徳川家康四天王之一 井伊直政公御舊跡之名古刹

安田靫彦画伯作 摩利支尊天ヲ祀ル寺


萬年山 長松院                          

Mannenzan Choshoin    the last place of Naomasa Ii, founder of Ii Family in Hikone

諸悪莫作(しょあくまくさ) ― もろもろの悪を作すこと莫く
衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう) ― もろもろの善を行い
自浄其意(じじょうごい) ― 自ら其の意(こころ)を浄くす
是諸仏教(ぜしょぶつきょう) ― 是がもろもろの仏の教えなり

 

Do no harm
Do the right thing
Purify your mind
This is the teaching of the awakened

 

友だち追加

常夜燈のことなど。

 

長松院には以前から大きな青銅の常夜燈があります。

大正年間に寄贈されたもので、かなりの大きさがあり、大変立派なものです。

移動の際なのか、はたまた地震で倒れたのか、一つは傘が大きく割れ、もう一つは宝輪が中に陥没してしまっています。

それでもその存在感はかなりのもので、なんとか電球を入れてもう一度火を灯せないものか、と常々思っておりました。

 

そしてこの度、寶林斎落慶に際して寶林斎より運んできた常夜燈と、以前廃寺にしたお寺よりいただいてきた常夜燈を、この際なんとか火を灯そうと電気屋さんに相談。

『やってみよう!』という運びとなりました。

 

 

まずこのままでは円柱の影で全く見えません。

見える場所まで移動しなくては。

 

 

配線が見えないように電気屋さんも工夫してくれています。

そこは職人のこだわりだそう。

 

合わせて開山堂の常夜燈も設置。

こちらは下地を準備してあったので簡単に灯ります。

 

これが↓↓↓

 

 

こうなる↓↓↓

 

 

寶林斎の灯篭はだいぶと痛んでいたので、洗ってから障子紙を貼り直し。

まずはどんな感じか障子なしバージョン。

やはりあったほうがいいな。

ということで、工作タイム。

 

 

障子ノリできれいに貼って、完成図がこちら。

じゃーん。

 

 

本日もよくがんばりました。

 

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寶林觀音無事安置。

長らくかかった寶林斎の觀音さまの移転先がようやくこの度完成。

ご遷座いただきました。

觀音さまのお顔もなんだか少し柔和な気がします。

場所は法堂北側。

 

 

大きなお厨子に入っておられるので大工さん二人にお手伝い願って三人がかりのお引越し。

 

 

大工さんのこだわりで、大きさがギリギリで作られているため安置作業は困難を極めます(笑)

そこで一度厨子をバラして運びやすくしようとなり、向拝を外すとそこには…

 

 

交通の要所にあったお地蔵さまを守る形でお堂が創建された寶林斎。

開基(開山ではない)さまのお名前は冷月慈戒尼首座と鏡山玄光尼首座。

位牌裏には俊長代、とありますので文化文政時代の開創ということになります。

しかしもう一つのお位牌には”當院末寶林斎中興開基”の文字が。

うーん…

 

 

 

 

祥鳳山寶林斎開山活山大和尚の文字が!

これで開山さまがわかりました。

しかしここで新たな謎が。

なぜ開山さまが香山俊長大和尚を灌頂開山としなかったのか?

活山大和尚という名前は長松院歴住の中には見当たりません。

また最後の代がどなたなのか、無住となったのがどの時代なのか。

謎の多い宝林寺の歴史です。

 

これから調べていこうと思っています。

 

 

厨子には昭和11年調製の文字。

昭和の代に入って観音さまに合わせて作られたものなのですね。

ありがたいことです。

合掌。

 

 

仏さまたちを安置して、寶林斎の扁額を掲げ、これにて一件落着。

しばらくは宝林寺の皆さんで旧交を温めていただきますが、しばらくして長松院の他の仏さまたちと顔馴染みなったら、宝林寺にも長松院の仏さまたちが遊びに行くことになるかもしれません(笑)

みなさんもご来山の折には、宝林寺觀音さまにもご挨拶されてください。

きっと喜んでくださることと思います。

 

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オトナのTERAKOYA! 紫陽花の御守編。

そぼ降る雨に濡れながら、今年も咲いた紫陽花の花。

ということで、不定期開催のオトナのTERAKOYA!では紫陽花の御守をみんなで作りました。

 

まずはいつも通りに坐禪二炷。

皆さん真剣に兀兀と座ります。

 

いつもなら二炷座った後で畳を拭いたり窓を拭いたりと作務の時間ですが、このまま弐ノ間に移動して紫陽花の御守のお話から入ります。

 

元はお檀家さんから聞いたもの。

奉書に名前、生年月日、年齢を書き、切った紫陽花に巻きつけて水引で縛る。

そしてそれを東司(トイレ)に一年吊り下げておくと、下の病気にかからないと言われています。

皆さん真剣に作っておられました。

 

 

完成したものはこちら。

 

 

一つは手塚家の、そしてもう一つは長松院檀家全員の。

1日ですっかり萎れてしまい、すぐにドライフラワーのようになります。

 

こんな感じ。

これで丸一日です。

 

出来上がったものを持って全員で烏枢沙摩明王の前に行き、般若心經をあげてお焼香をしてこの一年の無病息災を祈念します。(残念ながら写真撮れませんでした)

 

終わってからはみんなで抹茶をたてていただきました。

これからはオトナのTERAKOYA!の時にはお抹茶をいただくのを差定にしていきます。

さて、次はいつ、何をしようかな?

 

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JCMU坐禪會。

恒例となったJCMU留学生との坐禪會ですが、今回は長松院で行われました。

日本語の勉強と日本文化を学ぶ、というのが主眼なためいつもはできるだけ日本語で行う坐禪會ですが、今回の学生たちは「日本文化」特に宗教について勉強しにきた短期留学性のため、ほとんど日本語が話せません。

そのため全編英語にての坐禪會となりました。

総勢10名。

全員初めての坐禪ですから、まずは坐禪指導から。

 

 

畳に直接座る経験もあまりないアメリカ人留学生ですから、椅子坐禪でもいいと勧めました。

しかしさすがは日本文化を学びにきた諸君。

全員が半跏、もしくは正座での坐禪を選択しました。

一炷30分を経行挟んで二炷。

少し足が痛かった学生さんもあって、動いてしまうこともありましたが、皆さん初めてにしては兀兀と座っておられました。

 

 

いつもの坐禪會と違うのは、作務の代わりに質疑応答の時間があったこと。

お寺の成り立ちや木魚、鏧子、魚鼓などについて、梵字について、果てはだるまさんの目が入っているのといないのはどう違う、という質問まで。

いろんなところでいろんなものを見て、勉強しているんだなあ、と感心しきりでした。

 

 

長松院で坐禪の後は、お昼を食べてのち神社へ行くということでした。

みなさん、日本を楽しんでくださいね。

また機会があれば一緒に坐禪いたしましょう。

 

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今年もやります、ほたるまつり音楽祭!

雨が多く風のきつい日々が続きます。

今年は天候不順ですが、どうやら昨年にもまして暑い夏になりそうだとか。

 

本格的に暑くなる前に、今年もこの季節がやって参りました。

そうです、ほたるまつり音楽祭’24!

今年で早くも4年目を迎えます。

今年は例年より一週遅れの6月8日(土)12時開催。

 

そして今年のポスターはこちら

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

ふふふ。

素敵でしょ?

なかなか青春の透明感が溢れる一品だと自画自賛しております。

こちらはweb版で、駅などの公共施設などで貼られるものとは少し違います。

米原市の駅に貼られておりますので、お近くの方は探してみてください。

 

さらに今年は公式インスタグラムを準備。

ほたるまつり音楽祭

 

で検索してみてください。

各アーティストのプロフやキッチンカーの紹介、音楽祭のタイムテーブルなどいろんな情報が満載。

年々パワーアップしている音楽祭から目が離せません!

 

みなさんお誘い合わせの上ご来場ください。

入場は無料。

募金箱を準備いたしますので、お賽銭がわりにお願いいたします。

責任を持って被災地へ送り届けます。

 

なお、駐車場の準備がございません。

公共交通機関をご利用ください。

皆様のご参加、お待ちしております

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平石久平次メモリアルラリー開催!

 

先日アップいたしました小池一介氏発表の『平石久平次陸奔舟車真説』ですが、サイクリング好きの方々に集まってもらい、簡単な小池先生からのプレゼンと久平次翁の顕彰法要、そして彦根から五箇荘までメモリアルランを使用、という計画が立ち上がりました。

その名も”平石久平次メモリアルラリー”

できれば毎年行いたいという気持ちはありますが、まずは第一回目。

 

何人来られるかは全く分かりませんが、お寺からのお土産を準備。

中には飴ちゃんと小池先生の論文のコピー、旅の安全を祈願しての摩利支天さんのお守りを封入。

 

 

 

春の麗らかな風に乗ってさぞかし気持ちいいラリーになるだろう。。。とうっとり想像していたら。

 

 なんともはや。

 

まさかのじゃじゃ降り。

とても自転車で移動というわけにはいきません。

しょうがないので、墓前法要の後長松院でお茶をしてもらい、その後は車と電車に分かれて五箇荘へ集合。

 

 

雨は五箇荘でも大降りで、観光はあまりできませんでしたが雰囲気のある素敵な場所であることよく分かりました。

 

今回の目玉ゲストは、英国からいらしてくれたTony Hadland氏。

トニーさんは自転車界では大変著名な方で、自転車歴史関連の書籍なども多く出されております。

自転車の歴史をまとめた『Bicycle Design』はHans-Erhard Lessing氏、小池一介先生との共著で、出されており、世界各国の言語に翻訳されている方。

穏やかなイギリス人紳士で、奥さんのマリーローズさんと一緒に来られました。

今回のラリーに参加された方々もトニーさんの大ファンの方々。

中には著書にサインをお願いしていた方も。

 

 

五箇荘は近江商人の村で、古いお屋敷や町の風情の残る古き良き街。

今回は近江商人屋敷や近江商人博物館、金堂まちなみ保存交流館などを訪れました。

当時の庭なども保存しており、古き良き時代を偲ぶことができました。

 

 

 

 

保存地区にある食堂でお昼をいただき、それぞれ帰宅。

 

今回は残念ながら自転車で巡ることは叶いませんでしたが、できれば毎年このラリーを続けたいと思いますし、また人数もだんだんと増やしていけるよう色々企画していけたらいいな、と代表の小池先生もおっしゃっておられました。

来年は晴れたらいいな。

 

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義援金ありがとうございました。

今年の正月から、皆さんに呼びかけお願いしてきた義援金。

參禪者の皆さま、御朱印を授与した皆さま、観光でお賽銭を入れていってくださった皆さま。

温かい御喜捨、ありがとうございます。

 

14万円強お預かりいたしましたお金は、本日能登と台湾への義援金として責任を持って送金して参りました。

引き続き呼びかけて参りますので、皆様の温かいご協力何卒お願い申し上げます。

住持 合掌

 

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JCMU坐禪會の巻。

しばらく更新していませんでした。

ズボラですいません。。。

 

先日、またJCMUにて坐禪會をさせていただきました。

今回の参加者は10人ほど。

 

 

参加はしないけれど、坐禪を見ながらレポートを書きたい、と言うちょっと変わった參禪者も。

どんな形であれ、来るもの拒まず去るもの追わず。

 

 

こうしてみると、姿勢が一番悪いのは住職ですね。。。

反省。

 

 

経行を挟んで二炷。

初めての人がほとんどでしたが、一人結跏趺坐で二炷座るという強者もおりました。

坐禪に向いた体の作りなのでしょうね。

 

 

あと2週間で帰国する学生さんたち。

もし今回で興味を持ったら、国に帰ってからも坐禪できる場所を探して続けてほしいと思います。

曹洞禅だけでなく、いろんな宗派がアメリカでは展開しています。

『日本で禅に触れたのですが』と禅マインドを輸入してください。

 

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能登応援と御朱印。

大震災、それに関連する飛行機事故と、のどかなお正月というわけにいかなかった新年の幕開け。

それがどこであったとて祖国日本、同胞兄弟の暮らす国。

大事なことに変わりはありませんが、能登には曹洞宗の大本山『總持寺祖院』があります。

元々は輪島にあった總持寺は、明治31年の大火により布教の中心を横浜市鶴見に移転しました。

そしてもとあった場所に祖廟として堂宇を再建。

我々は大本山總持寺を『鶴見』、總持寺祖院を『祖院』と呼び、どちらも曹洞宗の本山として長くお護りして参りました。

実は祖院の被災は今回だけではありません。

平成19年3月25日に発生した震度6強の「能登半島地震」により甚大な被害を受けた祖院は、全国の宗門寺院及び檀信徒の皆さまの協力のもと、14年に亘る耐震保存復興修理工事を経てようやく令和3年、落慶を迎えたのです。

昨年祖院で営まれた江川禪師の小祥忌法要に随喜する機会がありまして、私も参拝させていただきました。

その時には「ああ、立派に修復したんだなあ」と万感胸に迫る思いでした。

 

しかし、今回の大地震。

 

 

 

見るも無惨な状況に言葉になりません。

何かすることはできないか。

 

そう考えた末、やはりサステイナブルな募金以外にないのではと思い至り、無理のない範囲で私ができることを考えました。

そこで出た案が御朱印です。

 

これまで三種類あった長松院の御朱印ですが、今年から月替わりに変更し、お納めいただいたお金とお賽銭を能登の復興に寄付することにいたしました。

大きな金額にはなり得ないかもしれませんが、無理なく長く続けられる方法が良いと考えたのです。

 

 

 

1月は文珠師利。

本尊様より大きい姿のお文珠様は言わずと知れた知恵の仏。

2月、3月に受験を控えているため、お札も求められる方が多いです。

学業成就を願い、お書きいたします。

 

 

 

2月は井伊直政公御舊跡。

長松院墓地を守っておられるは、彦根藩初代井伊直政公。

その直政公のご命日2月1日に合わせて2月は直政公の御朱印にします。

左上に貼ってあるのは長松院マスコットキャラクターのなおまさくん。

数が限られておりますので、無くなり次第終了です。

なお、なおまさくんは数種類います。

欲しい方はおっしゃってくださいね。

 

 

 

3月は正覺殿。

正覺殿とは長松院の法堂、つまり本堂の名前。

江戸後期の禅僧、千丈実厳禪師の書いた扁額が法堂入口にあります。

正しく覚りを開く御殿、というような感じでしょうか。

 

 

 

4月は摩利支尊天。

安田靫彦画伯の描いた摩利支尊天は長松院の守本尊の一つですが、その姿を御朱印のハンコとしてお作りしました。

武芸上達だけでなく交通安全などのご利益もある神様です。

合わせてお札もご一緒にいかがでしょう?

 

 

5月は地蔵大士。

大士とは菩薩の別称。

長松院にも昔からお地蔵さんはおられますが、この地蔵大士は昨年合併した寶林斎よりお連れしたお地蔵さんのこと。

そのお地蔵さんの歴史は寶林斎よりも遥か古く、ほとんどが鎌倉、室町時代のものであり、その中には平安時代、あの藤原定家が創置したとされる千体地藏三体がおられるとされています。

子安地藏として親しまれてきたお地藏さんの御朱印です。

 

 

6月は烏枢沙摩明王。

東司の神様で、後ろに背負う憤怒の烈火で不浄を焼き尽くすとされます。

長松院ではかなり昔から外の東司に祀られておりましたが、この度皆様のお使いいただく東司に鎮座いただきました。

特に6月の6の付く日は烏枢沙摩明王に紫陽花のおまじないをすることで下の病気にかからないと言われます。合わせて烏枢沙摩明王のお札もお勧めします。

 

 

7月は千体阿弥陀仏。

蜂須賀家7代目当主蜂須賀宗英公養女元姫の菩提を弔うために金子百両と千体阿弥陀如来を寺に寄贈されたと寺の記録には残っております。

秘仏であるため公開はしておりませんが、その千体阿弥陀仏を御朱印にいたしました。

 

 

本朝自走車の祖、という平石久平次時光翁。

久平次翁は彦根藩の奉行職にありながらその溢れる才能は各方面に際立ち、特にフライホイールに取り付けたクランクペダルを採用した乗り物は自転車心臓部の開祖とも言える人物。

境内には翁の墓もあり、彦根だけでなく日本の、いや世界の偉人として称えるべき人物であると考えます。

9月は辨財尊天。

琵琶湖に浮かぶ弁天さんの開眼をしたのが長松院歴住の一人で、恐らくそこからの分祠であろうかと思われます。前田慶次郎が書いた『前田慶次郎道中日記』にその弁天さんについて記述があるとか。

今はその弁天さんは他の六福神の到着を本堂で待っており、現在では『大黒さん』『えべっさん』『寿老人』『准胝觀音』『布袋さん』の六福神で、最後の一柱を待っている状態です。

女神なので朱色にしています。

お札もございます。

 

 

10月は韋駄尊天。

足の速い神様で知られていますが、実はスポーツの神様としても霊験新たか。

改修した玄関に鎮座ましましておられます。

 

 

 

11月は寶林觀音。

合併した平田・寶林斎の本尊さまの御朱印です。

交通の要所にあった寶林斎では、旅人の安全を願って十一面観音像を安置したとされ、以来交通安全の仏様として地元の人々に親しまれてきました。

 

 

12月は長松院御本尊であられる釈迦牟尼如来。

12月8日は成道会、お釈迦様が覚りを開いたとされる日。

それにちなんで釈尊の御朱印にいたしました。

 

 

また紺紙に金泥で書く特別朱印も鋭意製作中。

こんな感じ。

 

 

御朱印は300円、特別朱印は500円です。

 

決して上手な字ではありません。

しかし、能登の復興を心から願い、一生懸命お書きいたします。

ご希望あれば郵送も致します。

少しでも復興の支えになることを願ってやみません。

皆様の温かいご協力をよろしくお願いいたします。

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令和の大改修 『ほぼほぼ』完成編。

令和6年最初の投稿です。

長らく更新できずにおりました。

もうわけありません。

 

まずは能登大地震に被災された方々へ衷心よりお見舞い申し上げます。

亡くなられた方々はもちろんですが、現在も住む場所をなくし、寒い中避難所で生活されている方々のことを思うと、本当に心が痛みます。

さらに曹洞宗の大本山である總持寺祖院も大きな被害がありました。

こちらは不幸中の幸いで人的被害は免れましたが、せっかく完成した祖院が無惨な姿になってしまったことを見るにつけ、世の無情と自然災害の怖さを思い知らされます。

今年は能登の皆さんにできることを考え、何か行動に移していきたいと思っております。

 

さて、今日は客殿が『ほぼほぼ』完成致しましたので、ここにアップしていきたいと思います。

 

まずは焼き板の壁。

重々しい感じで長松院にもってこいな感じ。

 

 

なんだかゴジラの皮膚みたい(知らんけど)

 

奥の方の窓は江戸時代の窓の大きさに戻して大きくしました。

 

 

さて、玄関を開けるとそこは。。。

 

 

禅宗様式である四半貼りの敷石と囲炉裏、腰掛けることのできる廊下がお出迎え。

正面には玄関の守り神、韋駄尊天。

右には寺務所があり、住職が御朱印や事務書類などの書き物をしたりできる部屋に。

 

 

そして左手を見ればそこには。。。

 

 

長廊下になっていて、その奥には丸窓を設置。

四季の景色が楽しめます。

 

段を上がって最初の部屋は、壹乃間。

少し込み入ったお話をする際に使用しようと思っております。

襖を開けるとこんな感じ。

 

 

向かって左側は、ガラス戸だったのを腰高の壁にして、障子を入れました。

柔らかい光が入ってきて、心が落ち着きます。

 

 

次の部屋が、貳乃間。

これまでは両側共に襖であったため真っ暗で使いにくい部屋でしたが、こちらも左側を腰高の壁と障子に変更。

暖かい光がこちらにも入ってきます。

 

 

そして最後の一間が參乃間。

 

 

柱時計は長松院にあったゼンマイ式のもの。

ゆったりと時を刻んでいます。

 

 

この部屋と先ほどの長廊下の写真を見て『お!』と思われた方は長松院マスター。

実は、床の間の位置を反対側に移し、參乃間を通らずとも東司(トイレ)に行けるようになったのです!

 

 

新たに木建てのものを作成。

お庭がすっきりと眺められます。

落ち葉が溜まっているのはご愛嬌(だらしなくてすいません汗)

 

また東司ですが、寺務所脇のものも新たに使いやすい手洗い場を設置。

 

 

タイルは自分たちで貼りました。

なんでもさせてもらえるお寺です(笑)

 

そして東司と東司の真ん中に鎮座在しますのは。。。

 

 

トイレの神様、烏枢沙摩明王。

以前は韋駄尊天同様、いてらっしゃるにも関わらず目線より遥か上におられたためほとんど誰も気が付かず、失礼なことをしておりました。

しかしこれからは用を足すたびに手をあわすことができるようになりました。

因みに乗っておられる台座は、長松院に昔からあった大きな和箪笥を細工して拵えたもの。

ある意味特注品です。

お向かいにある手洗い場の土台も同じものからの特注品。

 

最初に書きました『ほぼほぼ』というのは、まだ參乃間の建具が駅上がってきていないこと、そして山門の屋根瓦の修復が中途であることから。

 

どちらも現在鋭意製作中、作業中であります。

今年の寺報では改修号と銘打ってご報告申し上げますので、乞うご期待。

昨年4月から続いた大工事でしたが、なんとか無事に終了することができそうです。

お寺に来られた際にはぜひ覗いていってください。

お待ちいたしております。

 

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令和の大改修 襖編。

客殿を仕切る襖ですが、予算の都合もあってほとんどを張り直しにしてもらいました。

現在、襖屋さんが鋭意製作中ですが、紙を一枚ずつ剥がしていって使えるところまで行ったらさらにまたそこに貼っていくのだそうです。

今回剥がしていくとそこにはこんな紙が。

 

 

反転させてみるとこのように書かれています。

 

 

裏返して貼っていますが、天保二年の字が見えます。

天保二年 正月吉祥日 炭割木留 でしょうか。

よく分かりませんが、その頃の住職の字でしょう。

よく見ると戒名のようなものを書いたものも。

 

 

昔は紙は貴重品でしたし、手漉きの和紙を使っていたため再利用するために書き損じやメモ書きのようなものまで大事に取って置かれたのでしょうね。

今盛んにSDGsやら3Rやらと横文字を並べて語られているようですが、日本では大昔から『もったいない』の精神が浸透していたのですね。

何やら誇らしげな気持ちになります。

 

 

木枠は傾き、修復は困難を極めているようですが、職人の意地で修理してくださるようです。

襖は何十年、何百年使うことができる究極のエコ家具。

袋貼りすることで紙が呼吸できるようにし、湿気乾気を調整することで剥がれにくく破れにくくなるのだそう。

今回でまた二百年は使えることでしょう。

 

大改修を通して、日本家屋のエコロジーに対する大きな貢献を知ることができています。

西洋のものは新しくて良いもので、日本のものは古くて悪きもの、という構図は一度リセットしないといけないですね。

日本のものが素晴らしいのは車だけではないのです。

 

あと、二百年後に笑われぬよう、習字の練習はしておかないといけないな…とも思いました(笑)

 

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令和の大改修 その10。

いよいよ改修も佳境に入って参りました。

まずはこちら。

これはなんでしょう??

 

 

正解はこちら。

 

 

襖の下紙でした。

お経かな??と思って読んでみたら、祝詞でした(笑)

お寺も神様に護ってもらいましょう。

 

それから、とても楽しみにしていたこちら。

 

 

そうです。

庭を望む木製の建具にガラスが入ったのです!

いいだろうな、と思ってはいましたが、これはかなり素敵。

下の写真は、ガラスがガタつかないように詰め物をしている作業中のもの。

 

 

まずは詰め物をしてガラスを押さえつけておき、それから

 

 

反対側からコーキングするのだとか。

そしてこちら側が乾いたら、反対側のコーキングなんですって。

なるほど、勉強になります。

 

そしてこちらはといえば。。。

 

 

部屋を間仕切る鴨居の制作。

若い大工さんが作ってくれています。

感謝!

 

 

 

焼き板もだいぶ貼れてきました。

三角焼きという板だそうで、バーナーで焼いたものよりも美しさが長持ちするそうです。

 

 

 

最後は中庭からの様子。

足場を組んで、植野方まで焼き板の貼り直し。

どうやら昔はここも漆喰だったようです。

 

良い感じになってきましたね。

皆さんもどうぞお楽しみに!

 

まあ、私が一番楽しみにしているのですが(笑)

 

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令和の大改修 その9。

いよいよ7ヶ月目に突入した大改修。

いい具合に仕上がってきています。

まず床の板が張り終わりました。

養生されているため見えませんが、とてもいい感じに仕上がっています。

そして丸窓が取り付けられました。

玄関から見える感じがとてもクールです。

 

 

これまで襖で仕切っていたところは腰高の壁にして下は板張り、上は障子にする予定。

 

 

さらに坪庭の部分は明かり取りの窓をつけ、足元を照らします。

脚下照顧!

 

 

玄関は、変な潜り戸のようなドアは外して壁にしました。

右側に大きな扉を取り付けます。

これはまた次回の報告に。

 

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JCMU Retreat。

久しぶりにお寺外での坐禪會を堪能してきました。

場所は彦根市松原にある"JCMU"

以前も行ったことがありますが、もう何年も前。

久しぶりにJCMUでの坐禪會です。

 

まずは一通り坐禪の説明を日本語で行なって、いざ二炷。

 

 

みなさん初めて座られる人ばかりでしたが、懸命に座ろうとされます。

しかし中には疲れてしまったのか、体育座りになってしまう人も(笑)

 

 

エントランスでの坐禪會でしたのでいつもと勝手が違い、道ゆく人の話し声や、隣のレストランからの雑音もする中での坐禪でしたが、それも又よし。

いついかなる状況下でも兀兀と座る。

独坐大雄峰。

 

 

二炷坐ってから質疑応答。

内容が難しいことから、みなさん英語での質問でしたがこれがまた面白い質問ばかり。

特に『坐禪中はやはり無にならないといけないのですか?雑念ばかりが頭に浮かんでしまいます』という質問には驚きを隠せませんでした。

『無になる、とは確かに理想であるかもしれませんが、我々の体、存在そのものが有である以上、無になることはなかなか出来ません。大事なことは、浮かんだ妄想、入ってくる情報、それらを受け止め、それらと共に座ること。我々の脳は常にその動き、働きをやめません。そしてその脳は時に勝手に暴走し始めます。感情の暴発、一時の気の迷い、それらがまさに脳の暴走です。映画で言えば、脳は監督、眼はカメラ、あなたは俳優のようなもの。しかしせめて坐禪の間は、監督の指示から離れ本来の自己に立ち返る。それが理想です』と答えましたが、初めての方なのに素晴らしいな、と感動すら覚えました。

坐禪が終わった後も『私の専攻は仏教学です』という人や『専攻が考古学でこの間アンコールワットに行きました』と写真を見せてくれる人、中には『私の家は仏教徒なんです』という人が列を作って話をしてくれました。

とても楽しい坐禪會でした。

JCMUの生徒の皆さま、職員の方々、良い仏縁をいただきましたこと感謝申し上げます。

またお声がけください。

合掌

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令和の大改修 その8。

だいぶ肌寒くなってきました。

夏掛けではもう無理と、冬のシーツを引っ張り出してきました。

だんだん冬布団にしていかないといけません。

 

4月から始まった令和の大改修ですが、半年を迎えだいぶ完成に向かってきています。

一の間、二の間は天井が貼り終わり、あとは三の間と廊下を残すのみ。

廊下も少し貼れてきました。

 

 

そして玄関ですが、韋駄天さんの安置場所に取り掛かってくれています。

 

 

天井のない玄関におられたせいでずっと埃まみれだった韋駄天さん。

これからはそんなことにならないようにお護りしていくことができます。

ありがたいことです。

天井が貼り終われば、次は床を張っていくそうです。

楽しみですね。

また報告します。

 

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令和の大改修 その7。

日中の日差しは柔らかく、朝晩の涼しい風は優しく頬を撫でる。

秋到来。

いっときの地獄のような灼熱が嘘のようです。

しかし皆さま、油断してお風邪など召しませぬな。

 

さあ、令和の大改修も後半戦へと差し掛かってきた模様。

まずは部屋を仕切る垂れ壁に板が入りました。

これまでは土壁でしたので重くて負荷が大きかったですが、これで耐震、剛性ともに上がり、一安心。

 

 

天井にも着々と桟が取り付けられていきます。

 

 

そして今度は床の間。

今まであった床の間は玄関からまっすぐ廊下を通したため、真向かいに移動。

大きな床柱が立ちました。

大工さん、お疲れ様です。

 

 

そして最後は玄関。

切石を据えてもらいましたので、これからはここの仕上げにも入っていきます。

 

 

細工は流流仕上げをご覧じろ。

さて、どのようになっていきますか。

続きはまた次の機会をお楽しみに。

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令和の大改修 屋根最終編。

熱々の屋根に登り、直射日光をモロに受け、汗だくという言葉が涼しさを覚えるほど濡れた状態での作業をしてくださった瓦屋さん。

ほんとうにありがとうございました。

瓦屋根、完成です!

 

 

 

それではここもビフォアフターで参りましょう。

 

 

作業前。

 

 

作業後。

なんということでしょう🎵(脳内で音楽補正願います)

 

 

瓦が割れて、途端を差し込んで急場を凌いでいた屋根が、生まれ変わりました。

 

 

割れたり差したりしているのがわかります。

そして綺麗に生まれ変わったその姿。

 

 

夕日に照り映える長松院式台。

皆様をお迎えするにふさわしい姿となりました。

本堂の屋根もみんなで積立を頑張って、いつか叶うよう共に頑張って参りましょう。

 

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令和の大改修 その6。

暑い夏も続く今日この頃です。

皆さんどのようにお過ごしですか?

暑い暑い夏ですが、大工さんは頑張ってくださっております。

そして新製長松院に向けて着々と工事が進んでおるところです。

 

 

玄関左側の窓。

これが…

 

 

こうなり。

そして。

 

 

こうなりました!

中からはこう。

 

 

なんということでしょう🎵(音楽は頭の中で補正してください)

これはかなり素敵なのではないですか?

いや、控えめにいっても最高というべき。

 

下の写真は、本堂手前の掃き出し窓部分。

ここも生まれ変わる予定。

 

 

それからこれは、中庭を望む掃き出し窓だったところ。

どちらの掃き出しも素敵になること間違いなし。

 

 

現在は床の下張も終わり、掃き出しの窓を取り付けるため大工さんが格闘中。

 

完成報告乞うご期待!

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松伐採。

山門の2本の松を伐採いたしました。

実際苦渋の決断でした。

老松は寺のシンボル。

伐採に際しても意見は分かれました。

しかし、落葉による近隣住宅への迷惑、異常気象などによる台風襲来の増加、雪被害による枝の落下など懸念材料がとても多かった。

なにしろお寺の前は、小学生たちの通学路。

何かあったら責任の取りようもありません。

 

下は台風一過の様子。

 

 

 

そして私が伐採の決定を下した大きな原因は、マツクイムシによる倒木の恐れあり、という植木屋さんの診断です。

木に穴空いている状態だと思う、とのことだったのです。

 

伐採前に撥遣(お性根抜き)をし、作業開始。

 

クレーン車による作業です。

 

 

植木屋さんには、ある程度の太い部分は残しておいて、今後の寺での看板などで使う、とお伝えしておきました。

が、しかし。

 

ピンポーン。

玄関の呼び鈴が鳴り、出てみると植木屋さん一言。

『住職、無理かも』

何が無理なのかと尋ねると。

 

 

かなり中まで腐っており、いたとして撮るのは無理、とのこと。

しかし、これほどとは…。

ならばもう一本の方は。。。

 

 

もっと酷かった。。。

まるでバウムクーヘン。

よく倒れずにいてくれた。

ありがとう、松の木。

 

 

みるみる切られてあっという間に小さくなり。

最後はこうなりました。

 

 

穴はこんな感じ。

 

 

切り終わってから、ご供養のお経を挙げました。

松のない山門は少し寂しい風景ですが、これからはこの松の子供たちを上手に育て、また次の100年、200年先に繋いでいこうと思います。

合掌。

 

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坐禪會日程のお知らせ。

坐禪會についてですが、お寺の都合で日程が変わったりしてしまうことが結構あります。

初めての方やLINEに登録されておられない方は、お電話いただいて確認してくださるか、当ホームページの右上にあります坐禪會予定表をご覧いただき確認されてからいらしてください。

せっかくいらしてくださっても日にちが違っては申し訳ありません。

どうかご確認の上ご来山くださいますよう重ねてお願い申し上げます。

 

先日草津方面から来てくださった參禪者の方、この度は大変申し訳ありませんでした。

できましたらこれに懲りずまたいらしてください。

お待ちしております。

 

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萬燈供養圓成(寂)

季節外れの(と今後は言えなくなりそうですが)台風7号の影響下、萬燈供養を内献(山内の者だけで執り行うこと)にて厳修しました。

風雨吹き荒ぶ中、法堂にて読経し、灯籠に火をつけ送り火としました。

 

 

やはり檀家さんが誰もいない萬燈供養は寂しいですね。

来年はコロナ禍も収まり、また客殿も完成して、今まで通りのカレー供養もできるかな、と期待しております。

 

 

丁寧にお経を上げさせていただきましたので、皆様どうぞご安心くださいね。

 

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萬燈供養についてお知らせ。

例年行っております8月15日の送り火『萬燈供養』ですが、ちょうどその日は台風の予想日…

 

 

昔は台風といえば9月、10月のものだったのに最近は来るのが早いですね。

自然には勝てません。

外に並べるのは諦め、本堂土間にて並べて供養することに決定いたします。

送って来られる方、参加される方、どうぞご無理なさらず安全第一にてお願いいたします。

責任持ってしっかりとお勤めはさせていただきますので、ご安心ください。

 

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令和の大改修 天井編2。

足場の上に上がらせていただきました。

梁をつぎ、しっかりと屋根を支えられるようにしていく工程を間近に見て方丈少し興奮気味。

 

 

少しずつ梁を切っていき、これなら大丈夫というところで継ぐのだそう。

金太郎飴みたい。

 

 

基本的にシロアリは床下の木を食べます。

しかし、湿気があればどこまでも登っていくのもその特徴。

屋根から雨漏りがすると家が傾くわけです。

やはり屋根は大事です。

 

 

しかしこんな高いところで、しかもこの危険レベルの暑い中で作業をしてくださっている大工さんには頭が下がります。

引き続き十分安全に留意しながら作業をお願いします。

 

さて、明日はどのようになっているのでしょう。

楽しみです。

 

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令和の大改修 シロアリ編。

衝撃映像が出ます。

心臓の弱い方は見ないでください(笑)

 

梁の交換に入りました。

ダメな部分、イケる部分を見ながら一寸刻み五分試し。

チェーンソーで確かめながら切っていきます。

その結果がこれ。

 

 

シロアリが食べ散らかした残骸です。

しかし彼奴等も芯の部分は硬くて食べ残すよう。

その結果がこれ。

 

 

見事に真ん中だけ残ってます。

硬いものは食べないんですって。

習性って面白い。

この切った部分に新しく梁を継ぎ足すそう。

それがこれ。

材料は檜。

硬いためシロアリがつきにくいとか。

 

 

明日はどうなることでしょう。

続報を待て。

 

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令和の大改修 その5。

解体もあらかた終わり、これからは修繕作業に入ります。

足場を組んで、梁を点検したところ、シロアリ被害が深刻であったため急遽梁の取り替えになりました。

 

 

この梁を交換します。

 

 

どのように組んでいくのでしょう?

 

 

これからは良くなる一方(であろう)の修復工事。

法事などお寺でされる方にはいろいろご不便をおかけいたしますが、何卒ご容赦ください。

 

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令和の大改修 その4。

思っていたよりもシロアリや腐食の被害がひどく、結局床を全て剥がすことになりました。

束は鋼製束に変えて、剛性を高めます。

 

 

柱などの傾きは修正は効くけれど、部屋の寸法が変わる、すなわち畳のサイズが変わってくるとのこと。

畳を数枚変えれば傾きが治るのか、それとも全部変えないといけないのか。

大工さんに相談いたします。

少しでも寄付しても良いと考えてくださる方を大募集いたします(笑)

 

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令和の大改修 床の間編その2。

今日は押入れや納戸の荷物を外に運び出し、壁や納戸の解体をしてもらいました。

荷物の行き場がなく、法堂などに仮置きしてあることをご承知おきください。

まずは解体が一番。

全て明らかにしないと、今後の方針も決まりません。

 

 

こちらは押入れ。

土壁も落とし、荷重をなるべく抑えるようにして梁のたわみを防止していきます。

こちら側に床間が移動してくる予定。

 

 

納戸部分がぶち抜かれ、真っ直ぐになりました。この先を抜ければそこは中庭。

玄関からドウダンツツジが見える予定。

 

 

楽しみですね。

続報を待つべし。

 

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令和の大改修 屋根編その2。

 

式台の屋根改修、今日から入ってもらいます。

瓦屋さんは私がきてからずっとお世話になっている宮野さん。

大改修なので今日は8人で解体作業。

足場を組んで、瓦を落としていきます。

 

 

 

これだけ大人数の瓦屋さん集団にかかればあっという間。

本尊さんの『しっかり頼むぞ』という声が聞こえてくるようです。

実際頑張るのは瓦屋さんなんですけどね(^^)

皆さんよろしくお願いします。

 

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令和の大改修 床の間編。

解体もだいぶ進み、現在は床の間の壁を剥がしてくれています。

床の間の緑色は最近のものらしく、土壁の上から建材が貼ってありました。

そのまませーの、で潰せれば簡単なのでしょうが、骨組みがおじいちゃん(笑)の長松院ですから、全体がバターンということもありえます。

また大工さん曰く『後の補修を考えると丁寧に解体する方がいいんです』

なるほど。

 

 

この床の間部分はどうやら最近の建材を使ったものらしいです。

土と建材とを仕分けていく作業。

これは、土部分はそれだけで田んぼや畑で再利用できるからですって!

この鈴木古建築さんの考え方、やり方に私は心から賛同します。

まさにSDGs。

しかしその手間はかなりの物のはず。

恐れ入ります。

 

 

次は土壁を剥がす作業。

どんなものが出てくるのか?

目が離せません。

 

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令和の大改修 天井編。

だいぶ解体が進んでまいりました。

天井が三間とも開けられ、昔の天井があらわです。

 

 

横桟に刺さっているのは一体なんだ?

 

これは、横桟を上から釣っている竹なのですが、これがまたすごい。

 

 

横桟に凸の穴を開け、竹で吊ります。

その際、止める部分は竹の節。

折れにくく丈夫なんですね。

これを全ての天井に細工するのですから、気が遠くなります。

昔の匠のなせる技ですね。

感心してしまいます。

 

 

そしてこちらは、鴨居を重さで曲がらないようにする仕組みで、箱吊りと呼ばれるものだとか。

しかし仕掛け部分が外れてしまい、機能しなくなったため鴨居が曲がってしまったのだそう。

仕掛けは棟梁に教えてもらったのですが、いまいちよく理解できませんでした。

どなたか詳しい方教えてくださいm(_ _)m

 

 

しかしはるかに古い長松院の天井。

雨漏りを長年放っておいた経緯もあり、土壁は剥がれ落ち、竹組みの下地は腐ってあわや大惨事。

 

 

壁がなく板が貼ってあるだけなのだから、そりゃ冬は寒いわけです。

重い土壁が乗っていた天井板もご苦労様でした。

大工さんが綺麗に掃除してくださっています。

土壁は外してしまい、ボードや横桟で固定して重さを軽減することで、鴨居にこれからかかる負担を10分の1ほどにできるそうです。

開ければ開けるほど補修箇所が発見され、予算がどんどん跳ね上がっていく予感。

お寺が良くなっていく期待にドキドキ、果たしてお金が足りるのか不安にドキドキ。

今しか見れない昔のお寺の姿に興味ある人はいらしてください。

 

続報を待て。

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ほたるまつり音楽祭圓成。

うちの倅が出家させていただいた米原の名古刹、西福寺さんにおいて、恒例の『ほたるまつり音楽祭』が西福寺境内、長岡学園園庭にて盛大に行われました。

前日は季節外れの台風の影響で日本中が雨模様。

被害の大きかった地方もあったと聞きます。

そんな中、滋賀県では大きな被害もなく、多少風は残ったものの台風一過のすっきり晴れた青い空。

彼方に見える伊吹山もくっきりと佇んでいます。

 

 

お客さんもいつもよりたくさん入り、開演を今か今かと待ってます。

 

 

PA(音響設備)も買い揃え、しかもプロの方にお願いして臨む今回の音楽祭。

コロナ禍によって中止された長岡ほたるまつりに代わって何かみんなで楽しむことはできないか。

そんな思いで西福寺住職木船師が始められた音楽祭も今回で3回目。

今年はコロナの縛りも緩くなり、キッチンカーの参加も多数。

初回からお手伝いしている私も胸熱でした。

 

 

今年は昼の部と夜の部の2部制。

昼は賑やかに、夜は厳かに。

とっても楽しい時間を過ごすことができました。

また来年が楽しみです。

 

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令和の大改修 その3。

壁の土を取り除いていただきました。

ボードを外してもらった時に、土壁が落ちてこないように抑えてあったのが、これ。

 

 

まさかの、紙。

 

 

これを取り除くと、こうなります。

以下、衝撃の画像ですので心臓の弱い方は気をつけてください。

 

 

荷がかかりすぎて柱が沈み、外の焼き板が曲がってしまったのでしょう、とのこと。

沈み方が半端ないです。

 

 

外からはわからないもんですね。

シロアリと雨被害にここまでられているとは思いもしませんでした。

これは絶対に良くなる。

そんな予感しかありません。

続報をお楽しみに。

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令和の大改修 屋根編。

玄関と三間の状況も大変なものですが、どうやらまたピンチ。

数年前に修復した式台の天井に雨ジミを発見。

これはもしや…雨漏り。

 

 

式台の屋根かな、と思い反対側を見てみるとやはり瓦がだいぶずれてきている模様。

雨樋に乗ってしまいっていました。

 

 

反対側も割れた瓦が見られます。

ここ数年であった大雪の影響なのでしょう。

 

 

困ったな、どうしよう。

と言っている間にも警報級の大雨にさらされ、天井板がますますピンチに。

瓦屋さんにお願いしてどうなっているのか見てもらったところ、これはどうしようもない状況が浮き彫りとなりました。

 

 

⇧上から見たところ⇩

 

 

瓦が割れたりズレたりトタンを挟んだり。

歴代住職の苦悩が垣間見えます。

 

 

ここまでくると四の五の言ってられません。

ついでに直してしまいましょう!

住職の苦悩は続きます(笑)

また報告します。

追記

 

昨日(6月2日)の台風による大雨は警報を発してなかなかの大騒ぎでしたが、一夜明けて朝お勤めに法堂に向かったところ、ここでも雨漏りが発見されました。

 

 

こちらは何かと上を見てみたら…

 

 

こちらも野地板が腐ってしまう前に(もう手遅れかもしれませんが)こちらも早く手を打たねばならなそうです。

 

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令和の大改修 その2。

改修、というよりも解体がだいぶ進んできました。

すると驚きに事実が…!

 

 

 

これ、玄関の床下です。

以前作業した大工さんがほかして行ったものなのか、はたまたこれまでの住職の誰かがここに入れておいてくれ、と大工さんに頼んだのか。

 

誰がしたのか真相は闇の中ですが、なんとも情けないことになっています。

玄関にこんなゴミを隠しているようでは、いい運気など入ってくるはずもありません。

とほほ。

鈴木古建築さんにお願いして処分してもらいました。

 

 

床をめくってもらったところ。

ある程度は予想しておりましたが、やはり…。

 

 

6m程もある横木はシロアリの餌。

もろもろになって今にも崩れそうです。

これは交換するしか方法がありません。

しかしまあ、気づいてよかった。

ということにしておきましょう。。。

とほほ。

 

 

寄せ集めのように見えるこちらの横木ですが、これは古い建物にはよくある姿。

他所で使わなくなった柱などを加工して再利用していたのだとか。

SDGsを昔からこの国では行ってきたんですね。

大したものです、先人の知恵は。

 

まだまだ続く大改修。

続報を待つべし。

 

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令和の大改修 その1。

暑くなったり寒くなったり天気になったり雨が降ったり。

気候の定まらぬことですが皆さまいかがお過ごしですか?

 

長松院はこの度、玄関と廊下の改修に着手いたしました。

まずは廊下の修復のための壁落とし。

天井も顕になり、昔の姿が偲ばれます。

 

 

手がけてくださるのは彦根の大工さんである『鈴木古建築』さん。

大工業としては社長で三代目で、神奈川出身。

なんとおじいさんは、私も修行させていただいた、神奈川県鶴見の大本山總持寺建立に携わった棟梁だったとか。

なんとも不思議なご縁を感じます。

 

 

中は真壁に、外は焼き板の張り替え。

見た目もだいぶ変わると思います。

これから少しずつアップしてご報告申し上げますね。

乞うご期待。

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今年もやります、ホタルまつり音楽祭。

今年で3回目を迎える、米原市山東町の名古刹『西福寺』さんで行われる”ほたる祭り音楽祭”。

ポスターが完成しました。

 

 

コロナが少しおさまってきたようなので、今年は例年に比べて賑やかになりそう。

キッチンカーやバルーンアートなども出ます。

 

何よりも演者のメンツがすごい。

いつも元気に演奏してくれる長岡学園すみれ組のみんなや、昨年も出演してくださったLe cocon、アンサンブルWA音に加え、今年は子どもたちに太鼓を教えてくれる”がくえんのせんせい”による太鼓パフォーマンス、また近江高校の吹奏楽部の皆さんも参戦!

また今回はジャズ色の強いセッティングになっており、川鰭祐子ジャズライブやチェロ奏者の星野順一さん、ピアノやアコーディオン等のシャルノフスケ•フロリアン&真奈美さんたちによる夜の部のパフォーマンスもあります。

夜にはバーも出るようですよ。

 

昼も夜も楽しみなお祭りです。

また、毎年恒例のほたる茶会も燕窓窠にて行われます。

 

 

日時はポスターにある通り、6月3日(土)12時から。

入場無料です。

ぜひ皆さんでお誘い合わせの上ご来場ください。

みんなで盛り上げていきましょう。

 

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令和5年度春季彼岸施餓鬼會。

5月のような暖かい気候の中、令和5年度の春季彼岸施餓鬼會法要を執り行いました。

コロナ禍にあって近隣ご寺院さんのご随喜もいただかず内献(うちうちで法要を執り行うこと)での法要が続いておりましたが、この度実に3年ぶりに賑やかな読経の中で執り行うことができました。

 

 

法要には6人ものご寺院さんがきてくださり、私を合わせて総勢7人での法要となりましたが、残念ながらお参りは5名。

 

 

ご寺院さんよりも少ない参拝は少し寂しかったですね。

毎年3月と9月の20日午後1時から法要いたします。

一緒に手を合わせていただきたく思います。

ご来山の皆さま、お疲れ様でした。

またいらしてくださいね。

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ウド鈴木さん来山と陸奔舟車展示。

長らく更新していませんでした。

すいません。

 

昨年末、メーテレの長寿旅番組である『ウドちゃんの旅してゴメン』で、キャイーンのウド鈴木さんが来山されました。

番組の趣旨は、ウドさんが気ままに旅して周り、その土地を紹介するというもの。

残念ながら滋賀県では放送がありませんが、東海地方はじめいろんなところで人気を博しているらしいです。

 

 

久平次翁のお墓の前で少し翁についてお話ししたあと、新製陸奔舟車のレプリカがある彦根図書館へ。

歩きながら「実は私も山形の出身でして」と話をふると、上手に乗ってくださるウド鈴木さん。

とても優しい方でした。

 

 

後ろにいらっしゃるのは館長さんと職員さん。

今回もお世話になりました。

 

 

ビートたけしさんの番組で作られたレプリカであることを話すと目を輝かし「この自転車に…殿が…」

館長さんにおねだりして試走させてもらうことに。

前に後ろに漕ぎながら大興奮するウド鈴木さんでした。

撮影が終わると、お約束の記念撮影。

楽しい時間をどうもありがとうございました。

 

 

この件もあり、またたくさんの人の協力を得てこの度、新製陸奔舟車が長松院可休庵にて常設展示されることが決定いたしました。

これからはいつでも見ることが可能です。

興味ある方はいつでも声をかけてください。

ますます有名になる久平次翁から目が離せませんね(笑)

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メリークリスマス!

北日本では雪が多く、ご苦労されていらっしゃる方も多いかと思います。

雪見舞い申し上げます。

彦根も26日までクリスマス寒波が来そうな雰囲気で警戒警報が発出されておりますが…そんな中、今年も行ってまいりました、認定こども園長岡学園クリスマス会!

今年もサンタクロースとして訪問させていただきました。

今年で3回目となるサンタクロース役。

だんだんと板についてきた気がします(笑)

 

まずは0、1歳児クラスを訪問。

 

 

赤い衣装に身を包んだ謎のおじさんの登場に、例年通りギャン泣き(泣)

プレゼントを渡し、這々の体で退出。

 

次は2歳児クラスです。

 

 

2歳児になるとサンタさんの何たるかを少し理解し始めるころ。

みんな『サンタさんだー』と大歓迎。

プレゼントの前でニコニコ写真に写ってくれました。

 

そして最後は講堂にて3、4、5歳児とたくさんのクリスマス会に参加。

大きな声で呼んでくれます。

『サンタさ〜ん!!』

 

『HO,HO,HO! Merry Christmas!!』

 

サンタさんが入場すると大きな声援でお迎えしてくれました。

 

 

挨拶をし、サンタさんへの質問タイム。

『サンタさんは雪が降らないと来ないの?』

『煙突がなくてもきてくれるの?』

『なぜプレゼントをくれるの?』

いろんな質問の中に、こんなものがありました。

『サンタさんはどこに住んでいるの?』

 

本来サンタは、北極に住んでいました。

しかし昨今の地球温暖化で氷が溶け始め、住む場所を追われたサンタは各国へ避難しているのだとか。

園長先生にそんな話をしたところ、ぜひその話をしてくれ、とのこと。

しかし英語で説明してもこどもたちはちんぷんかんぷん。

そこで急遽、お腹のボタンを押すと日本語が喋れることに。

みんなが住んでいる地球環境はみんなで守りましょう。

簡単にそんなお話をさせてもらいました。

子どもは侮れません。

しっかりと大人の話を聞いています。

それが良きにつけ悪きにつけ。

頭のどこかに今日のお話が残ってくれますように。

 

 

質問タイムが終われば、良い子にはプレゼントをあげましょう!

代表の子がプレゼントをもらいにきてくれます。

 

 

プレゼントを渡して記念撮影。

みんな間近で見るサンタクロースに興味津々。

いい顔で写真撮れたかな?

ハイチーズ!

 

 

楽しい時間も終わり、いよいよ退出。

とその前に、今度は子どもたちからサンタっくろーすへ歌のプレゼント。

大きい円になって全員で歌います。

 

曲は『あわてんぼうのサンタクロース』

 

 

パチパチパチ。

みんなとっても上手に歌ってくれました。

思わずサンタもうるうる。

子供の歌声ってなんであんなに透き通って人の心を打つのでしょう。

とても楽しい時間を過ごすことができました。

長岡学園の園長先生はじめ先生方、ありがとうございました。

来年ももし機会があれば、お手伝いさせてくださいね。

 

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外国人向け坐禪會モニターツアー。

先日、近江ツーリズムボードさん主催による、外国人向けツアープランのコンテンツのひとつとして、長松院で暁天(朝坐禪)が組めないか、というオファーがありました。

このツアーは、ただ彦根を観光旅行するだけでなく、井伊家という”戦国大名の町”としての歴史と、武家社会の根底にある文化を学ぶことを主眼としたもの。

まずはそのモニターとして、英語ガイド4名と、びわこビジターズビューローから1名、長浜観光協会から1名、そしてOTBから1名の計7人での坐禪會でした。

とはいえ、こちらが提供する坐禪會はいつもと同じもの。

挨拶が終わると早速みんなで坐禪します。

 

 

しかしいつもの坐禪會と違うところは、みなさん個人的な興味から參禪しているわけではない点。

ビジネスとしてお客さんを連れてくるのが目的のため、責任がある。

真剣なまなこで坐禪説明に聞き入ります。

 

 

坐禪は二炷。

経行も行います。

 

 

二炷の打坐の後は、質疑応答。

鋭い質問が、まるで問答のよう。

今回は日本語でしたが、本番においてはほとんどが英語での対応。

私も全く気を抜けません。

 

 

予定よりも1時間ほどオーバーして坐禪會は終了。

個人的にとても楽しく、また本番が楽しみな坐禪會となりました。

もう一度モニターツアーを行う予定です。

今後の展開に目が離せなくなりました。

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帰ってきたJCMU坐禪會。

コロナ禍により、街から人の姿が消えました。

都会も、地方も関係なく。

日本も、外国も関係なく。

コロナは人と人とのつながりを断ち、歴史や伝統をつなぐこともさせず、まさに暴虐無人な振る舞いに、我々はなす術もなくただ嵐が過ぎるのを待つ日々でした。

 

あの大騒動から3年。

頭上の厚い黒雲から一筋の光明がさしてきた様に、少しだけ以前の活気が街に戻ってきました。

観光客も少しずつ戻り、学校行事も再開を始め、なんとはなしに日常を取り戻しつつあります。

そして、長松院にはJCMUの生徒たちの顔も戻ってきました。

昨日は彼らと共に、久しぶりの坐禪會。

やはり心が躍ります。

 

 

今回參禪してくれたのは11人の留学生と引率の先生2人。

基本的なことを説明して禅堂に移動します。

 

 

どうやら生徒たちの方から『坐禪を組んでみたい』との声が上がったらしく、全員集中し、興味津々で説明を聞き坐禪に取り組みます。

 

二炷坐りましたが、ガサガサ動くこともなく、また集中力も切らさず、よく座り切ってくれました。

 

最後は全員で本尊さんと一緒に記念撮影。

 

 

大変楽しい坐禪會でした。

ぜひまた一緒に座りましょう。

来月は攝心會。

いつもより長く座っております!

興味ある方は長松院までご連絡ください。

 

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こども坐禪會はたのし。

だいぶ更新の間が空いてしまいました。

10月、11月は晋山式の季節。

ありがたいことにお声がけをいただいてお手伝いさせていただいておりまして、なかなか時間が作れませんでした。

 

10月、11月は涼しくなり、坐禪するにな最適な季節。

その季節に合わせて、たくさんの人たちが參禪に来てくれました。

まずは10月30日に行われた、彦根青年会議所主催によるこども坐禪會です。

総勢30人ほどの小学生たちと付き添いの青年会議所メンバーが本堂に所狭しと座ります。

 

普段は椅子に座ることが多く、なかなか畳に座る経験などない人たちばかり。

しかしみんな静かに真摯に兀兀とひたすらに座ります。

 

 

一炷のみの坐禪でしたが、みんな心なしか涼しげな顔つきに。

坐禪會も終わり、帰る際には図書館からお借りしてきた平石久平次翁設計の世界初の自走式乗り物『新製陸奔舟車』を見学。

みんな船の形をした乗り物に興味津々でした。

 

 

次は11月11日、彦根市立東中学校の一年生諸君のフィールドワーク。

東中では毎年一年生が、彦根の調査をして発表をする学科がありますが、今年は長松院にも来山してくれました。

午前と午後に分かれて2班が来山。

みんな事前に質問を考えてそれぞれに聞いてくるのですが、なかなかこれが面白い。

 

「寺と院の違いはなんですか?」

「江戸時代に大火が2回あったそうですが、その時のことを教えてください」

「お寺はなぜキラキラしたものが多く飾られているのですか?」

「神社とお寺の違いを教えてください」

 

答える私も真剣勝負。

適当な答えは許されません。

真剣に一問一答いたします。

 

 

フィールドワークなので、坐禪會ではありませんがせっかくなので少しだけでも座りましょう。

 

 

時間の都合上、長くは座れませんでしたが、また今度興味あれば来て欲しいものです。

 

最後にやはり久平次翁の新製陸奔舟車を見学して解散。

彦根にこんな面白いことを世界に先駆けて考えた人物がいたことを誇りに思い、広く世に伝えてください。

 

皆さんが来てくれたおかげで、私も大変楽しく過ごすことができました。

多謝。

また来てくださいね。

 

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The Zen on zoom。

坐禪會についての紹介です。

海外で行われている坐禪會について、お知らせします。

長松院で行っている坐禪會のほかに(お寺での參禪希望者は、トップページにあるLINEから友達申請を行なってください。月初めに翌月の參禪予定が送られてきます)外国で行われいる坐禪會に興味のある方は参考にしてください。

現地時間との時差によって中々參禪するのが難しくはありますが、ご興味あれば。

 

參禪は全て英語で行われます。

内容は、坐禪だけのものもあれば、ヨガクラス、公案、法話などのものも。

 

詳しくはトップページにある『坐禪會予定表』をご参照ください。

または長松院までご連絡くだされば、ご案内いたします。

 

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萬燈供養會無事圓成。

毎年恒例の萬燈供養會が、盂蘭盆會最終日の8月15日に無事圓成いたしました。

お盆の送り火のようなものとして、また年に一度お檀家さんが集まってワイワイお話しできる場として始めたこの萬燈供養會ですが、今年で8回目を迎えました。

本来はカレーの供養で皆さんをご接待申し上げていたのですが、残念ながらこのコロナ禍。

「今年は行けるんちゃうか?」と期待しておりましたが、コロナ禍は拡大傾向。

カレーを食べるにしても、黙食でお通夜のようになってしまうならば…と已むなく中止。

昨年同様、送り盆のお経と灯籠の点灯だけといたしました。

 

 

作るのもですが、並べるのもまた一苦労。

集まり皆さんの顔を思い浮かべながら、一つ一つおいていきます。

 

 

遠方で来れない方や、用事があって来れない方々の分もみんなで点灯。

だんだん暗くなって、ご先祖さまたちも名残は尽きぬ中旅立っていかれます。

 

 

また来年、お迎えいたしますね。

皆さんもお疲れ様でした。

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TERAKOYA!夏。〜ラガーマン編〜 ゲーム

さあ、修行も一応の終わりを告げ、これよりは楽しい接斎(お昼ご飯)とゲームの時間!

さあ、にぎやかにはっちゃけましょうか。

お昼ご飯は西福寺さんからの添菜(差し入れ)のハンバーガー。

彦根の名店、サンバーガーを振舞ってくださいました。

西福寺さん、どうもありがとうございます。

 

 

食事の後はサプライズ。

7月生まれの子供たちに、バースデーバームクーヘン。

 

 

食事が終わり、まずは謎解きラリー。

五つの場所で謎を解き、そこでもらえるヒントを五つ集め、道元禪師の大事な教えを解き明かそう!

それぞれ謎を解く場所は法堂、直政公灰塚前、山門、地蔵尊前、庫裡の五ヶ所。

 

 

 

こちらはマッチ棒を動かして意味のある言葉を作るもの。

なかなか難しい。。

 

 

こちらは特大トランプを並べ替えて次の場所を探し出す。

次はどこだあ?

 

 

こちらはヒントをもとになんという漢字が入る?

その読み仮名を並べ替えたら次はどこになる?

 

生憎の雨の中ですが、みんな濡れるのも構わず寺中を文字通り走り回ります。

転ばないでよ!

 

 

そして生えある優勝チームは…

監督と西福寺さんチーム!!

大人の面目躍如です。

賞品の宝箱ゲット!

 

 

さあ、次はトイレットペーパータワー。

順番にトイレットペーパーを積み上げて高さを競うゲーム。

五つが限界、倒れても倒れてもまた積み上げる姿はまるで賽の河原(笑)

 

 

そして本物は誰だ!

チームごとに分かれて、誰がハズレを引いたか当てっこします。

今回食べてもらうのは『アポロチョコ入り一口おにぎり』と『辛子マヨネーズ入り一口シュークリーム(中身がマヨの時点でクリームではない)』

結果は…

どちらのチームも当てられず!

残念。

みんな、役者やのう(古)

 

 

 

次のゲームは『英語deジェスチャー』

交代でお題をジェスチャーもしくは英語で説明してチームメイトに当ててもらいます。

日本語を使ったら10点マイナス。

さあ、中学生の実力を見せろ!!

 

 

しかし!

なかなかうまくいかないジェスチャーに、剛を煮やした住職。

「お前らに、本物のジェスチャーっていうのはこうだ、と教える男たちがいる!!山鹿ファミリー、カモン!!」

いきなりのムチャブリに戸惑う山子監督親子ですが、そこはバンチ率いる猛者。

素晴らしいジェスチャーを披露します。

 

 

最後のゲームは長松院名物『チキチキ!トランプ最弱王決定戦!!』

キミはここまで真剣にババ抜きをやったことがあるか?

そして最弱王の子は誰だ?

最弱王には屈辱の最弱王ベストを着てもらう!!

 

 

 

最弱王は…果たして…!?

 

 

 

ん?この後ろ姿はまさか…

 

 

…まさかの監督(爆)

さすが持ってる男は違いますね!

 

ゲームもひと段落し、監督から表彰式。

頑張った子に景品が手渡されました。

 

 

楽しかった時間もすぐに終わり。

みんなで並んでご挨拶。

ありがとうございました。

これからもラグビーに、遊びに、そして少しだけ勉強に力を注いで、今しかできないことをたくさん経験してください。

 

母バンチのみなさん、お手伝いありがとうございました。

また一緒に座りましょう。

 

みんな楽しかったですか?

また機会があったら一緒に座りましょうね。

勉強にラグビーに遊びに。

今しかできないことを今一生懸命に。

 

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TERAKOYA!夏。〜ラガーマン編〜 2日目

さて、昨日は夜中まで起きてたなあ、諸君。

振鈴をじゃらんじゃらん鳴らして叩き起こすぞ!

…と思ったら、みんな5時半前から起床。

眠くないのか?

振鈴を鳴らす監督も苦笑い。

「せめて寝たふりせえ…」

その言葉でみんな狸寝入りして、振鈴で起きるふり。

朝から大爆笑。

 

起きたら暁天坐禪。

2日目は仲間のご寺院さん、米原市山東町の名古刹『西福寺』御住職、木船良元老師も参戦。

西福寺さん、ありがとうございます。

 

 

「お前ら、昨日は夜遅くまで起きてて、今朝は振鈴前に起きてたな?これで坐禪中に寝たら、これや!」

警策をブンブン回して脅します(笑)

脅迫の甲斐もあってか、誰も眠ったりしません。

兀兀と座ります。

 

暁天の後は全員で朝課(朝のお勤め)

 

 

般若心經をみんなで唱えます。

朝課が終われば、作務の時間。

典座は朝ご飯の準備、直歳は法堂の香炉の灰作務。

寮舎は初日の役と交代。

昨日の典座は今日の直歳、昨日の直歳は今日の典座。

 

灰作務とは、香炉の灰を道具を使ってきれいに平らに均すもの。

もちろんみんな初めてです。

新聞紙を敷いてさあやってみよう!

 

 

小食(朝ご飯)はおにぎり。

ついつい目が食べたくてたくさんとってしまい、中々食が進みません。

業を煮やした住職が「これ以上もたもた食べてるやつは警策や!」というと、食べれる子が残したこの分も食べてあげます。

One for all, all for one.

 

さあそのあとはお待ちかね。

ディベートの時間です。

アメリカでは授業に取り上げられるディベート、日本ではあまり聞き慣れませんね。

ディベートとは、グループディスカッションとは違い、ふたチームに分かれて論戦を戦わすもの。

立場は必ずしも自分の心情とは違うことがあるのがディベートの特徴。

自分はそうは思わなくとも、論理的に、クールに、自陣の優位性を訴えます。

またディベートと大きく違うのは、勝敗がつくこと。

大人3人(代表、監督、西福寺さん)に自論の正当性をいかに訴えるか。

審判も真剣勝負です。

 

 

今回のお題は『フォワードとバックス、どちらが楽しいか?』

それぞれ作戦会議をし論戦に臨みます。

 

 

真剣に論戦を戦わせ、議論は白熱。

審判も気が抜けません。

 

 

最終的に勝ち負けは着きましたが、試合が終わればノーサイド。

フォワードもバックスもどちらも面白いもんね。

 

ディベートの次は一字写経。

般若心經から選んだ一文字を書き写し、書けたものは貼り付けてお経曼荼羅に、お手本は財布の中に。

さらに一字写経以外にも、自分の願い事を紙に書き付け、お守りに入れます。

 

お守りはお庫裡さんの手作り。

事前にそれぞれ選手のお母さんからの願い事はお守りの中に入っています。みんなは自分の願い事を入れて紐を通して完成させます。

 

お守りが完成したらみんなで御祈禱。

法堂へ移動、みんなで心を込めてお経をあげました。

 

そして、修了式。

みんなよく頑張りました。

初めての坐禪でもよく取り組みましたね。

立派だったと思います。

 

さて修了式が終われば弛緩の時間。

ゲームの時間だッ!

 

ゲーム編に続く。

 

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TERAKOYA!夏。〜ラガーマン編〜 初日

去る7月9、10日の両日、久々にTERAKOYA!が行われました。

と言ってもJCMUの学生たちとのTERAKOYA!ではなく、今回は彦根のラグビークラブチーム『彦根ワイルドバンチ』からの依頼です。

1ヶ月ほどもかけて色々準備をして当日を迎えます。

 

 

まずは入寺式。

 

「今ここから君たちはお客さんではありません。修行をしにきた修行者です。今からお客さん扱いはしないからそのつもりで」

 

そう伝えた瞬間に子供たちの顔つきが変わります。

 

(遊びにきたわけじゃないんだ…)

 

にやけた笑いが消え、みんな真面目モード。

まずは住職挨拶と引き続いて法話。

ここで『緊張と弛緩』の話をします。

坐禪も作務も食事も全て緊張感を持って行うこと。

僧堂で言うところの制中(修行を集中して行う期間)です。

 

法話が終わればすぐ坐禪。

暑い中ですが、2炷座ります。

 

 

鐘も鳴らしてもらいます。

 

 

慣れない坐禪にガサガサ動いてしまう子もおりましたが、なんとか終了。

 

引き続きグループディスカッション。

今回のお題は『みんなにとって良い指導者とは?』

ここで一旦監督さんには退場していただきます。

司会進行役や書記係。

子供たちだけで議論を深めてもらいました。

 

 

しかし、さすがは中学生。

全員自分の意見を出し、それをまとめていきます。

個人の意見をみんなで出し(One for all)それをみんなでまとめ上げる(One for all)作業はまさにラグビーの練習そのもの。

意見も大人顔負けの素晴らしいものが続出でした。

まとまった意見は監督さんを交えて発表。

「この意見は決して監督個人に起因するものではなくあくまでも自分達にとっての理想の監督である」ことを前もって伝え、監督さんにも聞いてもらいました。

 

 

引き続いては作務。

今回は夜境内に並べる灯籠作り。

まず紙に願い事や決意を書いて、瓦に貼り付けていきます。

 

 

ある程度できたら、典座寮の諸君は晩御飯のカレー作りに移動。

残った直歳寮の諸君で残りを完成させます。

 

 

そしてお待ちかねの薬石(晩御飯)!

たくさんおかわりしてね。

 

ご飯だよー、と言う合図も打ってもらいます。雲版と言います。

 

美味しかったご飯が終われば、浴司。

お風呂です。

近所のとばや旅館さんの好意で、みんなで大浴場でお風呂。

 

お風呂の後は法堂を真っ暗にして、住職による怪談話。

これまでに長松院で起こった数々の不思議なことや、私個人の怖い経験談などを交えてお話ししました。

苦手な子もおり、みんなでくっついて聞いていたのが印象的でした(笑)

 

さあ、怪談が終わればお待ちかねの灯籠点火と大花火大会!!

のはずですが…生憎の大雨。

さすがのラガーマンたちも天気には勝てず、軒先に灯籠を並べ添加しての花火に。

 

 

雨でも楽しむのが長松院流。

ワーキャー言いながら遊びます。

 

 

花火が終われば夜坐、開枕(就寝)。

しかし興奮冷めやらぬ若きラガーメンはなかなか寝付きません。

翌日は6時振鈴(起床)

起きれるのか、みんな?

コソコソ話し声は11時過ぎまで続きました。

 

2日目編に続きます。

 

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七夕飾りと坐禪會。

連日暑い日が続きます。

急に暑くなりましたので、体がなかなか追いつきません。

みなさんも体調管理に十分お気をつけ下さい。

 

こんな暑い中ですが、坐禪會は粛々と行われました。

背中をつたう汗を感じながらいつも通り二炷座ります。

 

さて、今日は七夕。

ということで、參禪者みんなで七夕飾りをしました。

短冊は一人二つ。

一つは大きな願い。

そしてもう一つは個人的な願い。

 

そうなるとやはり多いのは『戦争がなくなりますように』『世界平和』

みんな同じことを思うのに、なぜ戦争は無くならないのでしょうね。

 

書き終わったらみんなで山門の笹に吊りに行きます。

 

 

毎年やっておりましたが、坐禪會メンバーでする七夕飾りは初めて。

来年は飾り物も一緒に作ろうかな。

 

山門にペンと短冊を準備しています。

道すがら願い事を書いて吊っていって下さい。

できれば大きな願いと個人の願い二つ。

みなさんの夢が叶いますように。

そして世界が平和でありますように。

 

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坐禪會と紫陽花のお守り。

昨日は六月の坐禪會。

六名の參禪者がありました。

 

六月は紫陽花のお守りを作る月。

今年は參禪者と一緒にお守り作りをしました。

 

まずは二炷坐ってから。

いつもならばそこから作務をするのですが、今日はそこからお守り作り。

奉書に自分の名前、家族の名前、住所を書きます。

飾る場所は東司(トイレ)です。

紫陽花の花には魔を避ける力があるらしく、下の病気、婦人病などを防いでくれると昔から言われています。

公共の場に飾る場合は、使うであろう人たちのことも書きます。

私は「長松院檀家各位」と「長松院參禪者各位」と書き足しました。

それから各自で紫陽花摘み。

 

自分の好きな紫陽花をお守りにします。

 

摘んできた紫陽花に先ほどの方処に書いたものをぐるぐる巻きにして、紅白の水引でくくりつけます。

これをしっかりと結ばないと、吊り下げた時にずり落ちます。

 

しっかりと縛ったら、出来上がり。

(と、ここまでの写真があったらいいのですが、みんなで一生懸命作っていたら写真撮るのを忘れました…)

 

 

出来上がったものを本堂に移動して、御祈禱。

全員で般若心經を唱えて、みんなの健康を祈ります。

 

 

御祈禱が終わって最後に茶話会。

今日はみんなで抹茶を入れました。

美味しかったです。

 

 

今日の写真はいつもにも増してブレブレですね💦

見辛くてすいません。

 

 

水菓子は參禪者の方からの差し入れです。

美味しかった。

どうもありがとうございました。

坐禪會にも季節の行事を少しずつ取り入れていきたいと思います。

坐禪に興味ある方はお寺までお気軽にご連絡ください。

初心者歓迎。

坐禪指導いたします。

 

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ホタルまつり音楽祭、無事圓成!

コロナ禍により中止を余儀なくされた、米原市山東地区に残るほたる太鼓。

その伝統を後世に残そうと、西福寺住職木船良元老師が発起人となり、ほたる太鼓保存会、長岡学園の協力を得て昨年より始まった『ホタルまつり音楽祭』。

元々音楽が大好きなことを知っている木船老師にお声がけをいただきお手伝いさせていただいて2回目となる今年は、昨年より参加ミュージシャンも増え、大盛況。

梅雨に入る季節でもあり、天気もだいぶ心配いたしましたが、カラッと快晴日本晴れ。

参加者みんなの日頃の行いの良さが出たな、と独り言。

 

最初の演者は岐阜より参加の『アンサンブルWA音』。

トランペットやトロンボーンを吹くのは、西福寺住職の弟弟子にあたる池田泰英老師。

ピアノの日比さんと共に、ジブリの曲やディズニーの曲などを演奏。

初っ端から場を温めてくださいます。

 

 

次はわが長松院の坐禪會メンバーでもある原田泰彦さんがボーカルを務める『le cocon』。

彦根、米原地区を中心に活動をされている、正統派のクラシックを中心としたピアノ&デュオ。

『歌えバンバン』や 『A whole new world』、『恋のバカンス』など、音楽性も多岐に渡り、老若男女を喜ばせます。

 

 

そしてその次は、長岡学園年長組のすみれ組さんによるほたる太鼓。

元気いっぱいに太鼓を叩いてくれました。

 

 

 

 

 

 

出番を待つすみれ組のみんな。

少し緊張気味だけど、練習したことを

全部発表できるよう頑張ります。

 

 

すみれ組さんの後は、北海道稚内市から参加してくださった、二胡奏者の山本大雲老師。

実はこの山本老師、トランペットの池田老師と同じ名古屋芸術大学出身。

学部は違えど、同じ大学出身ということで舞台裏では話が盛り上がっていた模様。

二胡という楽器を実際に見るのも聞くのも初めての人が多く、楽器の説明や歴史などをみなさん興味深く聞いておられました。

曲は有名な『蘇州夜曲』や中島みゆきの『糸』、坂本龍一の『ラストエンペラー』など。

暑さも忘れ、しばし中国の草原に思いを馳せます。

 

 

さあ、しっとりとした後は元気なバンド『Blue Blow』

いよいよラス前です。

ベースが今回は諸事情により不参加でしたが、ギター、ボーカル、ドラムとスリーピースでの参戦。

モンゴル800の『小さな恋の歌』、菅田将暉の『虹』、『ルパン三世のテーマ』など、若者を中心に大盛り上がり。

手拍子で会場が湧きます。

 

 

そしてもちろん大トリはほたる太鼓保存会のメンバーによる迫力の大太鼓。

昨年までは小学6年生で卒業だったほたる太鼓ですが、今年から「中学生になってもどうしても残りたい!」という熱意ある声に先生方も動かされ、中学生の太鼓奏者も参加。

迫力のステージで会場を盛り上げます。

 

 

今回は沖縄返還50周年を記念して『ダイナミック琉球』を発表しましたが、そこで三味線を持った山本老師緊急参戦!

太鼓と三味線の夢のコラボ実現です。

サプライズ参戦に子供達も観客も大喜び。

大きく会場がうねるのがわかります。

 

 

ほたる太鼓が終わって、閉会宣言がなされても、なかなかみんな会場を離れません。

コロナ禍で楽しく集まることが長く禁じられてきたためか、名残惜しかったのでしょう。

 

西福寺さん、長岡学園の皆さん、保育士の皆さん、スタッフの皆さん、パフォーマーの皆さん、そして観客の皆さん。

みなさんのおかげでとても楽しい時間を過ごすことができました。

心より感謝申し上げます。

また来年もやりましょう。

ありがとうございました。

合掌

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ホタルまつり音楽祭’22。

米原市長岡地区は、昔からゲンジボタルで有名です。

その蛍の時期に合わせて、長岡ではほたる祭りが開かれてきました。

しかし昨今のコロナ騒動により中止を余儀なくされてしまいます。

 

そこでなんとかこの歴史あるほたる太鼓を残していけないか、ということで、ほたる太鼓保存会と西福寺ご住職、そして長岡学園が中心となり昨年より「ホタルまつり音楽祭」と銘打って音楽フェスタを開催しています。

不肖私も及ばずながらお手伝いをさせていただいております。

今年で2回目になる音楽祭ですが、長松院坐禅会のメンバーも参戦。

また今年は法友である山本大雲師が、遠く北海道稚内市より、中国の楽器『二胡』を引っ提げ登場。

個人的にもとても楽しみにしています。

 

山本大雲師のプロフィールはこちら。

 

日本最北端(宗谷岬) 

曹洞宗 天徳寺の住職

 

名古屋芸大(洋画科)を経て

大学病院などの建築・学会サポート

トータルマネジメントを行う。

 

二胡(中国楽器)を仲島千創に師事。

津軽三味線、民謡を前田和男に師事。

 

二胡、津軽三味線、ギターにて

音楽のジャンルを問わず、法話と演奏を行っている。

 

2008年に日本のNHKテレビ放送「がんばれ日本列島」にて

「坐禅と二胡の調べ」放送。

 

東日本大震災やカンボジアなどへ寄付のため

チャリティーコンサート(10年間)を行う。

 

2014年から

アイヌの酋長(アシり・レラ)と

ユーカラ(叙事詩)とニ胡のコラボを行ったり、

道内や全国にて犠牲になったアイヌ、蝦夷、先住民族

                                  の供養としてカムイノミの祈りを共に捧げている。

 

                                 2020年1月20日・21日 バルセロナ大学(スペイン)や

                                コロニア・グエルの教会地下聖堂(世界遺産)にて講演と演奏を行う。

 

                                現在、禅(ZEN)における宇宙観を法話や演奏を通して全国各地にて行          

                                っている。

 

他にもお坊さんがトランペットを吹く『アンサンブルWA音』、長松院坐禅会のメンバーが奏でるピアノとボーカルのトリオ『le cocon』、昨年はドラムのみの参加でしたが今回はバンド編成で挑む『Blue Blow』、『長岡学園すみれ組』の皆さんによる和太鼓演奏、もちろん『ほたる太鼓保存会』による圧巻の和太鼓演奏も。

みんなの気分がノッて来れば、大セッション大会もあるかも。

 

 

また今年は、米原の文化財にも指定されている茶室『燕窓窠』において、お茶会も開かれる予定です。

お茶会の方は予約が必要になりますので、興味ある方は西福寺までご連絡ください。

 

連絡先 西福寺 ‭0749(55)0061‬

住所  米原市長岡1166

最寄駅 近江長岡駅 西へ歩いて10分

 

 

なお、音楽祭は無料、お茶会は席代が2,000円。

キッチンカーや屋台も出る予定!

また、和装(浴衣や甚平など)でお越しになった方には何かいいことがあるかもしれません。

それが何かは当日のお楽しみ。

 

音楽祭開演は午後1時。

お茶会は夕刻より。

小雨決行ですが、大雨の場合は中止します。(和太鼓は水気に弱いため)

 

みなさんどうぞ、ご参加ください。

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RMZC勉強会。

5月18日午前10時(カナダ時間17日午後7時)から開催されたRocky Zen Mountain Community主催の勉強会に参加させていただきました。

このRZMC、前回私が恥図化しながら講師(の真似事)を務めさせていただいたカナダの禪コミュニティで、坐禅会以外にもこのように講師を招いて勉強会をされている、熱心な禪グループです。

今回も法友であり、また尊敬する禅兄でもある横山行敬老師のご参加もございました。

 

今回の講師は、Dr. John Harding。

 

 

カナダ•レスブリッジ大学准教授であり、仏教関係の作家でもあるジョン博士の今回のお題は”Buddhism in the global eyes and Buddhism in North America”

どのようにして北米に仏法が伝わったかの歴史と北米における仏教の変遷などをわかりやすく教えてくださいました。

特に我々曹洞宗の僧侶は自宗のことには明るくとも他宗のこと、外国の仏教の歴史などはあまり詳しくありません。

浄土真宗のカナダにおける布教の様子など、とても興味深くお話を伺いました。

 

 

基本的にカナダ時間の午後7時からですので、日本時間だと翌日朝10時(summertime)。

なかなか一般参加が難しい時間帯ではありますが、もしカナダの禪コミュニティと坐禪したり勉強会をしたりしたい方があれば、長松院までご連絡ください。

ご紹介申し上げます。

 

RZMCのRyugen Arron禅兄。

招待くださりありがとうございます。

また勉強会に参加させていただければ幸いです。

Ryugen san, Thank you for inviting me.

I am more than happy if I could take part in you guy's class again!

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藤の花、満開。

構想から完成まで3年の月日を要した藤棚。

昨年落成を迎えた藤棚。

年末年始の雪害で一時は諦めた藤棚。

 

その藤棚ですが、雨にも負けず風にも負けず、雪害にも負けずに花を咲かせてくれました。

 

 

他の樹々は富士ではない蔓の植物。

中には『郁子(むべ)』という食べられる植物も!

この郁子、一説には天智天皇が近江八幡市蒲生野に狩りに出かけられた際、健康な老夫婦にお会いになられ、その健康長寿の秘訣をお聞きになられたときに「これを食べてるからです」とその実を献上すると、美味しかったのでしょう、天智天皇は「宜なるかな(そうであろうな)」とおっしゃられたのが郁子の語源だとか。

さすがは歴史の国、近江。

 

 

来年からがさらに楽しみです。

郁子が取れたら本尊さまにお供えします。

 

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新しい寺寶貳ノ巻。

 

先日、大阪の三浦家から寄附を受けた鎧兜一式ですが、今回さらに大砲を寄付いただきました。

この大砲は大坂夏の陣で活躍したという代物で、御歳なんと四百七歳!

大人二人でやっと持てる重さで、これを彦根から大阪まで曳いて行ったんだなあ、と思うと感慨が深いです。

 

 

よく見ると三浦家の家紋も入っています。

字も彫ってありますね。

南人一??

丸に三は三浦の家紋です。

 

 

そしてこれ以外に、弥勒菩薩像と聖観世音菩薩摩訶薩もお連れしていただきました。

こちらもだいぶ古い仏像で、代々三浦家に伝わってきたもの。

相当大きな仏像で、お寺の本尊さんと言われても納得するくらい。

 

 

観音様はあ阪神淡路大震災の時に倒れ、痛みが激しいため、厨子に入って頂いております。

現在は文珠師利菩薩の隣に鎮座まします両菩薩。

来山の際にはどうぞ手を合わせて行かれてください。

 

大砲の来山に伴い、長松院博物館の展示を若干変えました。

 

 

大床の間には鎧兜一式と井伊家御紋のついた鐙。

 

 

式台籠の横に大砲や鎧兜、鐙に陣笠、旗指物などを展示。

陣羽織もありますが、こちらは風化を防ぐため箱の中にしまってあります。

 

末長く長松院を守ってくださいますよう、今後も大切に保管して参ります。

三浦さん、運んでくれた近藤さん、ありがとうございました。

 

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RMZCでのお話。

曹洞宗は、大正時代にアメリカに伝えられました。

最初は禪というよりも、日系アメリカ人の憩いの場や心の拠り所としての存在であり、キリスト教を宗教の柱とした人たちにとっては単なる異教であったようですが。

しかし1960年代、俗にいうヒッピー世代の若者たちにカウンターカルチャーの一種として受けいられたのが、曹洞禪。

伝えたのは鈴木俊隆老師であり、乙川弘文老師であり、前角博雄老師。

 

鈴木俊隆老師(1905年 - 1971年)未だ多くのアメリカ禪に影響を与える。アメリカでは鈴木大拙と共に『二人の鈴木』と呼ばれている。

乙川弘文老師(1938年-2002年)鈴木老師に招かれ渡米。スティーブ • ジョブズの恩師として知られる。破戒僧として知られるが、瘋癲な一面は乙川老師の一面のみを表していると言って差し支えなかろう。

前角博雄老師(1931年-1995年) 曹洞宗、臨済宗、三寶教団などに参じ、それぞれ印可を受ける。1956年渡米し、ZCLA、陽光寺、道真寺などをアメリカに創設。徹玄老師は前角老師の一番弟子。

 

ヒッピーカルチャーにおいてフラワームーブメント(戦争反対運動)やコミューンを形成し、規制社会から逸脱して自由に生きる彼らにとって、禪の教えというものは最終解脱して何か違うものに自分を変容し、自由になれる神秘的な手段として魅力的に映ったのでしょう。

実際、何か別のものに変身して未来永劫心静かに暮らせるかというとそんなわけもなく、がっかりして離れていった人たちも少なくなかったようですが、中には禪のなんたるかを掴み、その後も禅僧として、または居士として打坐する人は絶えませんでした。

実際禪を中心に据えた生活をする有名人はセレブにもおります。

10年前に亡くなったスティーブ•ジョブスなどはその一人であることは有名です。

そんな中、禪はZENとしてアメリカ社会に浸透していきます。

 

禪をアメリカに伝えた前角博雄老師の一番弟子は、バーニー徹玄グラスマン老師。

私は機会を得て徹玄老師と知り合い、彼の禅堂『Zen Peacemakers』に学ぶ機会を得ました。

おそらく私は彼にとって最初で最後の日本人としての弟子であり、侍者であったかと思います。

これは本当に僥倖であったと言わざるを得ません。

 

老師方が蒔いた種はアメリカという国に根を下ろし、いくつかのサンガができ、今も活動を止めませんが、その隣の国カナダでは未だ禪の息吹がありません。

私の法友であり、同志(と勝手に思っている)横山行敬師は現在、アメリカ在住の日本人僧侶ですが、カナダでの布教活動も精力的にされています。

その横山師とも、アメリカはZen Peacemakersで知り合ったのですが、彼が現在活動するカナダの禪コミュニティ『Rocky Mountain Zen Center』で、徹玄老師の思い出話などしてもらえないか、との依頼を受けました。

英語で法話などしたこともない私ですが、任にあたって他に譲り難し。

稚拙な英語でも心を込めて喋れば伝わるだろう。

そう開き直って思い切って受けさせていただきました。

 

皆さんとても優しくて、私のわかりにくいであろう英語にもうなづきながら聞いてくださり、質問もたくさんしてくれました。

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

いつの日か、カナダの禅堂にもお邪魔して、法友の皆さんとお話させていただけたら嬉しいです。

ありがとうございました。

 

 

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データサイエンス教室のご案内。

世情相も変わらず定まらぬ昨今です。

コロナも治まったかと思えばまた第七波がどうとか。

TERAKOYA!も全く行えぬまま、キッズは小学校卒業を迎え、新たな希望を胸に中学校へ進学しようとしています。

残念で仕方ありません。

 

さて、今回の告知はTERAKOYA!ではないのですが、面白そうな子供向けワークショップがありますのでご紹介いたします。

京都で行われている『子どもたちによる子どもたちのロボット教室』〜データサイエンスコース〜です。

これまでは、ロボットを作ったり(!)理科の実験をしたりなどの教室をされていましたが、今回新たに『データサイエンス』のコースが始まるそうです。

データサイエンスとは「統計、科学的手法、人工知能(AI)、およびデータ分析などの複数の分野を駆使してデータから価値を引き出すこと」

…なんだかとっつきにくそうな説明ですが、要は世の中の事象を数字を使って説明してみようという学問。

あまり難しく考えず、グラフから何がわかるかな?を考えると思ってください。

 

第一回目は『世界のトイレを見てみよう!』

 

ふふ。

なんか、タイトルからもう面白そうでしょ?

 

会場は京都リサーチパークですが、ウェブでの参加も可能。

私もできる限りウェブで参加いたします。

興味ある方は「子どもたちによる子どもたちのロボット教室@京都」代表の湯川さん もしくは長松院までご連絡ください。

 

ちなみに、講師の方は長松院の坐禪會メンバーです。

安心して参加してください。

皆さんの参加お待ちしています。

 

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新しい寺寶壱ノ巻。

長松院にはいろんなお檀家さんがおられます。

市中であったため、農家のお檀家さんは少ないですが、士工商は網羅しています。

中には井伊家の重臣であった家柄のお檀家さんも少なくありません。

そんな重臣の子孫である、三浦家の方から家宝である鎧や指物などを寄付していただきました。

早速組み立ててみます。

 

 

全部で三体の鎧。

相当古いもの(江戸時代より少し古い)らしく、紐など切れているのもありましたが保存状態は良好。

 

 

まずは床の間に出してみます。

 

 

何しろ組み立てたことがありませんから、倅と共に試行錯誤。

何があるのか全部出してみました。