆さんに見ていただいて、坐禅に励んでもらえたら、と小池先生。

 

十牛図(じゅうぎゅうず)……悟りにいたる10の段階を10枚の図と詩で表したもの。「真の自己」が牛の姿で表されているため十牛図といい、真の自己を求める自己は牧人(牧者)の姿で表されている。作者は、中国北宋時代の臨済宗楊岐派の禅僧・廓庵と言われる。

よく知られている作例としては室町時代前期の禅僧の絶海中津が描いた十牛図(相国寺蔵)、室町時代中期の画僧の周文が描いたと伝えられる十牛図(相国寺蔵)がある。      Wikipediaより抜粋

 

今回先生が手に入れたのはこのうちの6番目、騎牛帰家。

牛(悟り)を求めて旅して歩いた童子(修行者)がその牛にまたがり、家(元いた場所)に帰る図で、修行がかなり完成されている状態を表す段階です。

ここまで(最初の悟り)に至る道は大変長く厳しい道のりなのですが、禅堂にまさにぴったりの版画です。

 

どうやらこの作品は昭和の初め、つまり細谷而楽最晩年の作と考えられる、と小池先生。

下地には布と石膏の上に漆をかけたものらしく、重そうに見えますが実際は見た目よりだいぶ軽いです。

 

ちなみにこんな古い立派な箱に入れられていました。

 

禅堂のどこに飾ったものかしばし悩みました。

入り口か、柱か、桟の上か、はたまた聖僧さまの机の前か。。。

 

で結局入り口のところに飾りました。

みんなに見てもらうには一番いいように感じました。

 

私も早く牛に乗れるように修行に勤しみたいと思います。

小池先生、本当にありがとうございました。

お寺の宝として大事に伝えてまいります。

 

次の坐禅会が楽しみです。

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11月坐禅会時間変更のお知らせ。

11月4日の坐禅会についてのお知らせです。

 

諸事情により4日の坐禅会は通常の2時より一時間遅い、3時からの止静(開始)となります。

参禅される方にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

合掌

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小田一福のふくふくコンサート。

彦根出身、または彦根にゆかりある音楽家を支援する団体である「彦根の音楽家を支援する会」主催による、音楽会”小田一福のふくふくコンサート”が長松院正覚殿において開演されました。

前々日から本堂ではコンサートの準備を始め、準備万端。

 

しかし、住職の法力が足りず(申し訳有りません)二週続けての台風の襲来。

お客さんの入りが心配されました。

 

が、しかし。

 

蓋を開けてみれば、続々と来客数も増え、60人以上は見えたでしょうか。

まずまずの盛況ではなかったかと思います。

 

私も僭越ながらご挨拶させていただきました。お寺の歴史や概要などを少しの時間お話しさせていただいたのち、演奏開始。

 

実は、恥ずかしながら私は琴の演奏会というものが初めてでした。

もともと音楽が大好きなタチなので、個人的にとても楽しみにしていたのですが、演者の小田一福先生の演奏はとても素敵なものでした。

一福先生は東京出身なのですが、父上が彦根出身の方で、「彦根は第二の故郷」とおっしゃっておられました。

 

演じられた曲は、琴の曲としてはおそらく一番有名な「六段の調」に始まり、「千鳥の曲」、「さくら」、喜納昌吉の「花」、沢井忠夫の「賛歌」と続き、最後は滋賀県民心の曲「琵琶湖周航の歌」を全員で合唱して幕を閉じました。

 

「ソロでのコンサートは初めてなので大変緊張しましたが、仏さまたちとみなさんのお力を借りてなんとか終えることができてホッとしました」とは先生の言葉ですが、さすがは若手の気鋭演者、その演奏たるや堂々たるものでした。

 

 

琴の調べと雨音の調べが妙にマッチし、お寺の本堂という独特の雰囲気とともに幻想的な空間を生み出していました。

「日本の文化を守っていく一助となるよう今後も頑張ります」という先生の言葉に、私自身も強く打たれ、日本文化である禅をもっともっと広められるよう頑張ろう!と胸に刻んだ演奏会でした。

 

演奏してくださった一福先生、演奏会のスタッフの皆さん、また大雨の中ご来山くださったオーディエンスの皆さん、ありがとうございました。

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

また来年、このような形で携わらせていただければ幸いです。

 

合掌

 

 

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報恩作務と特派布教と台風。

曹洞宗では、毎年この時期に全国で「特派布教」というものが行われております。

特派布教とは、禅師さまより特に任命、派遣された布教師さまが禅師さまに代わり布教して歩く、というもので、今年はその栄えある会場に長松院が選ばれました。

 

長松院としては数十年ぶりの会場ということで、今年は報恩作務の際に本堂を中心として特にキレイにお掃除をしていただきました。

 

みなさん、忙しい中沢山集まってくださり、おらが寺の磨き上げに必死です。

当日は90人ほどの方が集まるということで、掃除の後は椅子を並べたり机を出したりと大忙し。

遠くは大阪、神戸からわざわざ駆けつけてくれた方もありました。

ありがとうございました。

 

後は当日の法話の会を待つのみ。

 

 

であったはずなのですが。。。

 

 

台風直撃!

前日夜から警報が発令され、夜にはここ中央町にも避難指示が出されることに。

風邪で本堂が揺れ、天井から土やほこりが大量に降ってきました。

 

 

しかしそれはすでに織り込み済み。

 

朝早くから作務をしようと本堂に行ってみると。。。

 

 

 

 

なんということでしょう。

本堂正面玄関のガラスが割れているではありませんか!!

 

 

 

呆然となりながらも、まずはガラスの片付けから。

しかし朝になっても警報は出されたまま。

台風の中、引き戸を開けたままと全く変わらない状況です。

本堂には強い風と飛ばされたゴミが吹き込んできます。

こんな状況でお客さんをお迎えできるのだろうか。。。

途方にくれ、教区長老師に相談の電話をかけてみると、被害は彦根だけにとどまらず東近江でもひどかったようで国道が冠水している、とか木が倒れて電車がストップしている、という話も。

そこで急遽取りやめるという苦渋の決断を下しました。

参加される予定の皆さまにその旨を電話でお知らせし、布教師老師にその旨をお伝えして謝罪。

残念な結果と相成りましたが、天気と泣く子にはかないません。

布教師老師の素晴らしいお話を楽しみにしておりましたが、それはまた次の機会に譲ることとなりました。

来山予定だった皆さま、またこの日のために掃除に駆けつけてくださった皆さま、誠に申し訳ございませんでした。

合掌。

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井伊直政 〜家康筆頭家老への軌跡〜

先日、川手良則公の位牌や彦根長松禅院記などで大変お世話になった、野田浩子先生が上梓された新刊「井伊直政 〜家康筆頭家老への軌跡〜」を送っていただきました。

 

 

野田先生は小説家ではなく歴史研究家ですので、今回の内容はノベルスティックな感じではなく、あくまでも史実に基づいた検証をされた本です。

 

この本の中で長松院もご紹介いただいています。

 

直政、直弼と二人も開国の元勲を輩出している彦根藩はやはり偉大ですね。

 

戎光祥出版から出版。

2500円です。

興味ある方、ぜひお手にとってお読み下さい。

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第一回 夜坐。

昨晩、初めて夜坐をしました。

昼の時間に座りに来れない方も、夜のこの時間ならいける方もあるかと始めた坐禅会です。

一人二人くらいの参禅かと思っていましたが、ミシガン大学の留学生が先生に連れられて七人こられました。

賑やかな坐禅会になり、レギュラーで来られている参禅者の方とびっくりしながら楽しく座らせていただきました。

「大衆の威神力」とはよく言ったもの。

静かに過ごす時間なのに、たくさんで座る方が楽しいなんて、お釈迦さまもびっくりです。

 

第一土曜日二時からの月例坐禅会に加え、夜坐も毎月行って参りたいと思います。

興味ある方、是非ご参加ください。

 

夜坐 毎月最終金曜日 夜七時より。

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平成二十九年秋彼岸、無事圓成。

小雨がそぼ降る彼岸の入りの日。

本日は長松院の秋彼岸大施食会の日です。

 

平日ということもあってなかなか人出は見込めないですが、たくさんのお檀家さんがお申込みされました。

 

今年は実家の山形から両親が助っ人に来山。

幕を張ったり、掃除を手伝ってくれたりと大活躍。

何より健康でいてくれることに感謝です。

さらにありがたいことに、入山時には三ヶ寺だった随喜寺院さんも、今回からは倍の六ヶ寺に増え、法要をお手伝いくださいました。

心より感謝申し上げます。

 

これからも精進してまいりますので、檀家さんの皆様、近隣随喜寺院様、どうぞよろしゅうお願い申し上げます。

 

今回申込みされて不参だった皆様には、近日「廻向之証」を送付いたします。

少々お待ちくださいね。

 

合掌

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一字写経のすゝめ

毎年3月と9月の20日は、長松院の彼岸会です。

 

檀信徒の皆様が多く集まる、明日のお彼岸から「一字写経」を始めます。

 

この一字写経は我が書道の師である、真下良祐先生の発案で、お経の中から選んだ字を書いたお手本をおみくじのように引いて、それを金泥を使って書き写し、書いた方はお寺に納経、お手本はそのままお守りとしてお持ち帰りいただくというもの。

 

書いた字について興味ある方は住職からひと口法話の形でお話しいたします。

詳しくは一字写経のすゝめをご覧ください。

来山の記念にいかがですか?

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川手良則公の墓参り。

先日、長松院にある謎のお位牌がどなたのものか判明しましたが、今日は思い立ってその人物「川手良則公」の墓参りに行ってまいりました。

 

川手良則公は、元は武田→徳川の家臣で、家康に命じられて直政公の直臣となった人物。

また直政公の姉である高瀬姫を娶ったことから直政公とも縁の深い人物。

お位牌を預かる寺の住職としては、一度は墓参しておきたい。

そんな思いから、月参りが終わってその足で出かけました。

 

お墓の場所は、地元歴史研究家の増田さんに伺い、ある程度は分かったつもりで行きましたが、近くまで行ってからが大変。

周りは全て田んぼで、しかも標識も何もない。

ここかな、いや違うな。

かれこれ30分ほども彷徨ったでしょうか。

共同墓地に生える背の丈ほどもある雑草の茂みを超えたあたりにそのお墓はひっそりと建っていました。

 

左が川手良則公、右手が孫の川手良富公の墓石。

長く人の参った形跡もなく、周囲は荒れ放題でした。

無縁になるというのはこういうことなのだなあ、と感傷的になりながら、線香を供えお経を一巻挙げて来ました。

 

川の字は、河の場合もあるようです。

川手主水父子、とありますが、実際は祖父と孫。

色々ややこしいことがあった家系のようですね。

墓石は半分に折れ、放置されていました。

幕末にお家再興を果たしたようですが、その後の消息はわかりません。

長松院のお墓もそうですが、名のある人のお墓が荒れていくのは忍びないものです。

今後も近くに寄った際には手を合わせていこうと思います。

合掌。

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長松院の歴史と謎のお位牌。

位牌堂を掃除していたところボロボロになった経本のようなものを発見した。

中を開いてみると、そこには「彦根長松禅院記」と書かれ、漢文が記されている。

「これは。。。もしや。。。。」

そこには長松院の成り立ちが詳細に記されていた。

 

しかし悲しいかな、読みこなすまでの力量が私にはなかった。

浅才非学を悔やんでもしょうがない。

(きっといつか仏縁があって、この文書を読み解いてくださる方が現れるに違いない)

そう信じて、その文書は大切にしまっておいた。

 

また後日。

同じように位牌堂を掃除していると、土埃にまみれた古い位牌が二つ、目に止まる。

一つには”凌空院殿前上林大官抜山道華大居士”、もう一つには”松壽院殿前上林大官華屋泉英大寂門”の戒名が、そして大居士には慶長六年八月十六日、大寂門には寛永五年十一月十日とそれぞれ没年月日が刻まれていた。

過去帳を繰ってみても、これらの戒名は載っていない。

しかし院殿大居士、大寂門である。

名のある武士のお位牌なのではないか。

ところがこの二人の戒名、ネットで調べても全くヒットしない。

誰のものかもわからぬまま、供養だけは続けていた。

 

と、これがどちらも三年ほど前の話。

 

やはり仏縁というものはあるのですね。

この文書を読み解いてくださり、また位牌の人物を特定してくださった方があります。

 

野田浩子先生。

 

彦根在住の歴史研究家で、以前は博物館で学芸員をされていた方。

現在は退官されて、ライフワークである彦根の歴史を深く掘り下げるお仕事をされています。

近々本を上梓されるとのことで、直政公灰塚と出陣之繪圖を挿絵として使いたい、と来山されて仏縁を得ました。

 

その際色々質問ぜめにしてしまい、野田先生もさぞ閉口されたかとは思いますが、物知らぬ山僧に色々とご教授くださいました。

数ある質問の中でやはり気になっているのは長松院の歴史。

話の途中で「はっ!」と思い出し、彦根長松禅院記とお位牌をみていただきました。

先生はつらつらと長松禅院記に目を通され「写真に収めて読み下しを書き出します。位牌も心に留めておきますね」とおっしゃり、その日はお帰りになられました。

 

私も私なりに先生に教えてもらった図書館にある「寛政重修諸家譜」という本で戒名を調べたりしましたが、やはりはかばかしくありません。

未だ仏縁熟さずかな、と思っていた矢先、昨日野田先生から「書き下し文できました」との一報が。

その際「お戒名の方々、判明しました」とのこと。

なんと!

早速ご来山いただき、資料をいただきました。

 

(「彦根長松禅院記」に関しては、別コーナーでアップいたします)

 

さて、この戒名についてですが、”凌空院殿前上林大官抜山道華大居士”は河手(川手)良則公、”松壽院殿前上林大官華屋泉英大寂門”はその孫の良富公ではないかと先生はおっしゃられます。

その根拠として

 

①戒名にある上林大官という官位は中国風のもので日本風にいうと”主水”。そして河手家では良則公も良富公も主水を名乗っていたということ。

②院殿大居士も院殿大寂門もそれなりの家柄でない限り、つけられない戒名であるが、河手家は元は武田→徳川の家臣であり、家康の名により直政公の姉である高瀬姫を娶り直政公に使えた筆頭家老。家柄は申し分ない。

③二人の没年月日が位牌に記されているものと合致する。

これらのことから推察するにおそらくこの二人で間違い無いであろう、とのことでした。

 

河手良則公についてはこちら

 

 

 

左が河手良則公御位牌。

 

 

 

右が河手良富公御位牌。

直虎公の大河の年に、井伊直政公ゆかりの、しかも義理の兄の位牌と判明したことに軽い興奮と深い因縁を感じております。

これからも懇ろにご供養してまいります。

 

なお、良則公のお墓は近年南彦根で発見されたとか。

近々に墓参に行ってまいります。

 

野田浩子先生、お忙しいなかお時間を割いていただきまして、ありがとうございました。

今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

合掌

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夜坐、はじめます。

暑かった夏も終わりを告げ、なんだか朝晩は寒くすら感じる今日この頃。

秋ももうすぐそこまできていますね。

 

今月から、夜坐、夜の坐禅会を始めます。

日中の坐禅とは少しちがう雰囲気の中で一緒に座りませんか?

 

もちろん参禅は無料。

夜坐は、ひたすら坐る会にします。

法話もなし、作務もなし、読経もなし。

1週間の自分を見つめ直す時間。

週末を迎える心構えを作る時間。

ひたすらに坐って悟りを開く時間。

 

動機はなんでも構いません。

一緒に静寂な時間を共有しましょう。

 

詳しくはお寺まで。

 

お気軽にお問い合わせください。

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選佛場、開単。

正覚殿(法堂)左の間を利用して坐禅堂に見立ててまいりましたが、新たに「選佛場」と命名、額を掲げました。

 

書の師匠、真下先生に揮毫願い、完成。

坐禅と放参の板もお願いしました。

真下先生、いつもありがとうございます。

 

放参とは、坐禅のお休みという意味。

あまり放参が続かぬ様、坐禅の回数を増やしていく所存です。

こちらでまた坐禅会のご報告をいたします。

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長松院の地蔵盆、二日目。

今年の地蔵盆も今日で終わり。

次の長松院出の地蔵盆は再来年です。

朝はみんなで愛校作業と呼ばれる小学校の清掃があって、今日は11:30からのスタート。

お昼ご飯をいただいたあと、坐禅会。

ほとんどの子供が初めての体験。

少しそわそわ、ガヤガヤ。

 

お母さんがたも一緒に座蒲を準備してもらい、坐禅の仕方を説明。

神妙な面持ちのみんな。

さすが小さい子供、股関節が柔らかく結果を組める子も多数いました。

無理しないように。

15分ほどの坐禅でしたが、外で走り回っている時とは打って変わっての集中ぶり。

子供に坐禅は無理だろう、というのは大人の偏見であることがよくわかります。

 

坐禅が終わって、緊張と弛緩のお話と、インドラのネットについてのお話をしました。

人は一人では生きていけない、生きていってもつまらないという趣旨でしたが、真剣に聞いてくれました。

 

お話も終わり、みんなで堂内の雑巾掛け。

 

フローリングが多い最近の住宅事情から、畳拭きが初めての子もたくさんいました。

みんな上手に掃除してくれたので、本尊さんもニコニコ。

 

私はこのあと檀務がありお寺を後にしましたが、最後まで楽しく遊んでくれたようです。

また再来年、何か楽しいことをして遊ぼうね。

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長松院の地蔵盆。

中央町の地蔵盆は、長松院と隣の蓮華寺さんとで毎年交代で行なっています。

今年は長松院の番。

張り切って色々準備しました。

 

まずはお昼は流しそうめん。

さすがに子供達にその準備は難しいので、私と家内とで前もって作成。

 

 

子供達には、それぞれ自分の器を竹で作ってもらいました。

慣れない手つきで竹をギーコギーコ。

みんな汗だく。

 

出来上がった器で流しそうめん。

これは楽しい!

 

昼からはみんなで灯籠作り。

筆を使って自由に書いてもらいます。

これはもはやアート展です。

夕方涼しくなってきた頃にお地蔵さん前でお経。

みんなお地蔵さんの話を真剣に聞いてくれています。

 

お経が終われば恒例の「中央町子供会の乱」

水鉄砲で仁義なき抗争の始まりです。

小さい子なんかは泣いてしまうハプニングも。

謎のマスクマンも乱入。

お約束です。

 

お母さん、お疲れ様。

 

 

十分水を堪能したところで第一部はお開き。

続いては夜の花火大会へ。

 

灯篭でお出迎え。

今年初めて花火をする子もいてみんな大はしゃぎ。

きっと子供達だけでなく、大人もお地蔵さんも楽しかったと思います。

明日は坐禅会とお掃除が子供達を待っている。

地蔵盆あと一日、頑張ります。

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御開山様大遠忌と萬燈供養会。

今年で3回目を迎える萬燈供養会が、お盆の送り火である15日に厳かに執り行われました。

今年は、長松院の御開山様である貴山永胤大和尚の示寂四百回忌の大遠忌にあたる年でしたので、そのご供養も合わせて執り行わせていただきました。

 

あるお檀家さんから「毎年の恒例行事になってきましたね」と嬉しいお言葉もいただいた今年の供養。

 

さすがに3回目ともなると、準備もテキパキと進められます。

 

 

大圓も書き物などのお手伝い。

助かります。

 

 


心配だったのは、空模様。

数日前からの雨予報に加え、朝から降っては止みの繰り返し。

果たして灯籠を境内に並べたものか、軒下に並べたものか。

 

最後まで悩みましたが、5時を回って晴れていたので腹をくくって境内へ。

 

大した法力も持たぬ山僧の私ですが、先祖を送ってこられた皆様の日頃の行いの良さが幸いしたのか、結局雨は降らずじまい。

例年通り幻想的な雰囲気に包まれた長松院でした。

 


 

そして引続きカレーの接待。

美味しく食べていってくださったなら幸いです。

 

そしてカレーの後はちびっ子達と恒例の花火大会。

私も一緒になって騒いでいて、写真を撮るのを忘れました(反省)

 

檀家さんが笑顔で集えるお寺になるようにこれからも精進してまいります。

参加された皆様、お疲れ様でした。

次は秋の報恩作務でお待ちしています。

 

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オニバス開花!

台風5号が日本列島に接近し、風が吹き荒れ蒸し暑い今日この日、待ちに待ったオニバスが花を咲かせました!

 

 

数日前にも開花したようなのですが、心無い人のいたずらか、花芽がちぎれていたようです。

鬼とは名ばかりの可愛らしさ。

かわゆす。

 

花周りのトゲはツンデレのよう。

しかし、実際触ってみると本当に刺さります。。。

触らないようご注意ください。

 

さらにもう一つの蕾を発見。

蒸し暑い台風の中、一陣の涼風を感じた朝でした。

やはり、長松院には赤鬼の子がよく似合う。

頑張れ、オニの子!

 

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ミシガン大学での坐禅会。

彦根には、アメリカはミシガン州立大学連合日本センター(JCMU=the Japan Center for Michigan Universities)と呼ばれる施設があります。

琵琶湖と五大湖という湖つながりで、滋賀県とミシガン州は姉妹都市なんですね。

そこでは短期留学プログラムでたくさんの留学生が来日しているのですが、仏縁あって先週の7月21日、施設にお邪魔して留学生とともに坐禅会をしてまいりました。

 

およそ20名の参禅者でしたがほぼ全員が初体験。

私もお寺や禅堂以外での坐禅指導は初めてでしたので、いささか勝手が違う趣に。

入り口入ってすぐのエントランスロビーでの坐禅でした。

 

 

アシスタントに、夏休み中の息子の大圓を連れて行きました。

坐蒲を配ったり、坐り方のパフォーマンスをしたりと大活躍。

手伝ってもらってとても助かりました。

 

 

ただ坐るだけじゃなく、坐禅の作法もあります。

合掌、叉手、法界定印など、印についての説明も。

 

 

「これはただのクッションではありません。みなさんがこれから体を預けて一緒に坐ってもらう仲間です。そう思ってきちんと形を整えてくださいね」

 

 

 

足の組み方もやはり難しかったようで、途中モゾモゾと動く人も。

これは仕方ないですね。

 

 

坐禅を終えた感想は「足が痛かった」「痺れて動けない」と至極真っ当なもの。

畳の上ではなく、カーペットの上での坐禅だったことも痛みの原因かもしれませんね。

 

もしもっと坐禅がしてみたくなったら、今度はお寺に来てください。

また一味違った坐禅に出会うことができるかもしれませんよ。

 

私自身もとても有意義な時間を過ごさせていただきました。

参禅者の皆さん、JCMUのスタッフの皆さん、ありがとうございました。

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魚籃観音、鎮座。

井戸の整備も終わり、周辺も落ち着いてまいりましたので、魚籃観音さんに井戸のお守りをお願いいたしました。

 

 

 

長松院には元来、二人の魚籃観音さんがおられました。

そのうちの一人はすでに墓地の井戸にお出でいただいていますが、今回はもう一人の魚籃観音さんに行っていただきました。

 

懇ろに撥遣(魂抜き)の儀式を執り行い、井戸へ。

 

 

 

まだ三具足(香炉、燭台、花瓶)は揃えていませんが、近々に置く予定をしております。

井戸の蓋が鉄製なので、真夏には高熱になるため蓮華座の代わりに大釜の蓋を使用。

この観音を念ずれば、羅刹・毒龍・悪鬼の害を除くことを得るとされ、中世以降に親交を深めた観音さんだそうです。

みなさん、長松院の中庭にこられた際はどうぞご挨拶くださいますようお願いいたします。

 

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蓮の台(うてな)。

今年も本堂前に植えてあるハスの花が咲き始めました。

今年で三年目ですが、これまでで一番多く花が咲いています。

この春は晋山式準備のため植え替えをしていなかったのですが、咲いてくれてよかったです。

毎年根を起こさなくても大丈夫なようですね。

 

ハスは仏教において大切にされる花の一つです。

蓮は泥より出でて泥に染まらず(泥まず、とも)といい、泥=世俗から育って泥にまみれず、気高くまっすぐに凛とした花を咲かせる、仏教者のメタファーとして捉えられてきました。

調べてみると、ヒンドゥー教においても神々のシンボルとして大切にされているということでした。

 

「拈華微笑(ねんげみしょう)」というお話があります。

 

ある日、釈尊が弟子を集めて霊鷲山にて説法を行った際、釈尊は華を拈じて高くかざされた。

みんなは意味がわからずポカンとしていると、摩訶迦葉のみがそれを見て破顔微笑した。

そこで釈尊は「吾に正法眼蔵、涅槃妙心、実相無相、微妙法門あり。不立文字、教外別伝、摩訶迦葉に付嘱す(私には正しく物事を見る智慧の目があり、また悟りに至る門がある。これは言葉によっては決してたどり着くことのできないものである。この真実の教えを摩訶迦葉に伝える)」

そう仰られた、という話です。

     

本当の正しい生き方は言葉で理解するものではない、という禅的な教えの有名なものですが、この時に釈尊が拈った花が蓮ではないか、という説があります。

 

また、仏さまが座っていらっしゃるのは蓮の花(蓮華座)ですし、人が亡くなって三日目に行われる供養を「開蓮忌」と言います。

 

さらに我々僧侶が供養の時に手にする宝具の一つに「如意」というものがありますが、あれも蓮の花をかたどったもののようにも見えます。

 

 

また花を咲かすのが七月から八月のお盆時期にかけて咲くというのも仏花の代表とされる一つの要因かもしれませんね。

「ご先祖さまも釈尊のように、蓮の台に座ってください。そして我々をお見守りください」

そんな気持ちが込められているような気がします。

 

 

 

 

もうすぐ今年もお盆の季節。

ご先祖さまが、帰ってきます。

長期のお休みを取れる数少ないチャンス。

帰ってくるご先祖さまとのんびり家で過ごすお盆も、たまにはいいかもしれませんよ。

 

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配管工事無事終了。

さあ、これで配管して、コン柱を立てて蛇口を取り付け、排水溝の手配をしておけや柄杓を用意すれば完成。

 

配管はわりかし楽でした。

 

 

 

ツルハシを振るい、ただひたすらに穴を掘る。

余計なことは考えず、集中する作業は、まるで坐禅。

 

そして配管して、接着し、配管して、接着。

 

檀家さんからもらったシンクを組み立て、配水管には雨どいの壊れたものを使用。

穴を掘って埋めました。

バラスを敷いて、完成です。

 

 

とはいえ、まだ屋根もなく使い勝手はお世辞にもいいとはいえないかもしれませんが、使ってみて「ああしたほうがいい」「こうするといいかも」とご意見ください。

できうる限り善処します。

とりあえず、これにて完成といたします。

 

全行程四日あまりの工事でした。

 

疲れましたが、いい経験をさせていただきました。

 

次は池に挑戦したいです。

 

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井戸ポンプ設置。

井戸がきれいになりましたので、一度水を空にして湧き水がたまるのを待ちます。

まだまだ湧水が豊富ですので、使える日が楽しみです!

まずはポンプの設置。

井桁に柱を組み、土台にします。

 

ちなみに配管用パイプ、防護用パイプ、井戸ポンプ以外は全て廃材、またはお寺にあったものを使用。

リサイクルの最先端を行くのが長松院のモットー。

地球に優しいお寺を目指します。

 

 

 

 

次に井戸に用水パイプを設置し、砂取器を装着して配管します。

 

 

 

 

さて、これで水が出れば完成なのですが。

 

 

出ました!!

 

明日は配管編です。

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中庭の井戸整備始めました。

長松院には昔から二つの井戸がありました。

一つ目はお墓に、そしてもう一つは中庭に。

お墓の方は一昨年整備して現在も稼働中なのですが、中庭の方はなかなか手付かずで置いてありました。

しかしこの度!

怠惰な自分を反省し、一念発起して中庭井戸の再整備に取り掛かりました!

 

 

何はともあれ、ポンプを購入。

いろんなタイプがあり迷いましたが、お墓にある物と同タイプにしました。

メーカーもたくさんあって、とてもいい勉強になります。

 

次は井戸のお掃除。

新たに井戸を掘るわけではないので、今回の一連の作業の中で実はこれが一番大変。。。

井戸の底は長く潜っていると低酸素状態になりとても危険です。

みなさんも一人での作業は極力お控えください。

 

長年使われていなかったため、井戸内部は苔の巣。

これをこすり取らなければなりません。

まあ、前回もやっておりますしなんとかなるでしょう。

 

 

藻や苔と格闘すること数時間。

頑張って中をきれいに掃除しました。

 

 

きれいになったでしょ?

次はポンプ設置編です。

乞うご期待!

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オニが仲間になりました。

彦根城には鬼がいる。

古くは清少納言の枕草子にも登場する、奇妙な生き物、オニ。

しかしてその実態は!?

 

 

 

というとなんだかおどろおどろしいですが。。。

 

実は鬼というのは彦根城のお堀に生息するオニバスのことです。

 

 

オニバスとは...オニバス(鬼蓮)は、スイレン科一年生の水生植物である。浮水性の水草であり、夏ごろに巨大なを水面に広げる。本種のみでオニバス属を構成する。アジア原産で、現在ではアジア東部とインドに見られる。日本では本州四国九州湖沼河川に生息していたが、環境改変にともなう減少が著しい(後述)。かつて宮城県が日本での北限だったが絶滅してしまい、現在では新潟県新潟市が北限となっている。(Wikipediaより)

 

 

 

 

 

危急種に指定されているらしく「彦根城オニバスプロジェクト」というグループがオニバスの種の保護、保存、環境の改善やその普及をされており、そのメンバーの方が長松院で育てて欲しい、とわざわざ株をお持ちくださいました。

 

それがこれ。

 

 

 

オニバス、なんて恐ろしげな名前ですが、花はとても可愛いようです。

ご親切に、ハスの入れ物とボウフラよけのメダカまで一緒にくださいました。

 

ありがとうございます!

大切に育てます。

 

彦根固有のもの、ということで県外はおろか市外への種子の持ち出し禁止。

 

厳重な管理のもとに育てていくことを覚悟しました。

ちょっとオーバーですかね(笑)

 

 

 

こうなってくるとむくむくと鎌首をもたげてくるのは「池をつくりたい!」という欲求。

オニバスはあまり深い池だと花を咲かせにくいと聞きました。

浅い池ならつくりやすいし。

 

お盆が終わったら着手しようかな。

 

ウズウズしています。

 

カールおじさんのようだ。

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七夕ですね。

梅雨らしい雨もあまりないまま、七月に入りました。

今日なんか、外にいたら熱中症にかかりそうな、そんなかんかん照りのお天気です。

お檀家さんの真下さんが七夕用の笹を持ってきてくれました。

いつもありがとうございます。

 

 

 

昨年から始めましたこの短冊飾ですが、思ったよりたくさんの人が通りがかりに書いていってくれまして昨年はとても好評でした。

今年も昨年同様、気軽に願いごとを書いていってほしいなあ、と思います。

 

先ほど飾り付けをしていたら、近所のおじさんに「いろいろやってはりますなあ」と声をかけていただきました。

「ここにきて何年になる? 新しい住職になってからお寺も頑張ってはるなあ」とのこと。

とても嬉しかったです。

 

 

みなさんもお参りのついでに、通りがかったついでに願いごとを書いていってください。

みんなの夢が叶いますように。

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雨の憂鬱。

雨の日はとても憂鬱な気持ちになります。

 

空梅雨の今年の梅雨ですが、お参りや外作務をする立場としては空梅雨はありがたい。

農家の方や園芸関係者、庭の植物たちにとっては迷惑な話かもしれませんが、これがいつわざる正直な気持ちです。

私が何より雨が降ると憂鬱になるその理由。

 

それは。

 

 

 

本堂の雨漏りです。

 

この冬の大雪で瓦がだいぶずれ、大被害を被った長松院ですが、雨漏りも予断を許さない状況となってきています。

おそらく瓦が割れているか落下してしまい、ダダ漏れになっているのでしょう。

ぼたぼた落ちてくる雨粒で本堂の畳はぐしょ濡れ。

 

 

直政公灰塚側の天井からも水が漏れてきており、屋根の下板にも問題が生じていると思います。

籠のところが一番ひどい状況で、家中のバケツや洗面器、ぞうきんを総動員して処置にあたっていますが、根本的な解決にはなりません。

このままでは天井が腐って青天井になってしまいかねません。

早急に修復にかかりたいと思いますが、まずはどれくらい費用がかかるかを調べてからですね。

先ほど瓦屋さんに早速連絡いたしました。

 

頭の痛いことです。

とほほ。

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中庭の手直し。

空梅雨の晴天が続く今日この頃ですが、みなさまどのようにお過ごしでしょうか?

晋山式からこっち、あまり中庭も手を入れてなかったのですが、あまりいい天気が続くので思い切って再整備を始めました。

 

こちらが整備前。

で、こちらが整備後。

あまりお分かりにならないかもしれませんが、椿の木を移植して代わりにヤマアジサイと菖蒲を植えました。

ほぼ1週間かかっての作業です。

 

時期が来たら、桜の木を直政公の灰塚の方に移植したいと思います。

来年のこの時期が楽しみです。

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赤鬼、テレビ出演!

直政公の騎馬武者姿「井伊直政公出陣之繪圖」が、いつの間にか有名になってしまいまして。。。

昨日ついにテレビ出演をいたしました!

 

番組はNHK-BSプレミアムの「英雄たちの選択」

関ヶ原の戦いにおいて、福島正則を抜け駆けして一番槍を仕掛けるかどうかの判断についての検証の回だったため、直政公=出陣之繪圖となったようです。

 

実は、晋山式の前日の五月十三日、灰塚と合わせて取材の申し込みがあったのですが流石にそれは受ける事叶わず、写真だけ送ってこういった形となったのでした。

今度は是非とも灰塚や長松院そのものを取り上げていただきたいものです。

 

再放送がありますので、興味ある方はご覧ください。

 

英雄たちの選択 「関ヶ原・抜け駆けか同士討ちか? 井伊直政の決断」

2017年6月29日(木)あさ8:00~9:00

 

 

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紫陽花のおまじない。

今年も紫陽花の花が綺麗に咲いています。

毎年少しづつ移植していますので、鬱陶しい梅雨時期のささやかな楽しみです。

今年は鬱陶しい程雨続きではありませんので、水撒きに毎日勤しんでおりますが。

 

以前紹介しましたが、関西地方では6月の6のつく日、6日16日26日に紫陽花を奉書(半紙でも可)に巻いて東司(トイレ)に吊るすと、一年間下の病気にかからないとする風習があります。

私がそれを初めて教えてもらったのは、大阪にいる頃。

奉書に家族の名前を書いてそれで紫陽花を巻いて吊るすのだそうです。

こんな風に書いて紫陽花に巻きつけて、紅白の水引で巻きました。

 

だいぶとオリジナリティあふれる作品ですので、こんなんとちゃう!という意見があるかもしれませんがそこはご容赦ください。

 

お寺にある東司に吊るしておきました。

お寺で東司をお使いになられた際には確認して見てください。

今年も無病息災で過ごせますように。

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滋賀大学坐禅会。

本日、滋賀大学の学生さん18名が参禅に来られました。

半数が台湾や韓国、マレーシアなどからの留学生。

異文化交流の講座の一コマに、との坐禅会でした。

ほとんどの方が坐禅は初体験。

 

「棒で叩かれるのかなあ」

 

神妙な面持ちで参禅する大学生。

いつも通りに坐禅の作法を紹介し、一炷坐りました。

 

さすがは大学生。

ほとんどみなさん、集中して一炷を終えます。

 

坐禅の後は、みんなで堂内の拭き掃除。

静の修行の後は、動の修行。

みんなサボる人もなく、テキパキとお掃除。

 

お掃除の後は恒例の茶話会。

お茶とお菓子をいただきながら、意見交換会。

「初めての坐禅はいかがでしたか?」の質問に、「足がしびれた」「眠くなった」などの意見の他に「作法ってとても合理的なんだなあと思いました」という意見も。

我が意を得たり、と嬉しくなってしまいました。

 

時間はあっという間に過ぎ、後片付けまでしっかりとしてみなさん帰路につきました。

とても楽しい時間でした。

みなさんどうもありがとうございました。

これに懲りずにまたご来山くださいね。

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坐蒲が揃いました。

坐禅会を始めて一年以上が過ぎました。

当初は誰も来ず、一人で座ることもしばしばでしたが、少しづつ参禅者が増え、定期的に坐りに来られる方もできました。

先日は子供の坐禅会があったり、また滋賀大学の生徒さんが来山して行う坐禅会の予定や、ミシガン州立大学に通うアメリカ人留学生の為の坐禅会予定など、賑やかになりつつある長松院坐禅会ですが。。。

 

大人数に対応する坐蒲がない。

 

一番多い時で30人ほど来られ、椅子に座ってもらったり座布団で代用したりしておりましたが、奥さんがこの度坐蒲を増産してくれました。

全部で大人用25個、子供用10個、幼児用5個。

すべて手作りの坐蒲です。

 

 

坐蒲には、大きめのものや小さめのもの、硬めのものや柔らかめのもの、綿製のものや天鵞絨タイプのものなど種類が豊富ですので、好みに合わせて選択できます。

色々試して坐ってみるのもいいと思います。

 

作ってくれてありがとう。

みなさん、大事に使いましょうね。

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おやこ坐禅会。

ひょんなことからお知り合いになった方からの申し出により、「おやこ坐禅会」を開催いたしました。

この方は彦根西地区の公民館にお勤めの方で、毎年この時期に「地域子ども教室」と銘打って、親子で参加できる活動を企画されておられるそうで、今年は初めて坐禅会を企画したのだそうです。

 

朝九時半に長松院集合。

参加したのは三年生三人、五年生二人、保護者三人の総勢八人。

初めは少し不安そうな面持ち。

(棒で叩かれるのかなあ。。。)

 

少しお寺の話と、坐禅の仕方を説明。

今度はみんな、神妙な面持ち。

無駄話もガサガサすることもなく、話を聞いていました。

 

坐禅は、初めての方ばかりだったので、体験の意味も込めて一炷十五分を二回。

経行(歩く坐禅)を含めておよそ三十五分。

みんな上手に坐っていました。

 

終わってから子供達と畳の雑巾掛け。

お家に畳がない子もあって、みんなで競争しました。

私も楽しかったです。

そして最後は茶話会。

学校でのことやお家でのことなどを通していろんなお話がみんなから聞けてとても楽しい時間が過ごせました。

 

子どもと一緒に坐禅をしたのは初めての経験だったので、私の方がたくさんいろんなことを教えていただいた気がします。

みんなどうもありがとう。

 

また遊びにきてね。

いつでも待ってます。

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晋山結制、無事円成。

去る平成二十九年五月十三日、十四日、西堂老師に名張市徳蓮院ご住職 井村道弘老師、後堂老師に高松市円通寺ご住職 野田大燈老師、単頭老師に大阪市吉祥寺ご住職 村山雅雄老師にお迎えし、萬年山長松院第三十世晋山結制式が、たくさんの諸尊宿、檀家各位の多大なるご支援とご協力のもと無事に円成いたしました。

皆様、本当にありがとうございました。

 

心配していた雨も前日のうちに上がり、晴天でこの日を迎えることができました。

準備に取り掛かることほぼ一年。

大変なことも多かった晋山式への道のりですが、式典はとても楽しく、一生の思い出となりました。

特に近隣若手の御寺院さんには、式が近づくにつれ、会場準備や馴らし(式の練習)などのために何度も何度も足を運んでいただき、助けていただきました。

このご恩は一生忘れないであろうな、と痛感致しております。

 

単頭老師をお勤めくださった大阪義士の寺「吉祥寺」大方丈さま、村山雅雄老師がそれはたくさんの写真を残してくださいました。

老師、本当にありがとうございました。

 

いい写真がたくさんありますので、少しだけこちらで紹介させていただき、残る写真は全て、歳時記にアップさせていただきます。

よろしかったらそちらをご覧ください。

 

ようやくスタートラインに立ちました。

まだまだ何も知らない田舎の山僧でございます。

これからも皆さま、ご指導どうぞよろしゅうお願い申し上げます。

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中庭の整備、ほぼほぼ終了。

「彦根のジャングル」と呼ばれた長松院の中庭ですが、ようやく落ち着きを見せ始めました。

ほぼほぼ、という注釈付きではありますが。

 

初めの頃は灯籠も確認できず、鬼が出るか蛇が出るか、はたまたお骨が出るかと思われた中庭です。

ついにここまで来たかと、感慨無量です。

庭石を並べて、すだれを杭で固定し、竹で抑えてスクリーンを作りました。

素人ながら良く頑張りました。

竹はシルバーで知り合って、親しくおつきあいさせていただいている方が切って来てくださいました。

西川さん、ありがとうございます。

お次は巻石。

石屋さんに頼んで、砕石を購入。

この青い石は、米原市醒井でしか取れないのだとか。

これで、およそ2トン。

頑張るぞー。

一輪車で運び、少しずつ山を作って引いていきます。

なかなかの重労働です。

伸ばすようにして巻いてみましたが、2トンでは少し足りませんでした。

そこでおかわりもう一杯。

都合4トン。

なかなかいい運動です。

 

そして今日午後、なんとか無事巻き終わりました!

やったー!

少しはお寺の庭園風になってきたように思うのですが、如何でしょう?

みなさん、茶飲みがてらに素人の庭造りを笑いにきてください。

お待ちしております。

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坪庭整備完成。

東司裏にあった小さな隙間ともいうべきスペース。

本堂の扉を開けると見える場所だっただけに、前から気になっていました。

雑草が生い茂り雑木が生え、墓石まで転がっていた空き地。

なんとかならんか、と檀家さんに相談したところ「方丈、坪庭にしよか」の声。

そりゃいいですね、と始めた坪庭計画。

雑木を斬りはらい雑草を取り、墓石を運び出してから出てきた側溝。瓦を半分に割り土どめに。

少し掘るとカビ臭い匂いが充満します。

 

真下さん、いつもありがとうございます。

 

土留めもできたところで灯篭と飛び石、苔を運び込みました。

飛び石と灯籠は、森さんという御檀家さんより寄進を受けました。

玄関先に置いてあったのを私が物欲しそうに見ていたせいでしょう。

森さん、ありがとうございます。

 

でもまだなんだか少し寂しい。

灯篭を山に載せるべく奮闘中。

石を組んで、山のようにしていきます。

 

たぬきは、真下さん邸に押し入って物色、婿入り先を長松院に決めてきました。

名前は『たぬぽこ大明神』に決定。

 

灯篭山を固まる土で盛り上げ、撒き石をし、たぬきの後ろに竹でスクリーンを作って完成。

なかなかの出来栄えではないかと自画自賛しております。

今度見にきてください。

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中庭の整備中。

中庭の整備も徐々に進めようと思い、手水鉢に小石を入れて、手作りのししおどしを取り付けました。

初めてにしてはまあまあの出来では?と自画自賛。

水を循環させていませんので、あくまでもカッコだけですが、今後は井戸水から引いてこれたらいいと思っています。

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植月坐禅会のお知らせ。

月例坐禅会のお知らせをいたします。

 

日時:四月一日(土)午後二時より

場所:長松院法堂において

 

参加自由、どなたでもご参加ください。

参加費無料。

初心者で興味ある方は、十五分ほど早めにお越しください。

坐禅指導をいたします。

服装は自由ですが、ジーンズなどタイトな服装は避け、ジャージ、ロングスカートなど座りやすい格好でいらしてください。

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横倒し墓石の撤去完了。

長松院への赴任以来、大きな問題でありまた目標でもあった、横倒しにされた墓石の撤去が昨日を以って完了いたしました。

初年度に墓地入口に山と積んであった墓石は撤去いたしましたが、本堂裏手に積んであったものに関しては、ツタや雑草が覆い被さり、最初は気づきもしませんでした。

ツタを払い、雑草を刈り取って愕然とした記憶がまざまざと蘇ります。

 

運べるものは、家内と二人、人力で運びました。

一輪車で運べたものもあれば、イースター島のモアイよろしく、墓石を歩かせては運びました。

上の写真はこれでもだいぶ片付いてからの写真です。

三十基ほど運んだあたりでしょうか。

家内が作業中に怪我をしました。

今でも足に痣が残っています。

そこで作業は中止にしました。

これは素人がすべきものではない。

プロに任せよう。

 

本当は一月に行う予定であったのですが、雪の影響で延期が続き、三月の四日、五日でやってもらいました。

 

餅は餅屋、石は石屋。

さすがプロです。

あっという間に綺麗に運び出してくれました。

嬉しくて涙が出そうです。

ここは将来的に花壇にでもしようかと思案中。

 

そして中庭に通じる道には階段を作ってもらいました。

自分らでしようかとも思っていたのですが、してもらって大正解でした。

 

 

墓地に点在するお地蔵さんたちは、階段の横に集合していただき、地蔵堂を検討中。

さあ、頑張って後片付けするぞ!

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寒梅、春を告げる。

今年3度目の大雪に見舞われ、雪かきに辟易としている彦根市です。

前回の大雪では市の除雪が全く機能しておらず、市役所には300を超える苦情が入ったとかで、今回はその教訓を生かし大きな道は除雪が進んでいますが、長松院通りのような細い道には除雪車も入らず除雪に四苦八苦しています。

境内と駐車場だけでなく、中庭の木も重さで折れたりたわんだりしているため、救出に向かうとそこには。。。

紅梅の蕾がじっと春を待っていました。

中にはほころんでいるものも。

白と赤の見事なコントラストにしばし寒さを忘れ見入ってしまいました。

文句も言わず、じっと春を待つ紅梅の蕾のいじらしさ。

しかし当の梅はそんな思いすらもなく、ただひたすらに春を待ち、ただひたすらに花を咲かせ、時を待って散っていく。

無言の梅に多くのことを学んだ瞬間でした。

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平石久平次の鉄塔写真公開!

昨年、滋賀図書館情報学研究所の天谷真彰先生が平石久平次時光の研究で長松院を訪れました。

平石久平次は、連載 仏縁あっての第一回の主人公で、日本だけでなく世界に先駆けて自走式自転車を発明した、隠れた彦根の先覚人の一人です。

 天谷先生は、彦根で行われた自走式自転車の講義を受けて興味をそそられ、平石の研究を始められたそうです。

しかしなかなか資料が少ないのもこれまた事実。

そこで長松院に何か資料が残っていないか、とのことでの来山でした。

 

その日は鉄塔跡と平石家のお墓のへお連れして写真を撮ってお帰りになられたのですが、昨日久しぶりにお電話があって資料が集まったので持って行きます、ということでした。

そこで頂いた資料の中に、なんと鉄塔と平石家の末裔、そして当時の住職の写真がありました。

時代の特定がまだできませんので、何代目住職かはまだわかりませんが、これから調べてみるつもりです。

鉄塔の後ろは渡り廊下になっています。

先日公開した長松院の古い見取り図にあった通りです。

 

そして住職の隣にある小さな仏像ですが。。。

本堂にお祭りしてある釈迦苦行像でした。

どうやら掘り返した際に出て来た仏像の一つらしいです。

 

またひとつ、長松院の歴史が判明しました。

一歩一歩ですが、もっともっとこの寺の歴史を掘り下げていきたいと思っています。

天谷先生、ありがとうございました。

これからもご教授願います。

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彦根ゴーストツアーの坐禅会。

先月末、空の旅人舎さん主催のゴーストーツアー「結界の章」のプログラムの一つとして、長松院での坐禅会が開かれました。

参加してくださった方は総勢16名。

お寺の座蒲が総動員されました。

 

長松院坐禅会史上最多参加人数でした。

ありがたし。

 

時間の関係上30分弱の坐禅ではありましたが、とても気持ちよく座ることができました。

坐禅が終わってみんなで茶話会。

約半分の方が坐禅初体験、二人が椅子坐禅。

茶話会では仏教における結界について、また坐禅の楽しさ、長松院の歴史などいろんなお話をさせていただきました。

とても楽しい時間だったためついつい話が伸びてしまい、30分ほど時間が押してしまいました。

空の旅人舎の方々、ご迷惑をおかけ致しました。

 

皆さんも団体で、個人で、坐禅体験してみませんか?

長松院でお待ちしております。

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3度目の大雪。

今年に入って3度目の大雪が降っています。

これはまた、積もるタイプの大粒の雪。。。

もさもさと降ってきています。

夜半過ぎからしんしんと寒く、3時過ぎから眠れないほど。

せっかく解けた境内の雪もまたぞろ積もりそうな勢い。

先ほど墓地の井戸水を止めました。

 

なんだか今年に入って雪のことしか書いていないような感じですが、それだけ今年は雪が多いということですね。

雪との格闘の日々が続きそうな予感です。

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出世した直政公の掛軸。

今年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の大きな影響で、一躍時の人、というか時の掛軸となった寺宝「井伊直政公出陣之絵圖」。

この度、彦根商工会議所出版の本「井伊家十四代と直虎」の顔となりました。

広告の顔ではありますが。

なんだか、どんどん出世していかれる直政公に、私も苦笑いしています。

本をいただき拝読しておりますが、井伊家の戦国時代から幕末までの関わりに今更ながら驚いています。

興味ある方は是非一冊お買い求めください。

 

また「不易流行」という商工会議所発行の会員紙にも長松院が載りました。

少しづつPR活動が実っていくのは実に嬉しいものであります。

これからの活動がとても楽しみです。

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75年ぶりの大雪の残した爪痕。

全国的な大寒波が日本列島を襲い、北日本では雪の影響で甚大な被害が出ているところもありますが、ここ彦根でも近年稀に見る大雪が街を覆いました。

なんと75年ぶりの大雪だそうです。

毎日雪かきに追われ、町のみんなもクタクタ。

顔を合わせれば雪の話です。

 

長松院も大雪の被害を被りました。

屋根から大きな棒が垂れ下がって来ています。

これは屋根の雪止め。

一度に屋根の雪が軒下に落ちてこないようにとの知恵なのですが、ここまでの大雪は想定していなかったらしく、屋根の雪とともにずり落ちて来てしまいました。

そして屋根のてっぺんで折れ曲がっているのは、テレビアンテナ。

支えごと外れ、鉄棒が途中で折れ曲がっています。

おかげで手塚家はテレビ無しの生活。

とほほ。

 

屋根にはまだ雪が残っておりますし、上に登っての修理もままなりません。

落下の危険もございます。

長松院においでの際は軒下を通ってご来山くださいますようお願い申し上げます。

 

直政公の灰塚まではなんとか除雪しましたが、まだしばらくお墓詣りができる状況ではございません。

またホームページ上にてお寺の状況を報告して参ります。

みなさま、お風邪などお引きになりませんように。

そして雪国の皆さん、一緒に頑張りましょうね!

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大雪警報、発令。

一昨日より降り止まぬ雪。

昨年末の暖かさが本当に嘘のようです。

 

今日は予定していたお参りもキャンセル。

車が出れません。

朝からずっと雪かきをして、ようやく終えたと思い、振り返ればそこには新たに積もった雪。。。

この連鎖はいつまで続く。。。

 

そんなさなか、八時前に子供が帰宅。

「今日は学校、お休みやって」

雪国では大雪警報が出ても休校にはならないと聞いておりましたので、少し意外でしたが、家内と息子と3人で雪かきすることができました。

楽しく雪かきでき、またとても助かりました。

二人とも、どうもありがとう。

 

雪かきが終わった後で、息子とかまくらを作りました。

子供専用の坐禅堂です。

寒いし、腰は痛いし、辛いことが多い雪国ですが、せっかくの雪です。

子供と一緒に楽しみたいと思います。

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昔の長松院絵図。

先日、同教区のご寺院様が「こんな資料がありましたので持ってきました」とわざわざご持参下さいました。

明治二十八年の境内並びに本堂の絵図です。

ありがとうございます。

 

こうしてみると、金比羅さんとお稲荷さんもあったのですね。

また驚きなのは本堂から長廊下で続いた先に坐禅堂があったということ。

なくなってしまったのはとても残念ですね。

いつかはもう一度坐禅堂を!というのは私の大きな夢です。

私の代では不可能でも、次の代の住職が、もしくはその次の、またはその次の住職がこの夢を引き継いでくれるように、今私ができることを一つ一つ為して参ります。

しかしこの時代にこんな俯瞰的な絵をかけましたね。

驚いています。

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冬将軍、到来。

「この冬は寒い」

 

テレビで盛んに言っていたこの冬の気象予想ですが、始まってみればありがたいほどの暖かい冬。

こういう予想の外れ方はいいもんだ、なんて言っておりましたが、しかしそこはやはり冬。

ついに冬将軍がやってまいりました。

 

晴れたり曇ったり、降ったり止んだりですが、予報では30cmほど積もるそうです。

 

一応、墓地の水を止めて、ハス用の火鉢を避難させ、朝ごはんをいただいていると息子が

「お地蔵さんは屋根があっていいけど、ドラえもんは屋根がなくてかわいそう。なんとかして」

というので、それもそうだと大黒さんに急遽帽子とマフラーを作ってもらい、ドラえもん地蔵に装着。

心なしか、ドラえもん地蔵もいつもよりいい笑顔♪

ほっこりする長松院のお地蔵さんでした。

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山門と境内の松、散髪 その3。

二日続けて来ていただいたシルバー植木職人の方々ですが、今日はよその仕事があるとのことで、続きは来週に、というお話でしたので、今日は一人でアカマツを磨くことに。

鋸など硬い尖ったもので磨くと傷がつく、とのことだったので、職人さんにもらった20cmほどの竹ぼうきでゴシゴシ。

さすがにはしごをかけててっぺんまでは届きませんので、脚立に乗って手の届く範囲で。

それでも、結構美人に磨き上げることができたのではないかな、と自磨自賛。

 

 

幹が少し赤くなっているのお分かりですか?

わかりませんよね。

気になる方は、長松院にて実物をご覧ください(笑)

 

そうこうしていたら、シルバーさんから電話があって、午後から残りの散髪しに行きます、とのこと。

午前中で終わったんですね。

それにしても手際が良くて、よく動く。

さすがは高度成長を支えて来た猛者たちの集団。

その勤労っぷりには頭が下がります。

 

 

枯れ枝ばかりで幹も空洞。

しかしこの松が。

なんということでしょう!

 

 

生まれ変わったではありませんか!!

 

早速例のムクドリがやって来て、松と会話。

この辺に巣があるんでしょうかね。

これからちょこちょこ会うことになりそうです。

 

 

無縁塔の椿は、たくさん蕾がついていたため、少し控えめなモデルチェンジ。

せっかくの蕾を取ってしまってはかわいそうですもんね。

 

 

ちょっとスリムになったかな。

椿の木は挿し木が効くそうで、試しに二、三本植木鉢に挿しました。

また、大量の椿のタネが木元に落ちていたので、数個拾って蒔いて見ました。

椿油はこのタネから搾り取るのだそうですね。

うちもおばあちゃんがびんつけ油に使っていたのを思い出しました。

 

 

庭石に混じって茶色のタネがあるの、見えますか? 

職人さんが「昔、遊んでいると母親に『遊んどる暇があったら椿のタネ拾って来なさい』と言われたもんです(笑)」とおっしゃっておられました。

昔は自分で使うものは自分でこさえていたんですね。

私もなるべく、すぐにお店に行かずになんとかならんか考えてお寺のことをやって行かねば、と再確認しました。

 

今日も寒い中の作業、本当にありがとうございました。

せっかく綺麗にしていただいた庭木たちです。

なるべくこの状態が保てるように努力して行きます。

 

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山門と境内の松、散髪 その2。

前日とは打って変わって小雨のぱらつく寒空。

気温も上がらず、吐く息も真っ白。

しかし、シルバーさんたちは元気に来山、葉刈りを手際よく進めます。

法堂向かって右側は前日より進めてこられたので、今日は同時進行ですが、少し右側が先に終わりそうです。

 

左の赤松は大きさもあるので、最後は6人がかり。

女性もてっぺんまで登って作業されておられるのにはびっくりしました。

あんなに高いところは、私ではよう登れません。

みなさん、お気をつけて。

切った枝もかなり大量。

松も身が軽くなったと喜んでいます。

そして案の定、早速鳥たちが飛んできて、松とお話ししていました。

 

赤松というのは、外側の皮を落として磨きをかけると赤く光るそうです。

少し試しましたが、確かにその通り。

その外皮に虫がついて冬眠するので、害虫駆除として冬の仕事の一つなのだそう。

上の方が赤く光っているのお分かりですか?

時間を見て頑張ります。

 

美男美女にしてもらいました。

向かって右が雄松、左が雌松。

一見わかりませんが、雌松は葉っぱを触ると柔らかいのですぐにわかります。

シルバーさんたち、ありがとうございました。

次は来週、古株の松と無縁塔の椿をよろしくお願いします。

この二本がどのように生まれ変わるか、今から楽しみです。

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山門と境内の松、散髪 その1。

山門の両脇にすっくと立つ、二本の松。

長松院の立派な顔です。

しかし、両方とも背が高すぎて素人が手入れできるような代物ではなく、かなりの期間伸び放題になっておりました。

風が吹くと枯れた松葉や松ぼっくりが大量に降り、雪が積もると枝も折れて落ちてくるため、スクールゾーンになっている長松院通りの松としては少しばかり危険。

松は本来毎年手を入れていかなければいけない樹木。

この度、シルバーさんにお願いし、バッサリ散髪することにしました。

優に山門の高さを超えており、どのように手入れするのか私も興味津々。

さすが玄人。

はしごを枝に縛り付けてスルスルっとてっぺんまで登って行って、何事もないように剪定を始められました。

見ている方が小気味いいほど。

古く枯れた葉っぱをふるい落とし、捻じ曲がった枝を払ってこんな姿に。

同じ要領で左側の松も。

ちょうど無縁塔も整備しましたので、絶妙なタイミングでの剪定です。

そしてこの姿に。

二本ともとても男前になりました。

 

作業の最中に鳥が数羽、鳴きながら飛んできました。

「あれ、こんなとこに泊まれるような木があったっけな?」

なんて雑談しているようで、なんとも微笑ましい。

 

鳥は、羽を守るため、枝が茂っている木には飛んでこない。

だから虫には都合がいいらしく、樹木も病気になりやすいのだそう。

これで松の寿命も延びました。

 

今回切った枝はこんなたくさん!

かなりの量です。

職人さんに伺ったら、二本とも樹齢はおよそ二百年だそう。

「切っちまうか!」なんて冗談で言っておりましたが、彼らは長松院を長い間見つめてきた、生きた歴史なんですね。

今後も大事にしていきたいと思います。

引き続き無縁塔裏の椿、境内の松の剪定をしていただく予定。

今週末は大寒波が予想されておりますので、それまでになんとかしたい、とは職人さんの弁。

今日も楽しみです。

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泰月坐禅会。

月例の坐禅会ですが、今月はカレンダーの都合上、第二週の土曜日になっています。

今年初めての坐禅会です。

皆さん、どうぞお気軽に御来山ください。

坐禅の内容、格好などは当HPの ”坐禅会 を参考にしてください。

お寺にお電話で聞いていただいてもいいですよ。

 

日時 1月14日 午後2時から

 

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謹賀新年。

新春を寿ぎ謹んでお慶びを申し上げます。

 

今年は雪もなく、寒さも言われていたほど厳しくない、比較的穏やかなお正月です。

 

今年は住職の晋山結制、大河では直虎など、彦根にとっても長松院にとっても大きな年になりそうです。

新春からめでたいことに、彦根新聞さんが一面トップで直政公出陣之絵図のご紹介。

春から縁起のいいことです。

今年は直政公にも頑張っていただかないと。

 

みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

長松院小住 紀洋合掌

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ゆく年、くる年。

平成28年ももうすぐ終わり。

新たな年がやって来ます。

家族と賑やかに過ごす方。

一人で静かに過ごす方。

夫婦でのんびり過ごす方。

いろんな年越しを迎えていらっしゃることと思います。

 

長松院はといえば、年末から煤払いをし、仏花を作り、山門の院門標を修復していただき、年窮歳尽の御経を挙げ、家族三人でのんびりと過ごしておるところです。

真下先生、ありがとうございました。

来年はこのようなイタズラが起きないように願いたいものです。

心無いイタズラに傷つき悲しむ人がいる、ということを知ってもらいたいですね。

お檀家さんと一緒にお花作りのお手伝い。

今年もまた真下さんに本尊さんのお花を組んでいただきました。

彦根では、お正月の花は松竹梅。

松や梅を切り、笹やウラジロ、ユズリハなど持って来てくださいました。

いつもありがとうございます。

親子で助けていただいています。

外用と本堂用で、組んだお花は40以上!

なんだか花屋さんになった気分です。

 

年内中は大変お世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、よいお年をお迎えください。

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山門の無縁塔、修復完成。

長松院の山門左側に、立派な無縁塔の石塔が建っているのをご存知ですか?

雑木が生い茂り、ツツジや椿、松が手入れされずに伸び放題で、見目も良くなかったため、気に留めておられた方もあまりおられないかもしれません。

 

この無縁塔は、さるお檀家さんのご先祖さまに寄付いただいたもので、荒れたままでは申し訳ないし、何よりこのままでは忍びない。

入寺以来の課題の一つでもありました。

そこで、そのご家族にご相談申し上げたところ『ご寄付させていただいたものですので、お寺のためにどうぞご使用ください』と快諾くださり、墓地整備に際して長松院を支えて来られた先人の方々の無縁となられたお骨の供養の場とすることにいたしました。

墓石や瓦、ガラス瓶などゴミだらけになっておりましたが、きちっと掘り返し、整地してから石を組み直し。

余った石は中庭にて再利用の予定です。

コンクリートの枠を入れ、石で蓋をして納骨の場所を作ります。

 

そして完成したのがこちら。

前住職がお預かりしたお骨や、墓じまいに際して開山堂の手前に預けられていたお骨をようやく納骨することができました。

前からずっと気になっていたので、年内中に納骨することができて何よりホッとしています。

石屋さん、年末の忙しい時にありがとうございました。

二日半でやっていただきました。

早速お性根入れをして、納骨の儀式。

無縁塔、という性質から家族のお参りが少ないため、うちの家族に参加してもらいお焼香いたしました。

お骨も今年は新居での年越しになります。

仏さんたちも喜んでくれているといいのですが。

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山口のブランド米。

本日、山口県で農家をされているお檀家さんがお墓まいりに来られ、その際に本尊様用のお米を持ってきてくださいました。

「徳佐片山米」というブランド米で、今では東京でコシヒカリと同等に扱われているほどの美味しいお米だそうです。

お盆の萬燈供養で皆さんにお出ししたトマトを作られている方で、減農薬の農業に務めておられます。

本尊様にお供えしてから、お下がりをいただきます。

ありがとうございます。

山口県でも美味しいお米がとれるんですね。

いただくのが楽しみです。

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ジパング倶楽部と直政公出陣之絵圖。

ご縁あって、JRの会員誌である「ジパング倶楽部」に紹介記事が掲載されました。

ジパング倶楽部とは、全国のJRがシニア会員対象に毎月発行している会員誌で、その発行部数は140万部。

 

彦根新聞さんに取り上げてもらってから、出陣之絵圖も有名になりました。

長松院の寺宝ですね。

来年の直政公役作りに役立ててもらえたらありがたいです。

菅田将暉くん来山しないかな(笑)

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臘八攝心と新聞記事。

先日行いました、釈尊成道を偲び坐禅をする「臘八攝心」に、読売新聞の記者さんが取材に来られました。

参禅車は全部で3人。

まだまだ坐禅やお寺は敷居が高いのでしょうね。

広報活動を頑張って気軽に来れるお寺を目指さなければなりません。

こちらがその取材記事です。

なんだか偉そうなことを言ったように立派に書いていただきましたが、私はただ単にのんびりとした時間を一緒に過ごしませんか? との思いで坐禅会をしているに過ぎません。

坐禅中に寝てしまったからと言って警策でひっぱたいたりしませんよ(笑)

どうぞ皆さん、お気軽に坐禅会に参加してください。

 

日時:毎月第一土曜日 午後二時より

場所:長松院正覚殿(本堂)にて

 

暖かい格好、座りやすい格好でいらしてください。

初心者歓迎。

基本からお教えします。

参加は無料。

坐禅会が終わったら、本堂や境内の掃除を一緒にしていただき、茶話会になります。

都合により内容、日時は変わります。

興味のある方、お寺までご一報ください。

 

 

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梓沢先生来山。

朝方、いつもお世話になっている北風寫眞舘さんよりお電話を頂戴しました。

井伊直虎の作者である梓沢要先生が来彦、前日に講演会を開かれて本日帰京する前に長松院に来山し直政公の灰塚に手を合わせたいとおっしゃっておられるのだがよいか?とのこと。

もちろんです、とお答えし来山していただきました。

梓沢先生は私の言葉を待つまでもなく女性を主役に据えた作品を多く手がけておられる方。

お話しさせていただいた印象は「なんと上品で物静かな方だろう」。

そしてさすがは作家先生、その歴史的な知識はなんとも膨大でしばしそのお話に傾聴。

先生には井伊直政公出陣之繪圖、位牌、灰塚と見て回っていただき、ご説明差し上げました。

 

手を合わせながら先生が「なんだか何か書けそうなインスピレーションが生まれました」とおっしゃっておられたことがとても印象的でした。

 

 

帰り際に先生直筆サイン入りの「井伊直虎 女にこそあれ次郎法師」をいただきました。