井伊直政公御舊跡之名古刹  


萬年山 長松院                          

Mannenzan Choshoin    the last place of Naomasa Ii, founder of Ii Family in Hikone

諸悪莫作(しょあくまくさ) ― もろもろの悪を作すこと莫く
衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう) ― もろもろの善を行い
自浄其意(じじょうごい) ― 自ら其の意(こころ)を浄くす
是諸仏教(ぜしょぶつきょう) ― 是がもろもろの仏の教えなり

 

Do the good,

Don’t do any evil,  

Clean up your mind,

This is what Buddha’s teaching.

 

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萬燈供養會無事圓成。

毎年恒例の萬燈供養會が、盂蘭盆會最終日の8月15日に無事圓成いたしました。

お盆の送り火のようなものとして、また年に一度お檀家さんが集まってワイワイお話しできる場として始めたこの萬燈供養會ですが、今年で8回目を迎えました。

本来はカレーの供養で皆さんをご接待申し上げていたのですが、残念ながらこのコロナ禍。

「今年は行けるんちゃうか?」と期待しておりましたが、コロナ禍は拡大傾向。

カレーを食べるにしても、黙食でお通夜のようになってしまうならば…と已むなく中止。

昨年同様、送り盆のお経と灯籠の点灯だけといたしました。

 

 

作るのもですが、並べるのもまた一苦労。

集まり皆さんの顔を思い浮かべながら、一つ一つおいていきます。

 

 

遠方で来れない方や、用事があって来れない方々の分もみんなで点灯。

だんだん暗くなって、ご先祖さまたちも名残は尽きぬ中旅立っていかれます。

 

 

また来年、お迎えいたしますね。

皆さんもお疲れ様でした。

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TERAKOYA!夏。〜ラガーマン編〜 ゲーム

さあ、修行も一応の終わりを告げ、これよりは楽しい接斎(お昼ご飯)とゲームの時間!

さあ、にぎやかにはっちゃけましょうか。

お昼ご飯は西福寺さんからの添菜(差し入れ)のハンバーガー。

彦根の名店、サンバーガーを振舞ってくださいました。

西福寺さん、どうもありがとうございます。

 

 

食事の後はサプライズ。

7月生まれの子供たちに、バースデーバームクーヘン。

 

 

食事が終わり、まずは謎解きラリー。

五つの場所で謎を解き、そこでもらえるヒントを五つ集め、道元禪師の大事な教えを解き明かそう!

それぞれ謎を解く場所は法堂、直政公灰塚前、山門、地蔵尊前、庫裡の五ヶ所。

 

 

 

こちらはマッチ棒を動かして意味のある言葉を作るもの。

なかなか難しい。。

 

 

こちらは特大トランプを並べ替えて次の場所を探し出す。

次はどこだあ?

 

 

こちらはヒントをもとになんという漢字が入る?

その読み仮名を並べ替えたら次はどこになる?

 

生憎の雨の中ですが、みんな濡れるのも構わず寺中を文字通り走り回ります。

転ばないでよ!

 

 

そして生えある優勝チームは…

監督と西福寺さんチーム!!

大人の面目躍如です。

賞品の宝箱ゲット!

 

 

さあ、次はトイレットペーパータワー。

順番にトイレットペーパーを積み上げて高さを競うゲーム。

五つが限界、倒れても倒れてもまた積み上げる姿はまるで賽の河原(笑)

 

 

そして本物は誰だ!

チームごとに分かれて、誰がハズレを引いたか当てっこします。

今回食べてもらうのは『アポロチョコ入り一口おにぎり』と『辛子マヨネーズ入り一口シュークリーム(中身がマヨの時点でクリームではない)』

結果は…

どちらのチームも当てられず!

残念。

みんな、役者やのう(古)

 

 

 

次のゲームは『英語deジェスチャー』

交代でお題をジェスチャーもしくは英語で説明してチームメイトに当ててもらいます。

日本語を使ったら10点マイナス。

さあ、中学生の実力を見せろ!!

 

 

しかし!

なかなかうまくいかないジェスチャーに、剛を煮やした住職。

「お前らに、本物のジェスチャーっていうのはこうだ、と教える男たちがいる!!山鹿ファミリー、カモン!!」

いきなりのムチャブリに戸惑う山子監督親子ですが、そこはバンチ率いる猛者。

素晴らしいジェスチャーを披露します。

 

 

最後のゲームは長松院名物『チキチキ!トランプ最弱王決定戦!!』

キミはここまで真剣にババ抜きをやったことがあるか?

そして最弱王の子は誰だ?

最弱王には屈辱の最弱王ベストを着てもらう!!

 

 

 

最弱王は…果たして…!?

 

 

 

ん?この後ろ姿はまさか…

 

 

…まさかの監督(爆)

さすが持ってる男は違いますね!

 

ゲームもひと段落し、監督から表彰式。

頑張った子に景品が手渡されました。

 

 

楽しかった時間もすぐに終わり。

みんなで並んでご挨拶。

ありがとうございました。

これからもラグビーに、遊びに、そして少しだけ勉強に力を注いで、今しかできないことをたくさん経験してください。

 

母バンチのみなさん、お手伝いありがとうございました。

また一緒に座りましょう。

 

みんな楽しかったですか?

また機会があったら一緒に座りましょうね。

勉強にラグビーに遊びに。

今しかできないことを今一生懸命に。

 

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TERAKOYA!夏。〜ラガーマン編〜 2日目

さて、昨日は夜中まで起きてたなあ、諸君。

振鈴をじゃらんじゃらん鳴らして叩き起こすぞ!

…と思ったら、みんな5時半前から起床。

眠くないのか?

振鈴を鳴らす監督も苦笑い。

「せめて寝たふりせえ…」

その言葉でみんな狸寝入りして、振鈴で起きるふり。

朝から大爆笑。

 

起きたら暁天坐禪。

2日目は仲間のご寺院さん、米原市山東町の名古刹『西福寺』御住職、木船良元老師も参戦。

西福寺さん、ありがとうございます。

 

 

「お前ら、昨日は夜遅くまで起きてて、今朝は振鈴前に起きてたな?これで坐禪中に寝たら、これや!」

警策をブンブン回して脅します(笑)

脅迫の甲斐もあってか、誰も眠ったりしません。

兀兀と座ります。

 

暁天の後は全員で朝課(朝のお勤め)

 

 

般若心經をみんなで唱えます。

朝課が終われば、作務の時間。

典座は朝ご飯の準備、直歳は法堂の香炉の灰作務。

寮舎は初日の役と交代。

昨日の典座は今日の直歳、昨日の直歳は今日の典座。

 

灰作務とは、香炉の灰を道具を使ってきれいに平らに均すもの。

もちろんみんな初めてです。

新聞紙を敷いてさあやってみよう!

 

 

小食(朝ご飯)はおにぎり。

ついつい目が食べたくてたくさんとってしまい、中々食が進みません。

業を煮やした住職が「これ以上もたもた食べてるやつは警策や!」というと、食べれる子が残したこの分も食べてあげます。

One for all, all for one.

 

さあそのあとはお待ちかね。

ディベートの時間です。

アメリカでは授業に取り上げられるディベート、日本ではあまり聞き慣れませんね。

ディベートとは、グループディスカッションとは違い、ふたチームに分かれて論戦を戦わすもの。

立場は必ずしも自分の心情とは違うことがあるのがディベートの特徴。

自分はそうは思わなくとも、論理的に、クールに、自陣の優位性を訴えます。

またディベートと大きく違うのは、勝敗がつくこと。

大人3人(代表、監督、西福寺さん)に自論の正当性をいかに訴えるか。

審判も真剣勝負です。

 

 

今回のお題は『フォワードとバックス、どちらが楽しいか?』

それぞれ作戦会議をし論戦に臨みます。

 

 

真剣に論戦を戦わせ、議論は白熱。

審判も気が抜けません。

 

 

最終的に勝ち負けは着きましたが、試合が終わればノーサイド。

フォワードもバックスもどちらも面白いもんね。

 

ディベートの次は一字写経。

般若心經から選んだ一文字を書き写し、書けたものは貼り付けてお経曼荼羅に、お手本は財布の中に。

さらに一字写経以外にも、自分の願い事を紙に書き付け、お守りに入れます。

 

お守りはお庫裡さんの手作り。

事前にそれぞれ選手のお母さんからの願い事はお守りの中に入っています。みんなは自分の願い事を入れて紐を通して完成させます。

 

お守りが完成したらみんなで御祈禱。

法堂へ移動、みんなで心を込めてお経をあげました。

 

そして、修了式。

みんなよく頑張りました。

初めての坐禪でもよく取り組みましたね。

立派だったと思います。

 

さて修了式が終われば弛緩の時間。

ゲームの時間だッ!

 

ゲーム編に続く。

 

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TERAKOYA!夏。〜ラガーマン編〜 初日

去る7月9、10日の両日、久々にTERAKOYA!が行われました。

と言ってもJCMUの学生たちとのTERAKOYA!ではなく、今回は彦根のラグビークラブチーム『彦根ワイルドバンチ』からの依頼です。

1ヶ月ほどもかけて色々準備をして当日を迎えます。

 

 

まずは入寺式。

 

「今ここから君たちはお客さんではありません。修行をしにきた修行者です。今からお客さん扱いはしないからそのつもりで」

 

そう伝えた瞬間に子供たちの顔つきが変わります。

 

(遊びにきたわけじゃないんだ…)

 

にやけた笑いが消え、みんな真面目モード。

まずは住職挨拶と引き続いて法話。

ここで『緊張と弛緩』の話をします。

坐禪も作務も食事も全て緊張感を持って行うこと。

僧堂で言うところの制中(修行を集中して行う期間)です。

 

法話が終わればすぐ坐禪。

暑い中ですが、2炷座ります。

 

 

鐘も鳴らしてもらいます。

 

 

慣れない坐禪にガサガサ動いてしまう子もおりましたが、なんとか終了。

 

引き続きグループディスカッション。

今回のお題は『みんなにとって良い指導者とは?』

ここで一旦監督さんには退場していただきます。

司会進行役や書記係。

子供たちだけで議論を深めてもらいました。

 

 

しかし、さすがは中学生。

全員自分の意見を出し、それをまとめていきます。

個人の意見をみんなで出し(One for all)それをみんなでまとめ上げる(One for all)作業はまさにラグビーの練習そのもの。

意見も大人顔負けの素晴らしいものが続出でした。

まとまった意見は監督さんを交えて発表。

「この意見は決して監督個人に起因するものではなくあくまでも自分達にとっての理想の監督である」ことを前もって伝え、監督さんにも聞いてもらいました。

 

 

引き続いては作務。

今回は夜境内に並べる灯籠作り。

まず紙に願い事や決意を書いて、瓦に貼り付けていきます。

 

 

ある程度できたら、典座寮の諸君は晩御飯のカレー作りに移動。

残った直歳寮の諸君で残りを完成させます。

 

 

そしてお待ちかねの薬石(晩御飯)!

たくさんおかわりしてね。

 

ご飯だよー、と言う合図も打ってもらいます。雲版と言います。

 

美味しかったご飯が終われば、浴司。

お風呂です。

近所のとばや旅館さんの好意で、みんなで大浴場でお風呂。

 

お風呂の後は法堂を真っ暗にして、住職による怪談話。

これまでに長松院で起こった数々の不思議なことや、私個人の怖い経験談などを交えてお話ししました。

苦手な子もおり、みんなでくっついて聞いていたのが印象的でした(笑)

 

さあ、怪談が終わればお待ちかねの灯籠点火と大花火大会!!

のはずですが…生憎の大雨。

さすがのラガーマンたちも天気には勝てず、軒先に灯籠を並べ添加しての花火に。

 

 

雨でも楽しむのが長松院流。

ワーキャー言いながら遊びます。

 

 

花火が終われば夜坐、開枕(就寝)。

しかし興奮冷めやらぬ若きラガーメンはなかなか寝付きません。

翌日は6時振鈴(起床)

起きれるのか、みんな?

コソコソ話し声は11時過ぎまで続きました。

 

2日目編に続きます。

 

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七夕飾りと坐禪會。

連日暑い日が続きます。

急に暑くなりましたので、体がなかなか追いつきません。

みなさんも体調管理に十分お気をつけ下さい。

 

こんな暑い中ですが、坐禪會は粛々と行われました。

背中をつたう汗を感じながらいつも通り二炷座ります。

 

さて、今日は七夕。

ということで、參禪者みんなで七夕飾りをしました。

短冊は一人二つ。

一つは大きな願い。

そしてもう一つは個人的な願い。

 

そうなるとやはり多いのは『戦争がなくなりますように』『世界平和』

みんな同じことを思うのに、なぜ戦争は無くならないのでしょうね。

 

書き終わったらみんなで山門の笹に吊りに行きます。

 

 

毎年やっておりましたが、坐禪會メンバーでする七夕飾りは初めて。

来年は飾り物も一緒に作ろうかな。

 

山門にペンと短冊を準備しています。

道すがら願い事を書いて吊っていって下さい。

できれば大きな願いと個人の願い二つ。

みなさんの夢が叶いますように。

そして世界が平和でありますように。

 

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坐禪會と紫陽花のお守り。

昨日は六月の坐禪會。

六名の參禪者がありました。

 

六月は紫陽花のお守りを作る月。

今年は參禪者と一緒にお守り作りをしました。

 

まずは二炷坐ってから。

いつもならばそこから作務をするのですが、今日はそこからお守り作り。

奉書に自分の名前、家族の名前、住所を書きます。

飾る場所は東司(トイレ)です。

紫陽花の花には魔を避ける力があるらしく、下の病気、婦人病などを防いでくれると昔から言われています。

公共の場に飾る場合は、使うであろう人たちのことも書きます。

私は「長松院檀家各位」と「長松院參禪者各位」と書き足しました。

それから各自で紫陽花摘み。

 

自分の好きな紫陽花をお守りにします。

 

摘んできた紫陽花に先ほどの方処に書いたものをぐるぐる巻きにして、紅白の水引でくくりつけます。

これをしっかりと結ばないと、吊り下げた時にずり落ちます。

 

しっかりと縛ったら、出来上がり。

(と、ここまでの写真があったらいいのですが、みんなで一生懸命作っていたら写真撮るのを忘れました…)

 

 

出来上がったものを本堂に移動して、御祈禱。

全員で般若心經を唱えて、みんなの健康を祈ります。

 

 

御祈禱が終わって最後に茶話会。

今日はみんなで抹茶を入れました。

美味しかったです。

 

 

今日の写真はいつもにも増してブレブレですね💦

見辛くてすいません。

 

 

水菓子は參禪者の方からの差し入れです。

美味しかった。

どうもありがとうございました。

坐禪會にも季節の行事を少しずつ取り入れていきたいと思います。

坐禪に興味ある方はお寺までお気軽にご連絡ください。

初心者歓迎。

坐禪指導いたします。

 

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ホタルまつり音楽祭、無事圓成!

コロナ禍により中止を余儀なくされた、米原市山東地区に残るほたる太鼓。

その伝統を後世に残そうと、西福寺住職木船良元老師が発起人となり、ほたる太鼓保存会、長岡学園の協力を得て昨年より始まった『ホタルまつり音楽祭』。

元々音楽が大好きなことを知っている木船老師にお声がけをいただきお手伝いさせていただいて2回目となる今年は、昨年より参加ミュージシャンも増え、大盛況。

梅雨に入る季節でもあり、天気もだいぶ心配いたしましたが、カラッと快晴日本晴れ。

参加者みんなの日頃の行いの良さが出たな、と独り言。

 

最初の演者は岐阜より参加の『アンサンブルWA音』。

トランペットやトロンボーンを吹くのは、西福寺住職の弟弟子にあたる池田泰英老師。

ピアノの日比さんと共に、ジブリの曲やディズニーの曲などを演奏。

初っ端から場を温めてくださいます。

 

 

次はわが長松院の坐禪會メンバーでもある原田泰彦さんがボーカルを務める『le cocon』。

彦根、米原地区を中心に活動をされている、正統派のクラシックを中心としたピアノ&デュオ。

『歌えバンバン』や 『A whole new world』、『恋のバカンス』など、音楽性も多岐に渡り、老若男女を喜ばせます。

 

 

そしてその次は、長岡学園年長組のすみれ組さんによるほたる太鼓。

元気いっぱいに太鼓を叩いてくれました。

 

 

 

 

 

 

出番を待つすみれ組のみんな。

少し緊張気味だけど、練習したことを

全部発表できるよう頑張ります。

 

 

すみれ組さんの後は、北海道稚内市から参加してくださった、二胡奏者の山本大雲老師。

実はこの山本老師、トランペットの池田老師と同じ名古屋芸術大学出身。

学部は違えど、同じ大学出身ということで舞台裏では話が盛り上がっていた模様。

二胡という楽器を実際に見るのも聞くのも初めての人が多く、楽器の説明や歴史などをみなさん興味深く聞いておられました。

曲は有名な『蘇州夜曲』や中島みゆきの『糸』、坂本龍一の『ラストエンペラー』など。

暑さも忘れ、しばし中国の草原に思いを馳せます。

 

 

さあ、しっとりとした後は元気なバンド『Blue Blow』

いよいよラス前です。

ベースが今回は諸事情により不参加でしたが、ギター、ボーカル、ドラムとスリーピースでの参戦。

モンゴル800の『小さな恋の歌』、菅田将暉の『虹』、『ルパン三世のテーマ』など、若者を中心に大盛り上がり。

手拍子で会場が湧きます。

 

 

そしてもちろん大トリはほたる太鼓保存会のメンバーによる迫力の大太鼓。

昨年までは小学6年生で卒業だったほたる太鼓ですが、今年から「中学生になってもどうしても残りたい!」という熱意ある声に先生方も動かされ、中学生の太鼓奏者も参加。

迫力のステージで会場を盛り上げます。

 

 

今回は沖縄返還50周年を記念して『ダイナミック琉球』を発表しましたが、そこで三味線を持った山本老師緊急参戦!

太鼓と三味線の夢のコラボ実現です。

サプライズ参戦に子供達も観客も大喜び。

大きく会場がうねるのがわかります。

 

 

ほたる太鼓が終わって、閉会宣言がなされても、なかなかみんな会場を離れません。

コロナ禍で楽しく集まることが長く禁じられてきたためか、名残惜しかったのでしょう。

 

西福寺さん、長岡学園の皆さん、保育士の皆さん、スタッフの皆さん、パフォーマーの皆さん、そして観客の皆さん。

みなさんのおかげでとても楽しい時間を過ごすことができました。

心より感謝申し上げます。

また来年もやりましょう。

ありがとうございました。

合掌

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ホタルまつり音楽祭’22。

米原市長岡地区は、昔からゲンジボタルで有名です。

その蛍の時期に合わせて、長岡ではほたる祭りが開かれてきました。

しかし昨今のコロナ騒動により中止を余儀なくされてしまいます。

 

そこでなんとかこの歴史あるほたる太鼓を残していけないか、ということで、ほたる太鼓保存会と西福寺ご住職、そして長岡学園が中心となり昨年より「ホタルまつり音楽祭」と銘打って音楽フェスタを開催しています。

不肖私も及ばずながらお手伝いをさせていただいております。

今年で2回目になる音楽祭ですが、長松院坐禅会のメンバーも参戦。

また今年は法友である山本大雲師が、遠く北海道稚内市より、中国の楽器『二胡』を引っ提げ登場。

個人的にもとても楽しみにしています。

 

山本大雲師のプロフィールはこちら。

 

日本最北端(宗谷岬) 

曹洞宗 天徳寺の住職

 

名古屋芸大(洋画科)を経て

大学病院などの建築・学会サポート

トータルマネジメントを行う。

 

二胡(中国楽器)を仲島千創に師事。

津軽三味線、民謡を前田和男に師事。

 

二胡、津軽三味線、ギターにて

音楽のジャンルを問わず、法話と演奏を行っている。

 

2008年に日本のNHKテレビ放送「がんばれ日本列島」にて

「坐禅と二胡の調べ」放送。

 

東日本大震災やカンボジアなどへ寄付のため

チャリティーコンサート(10年間)を行う。

 

2014年から

アイヌの酋長(アシり・レラ)と

ユーカラ(叙事詩)とニ胡のコラボを行ったり、

道内や全国にて犠牲になったアイヌ、蝦夷、先住民族

                                  の供養としてカムイノミの祈りを共に捧げている。

 

                                 2020年1月20日・21日 バルセロナ大学(スペイン)や

                                コロニア・グエルの教会地下聖堂(世界遺産)にて講演と演奏を行う。

 

                                現在、禅(ZEN)における宇宙観を法話や演奏を通して全国各地にて行          

                                っている。

 

他にもお坊さんがトランペットを吹く『アンサンブルWA音』、長松院坐禅会のメンバーが奏でるピアノとボーカルのトリオ『le cocon』、昨年はドラムのみの参加でしたが今回はバンド編成で挑む『Blue Blow』、『長岡学園すみれ組』の皆さんによる和太鼓演奏、もちろん『ほたる太鼓保存会』による圧巻の和太鼓演奏も。

みんなの気分がノッて来れば、大セッション大会もあるかも。

 

 

また今年は、米原の文化財にも指定されている茶室『燕窓窠』において、お茶会も開かれる予定です。

お茶会の方は予約が必要になりますので、興味ある方は西福寺までご連絡ください。

 

連絡先 西福寺 ‭0749(55)0061‬

住所  米原市長岡1166

最寄駅 近江長岡駅 西へ歩いて10分

 

 

なお、音楽祭は無料、お茶会は席代が2,000円。

キッチンカーや屋台も出る予定!

また、和装(浴衣や甚平など)でお越しになった方には何かいいことがあるかもしれません。

それが何かは当日のお楽しみ。

 

音楽祭開演は午後1時。

お茶会は夕刻より。

小雨決行ですが、大雨の場合は中止します。(和太鼓は水気に弱いため)

 

みなさんどうぞ、ご参加ください。

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RMZC勉強会。

5月18日午前10時(カナダ時間17日午後7時)から開催されたRocky Zen Mountain Community主催の勉強会に参加させていただきました。

このRZMC、前回私が恥図化しながら講師(の真似事)を務めさせていただいたカナダの禪コミュニティで、坐禅会以外にもこのように講師を招いて勉強会をされている、熱心な禪グループです。

今回も法友であり、また尊敬する禅兄でもある横山行敬老師のご参加もございました。

 

今回の講師は、Dr. John Harding。

 

 

カナダ•レスブリッジ大学准教授であり、仏教関係の作家でもあるジョン博士の今回のお題は”Buddhism in the global eyes and Buddhism in North America”

どのようにして北米に仏法が伝わったかの歴史と北米における仏教の変遷などをわかりやすく教えてくださいました。

特に我々曹洞宗の僧侶は自宗のことには明るくとも他宗のこと、外国の仏教の歴史などはあまり詳しくありません。

浄土真宗のカナダにおける布教の様子など、とても興味深くお話を伺いました。

 

 

基本的にカナダ時間の午後7時からですので、日本時間だと翌日朝10時(summertime)。

なかなか一般参加が難しい時間帯ではありますが、もしカナダの禪コミュニティと坐禪したり勉強会をしたりしたい方があれば、長松院までご連絡ください。

ご紹介申し上げます。

 

RZMCのRyugen Arron禅兄。

招待くださりありがとうございます。

また勉強会に参加させていただければ幸いです。

Ryugen san, Thank you for inviting me.

I am more than happy if I could take part in you guy's class again!

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藤の花、満開。

構想から完成まで3年の月日を要した藤棚。

昨年落成を迎えた藤棚。

年末年始の雪害で一時は諦めた藤棚。

 

その藤棚ですが、雨にも負けず風にも負けず、雪害にも負けずに花を咲かせてくれました。

 

 

他の樹々は富士ではない蔓の植物。

中には『郁子(むべ)』という食べられる植物も!

この郁子、一説には天智天皇が近江八幡市蒲生野に狩りに出かけられた際、健康な老夫婦にお会いになられ、その健康長寿の秘訣をお聞きになられたときに「これを食べてるからです」とその実を献上すると、美味しかったのでしょう、天智天皇は「宜なるかな(そうであろうな)」とおっしゃられたのが郁子の語源だとか。

さすがは歴史の国、近江。

 

 

来年からがさらに楽しみです。

郁子が取れたら本尊さまにお供えします。

 

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新しい寺寶貳ノ巻。

 

先日、大阪の三浦家から寄附を受けた鎧兜一式ですが、今回さらに大砲を寄付いただきました。

この大砲は大坂夏の陣で活躍したという代物で、御歳なんと四百七歳!

大人二人でやっと持てる重さで、これを彦根から大阪まで曳いて行ったんだなあ、と思うと感慨が深いです。

 

 

よく見ると三浦家の家紋も入っています。

字も彫ってありますね。

南人一??

丸に三は三浦の家紋です。

 

 

そしてこれ以外に、弥勒菩薩像と聖観世音菩薩摩訶薩もお連れしていただきました。

こちらもだいぶ古い仏像で、代々三浦家に伝わってきたもの。

相当大きな仏像で、お寺の本尊さんと言われても納得するくらい。

 

 

観音様はあ阪神淡路大震災の時に倒れ、痛みが激しいため、厨子に入って頂いております。

現在は文珠師利菩薩の隣に鎮座まします両菩薩。

来山の際にはどうぞ手を合わせて行かれてください。

 

大砲の来山に伴い、長松院博物館の展示を若干変えました。

 

 

大床の間には鎧兜一式と井伊家御紋のついた鐙。

 

 

式台籠の横に大砲や鎧兜、鐙に陣笠、旗指物などを展示。

陣羽織もありますが、こちらは風化を防ぐため箱の中にしまってあります。

 

末長く長松院を守ってくださいますよう、今後も大切に保管して参ります。

三浦さん、運んでくれた近藤さん、ありがとうございました。

 

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RMZCでのお話。

曹洞宗は、大正時代にアメリカに伝えられました。

最初は禪というよりも、日系アメリカ人の憩いの場や心の拠り所としての存在であり、キリスト教を宗教の柱とした人たちにとっては単なる異教であったようですが。

しかし1960年代、俗にいうヒッピー世代の若者たちにカウンターカルチャーの一種として受けいられたのが、曹洞禪。

伝えたのは鈴木俊隆老師であり、乙川弘文老師であり、前角博雄老師。

 

鈴木俊隆老師(1905年 - 1971年)未だ多くのアメリカ禪に影響を与える。アメリカでは鈴木大拙と共に『二人の鈴木』と呼ばれている。

乙川弘文老師(1938年-2002年)鈴木老師に招かれ渡米。スティーブ • ジョブズの恩師として知られる。破戒僧として知られるが、瘋癲な一面は乙川老師の一面のみを表していると言って差し支えなかろう。

前角博雄老師(1931年-1995年) 曹洞宗、臨済宗、三寶教団などに参じ、それぞれ印可を受ける。1956年渡米し、ZCLA、陽光寺、道真寺などをアメリカに創設。徹玄老師は前角老師の一番弟子。

 

ヒッピーカルチャーにおいてフラワームーブメント(戦争反対運動)やコミューンを形成し、規制社会から逸脱して自由に生きる彼らにとって、禪の教えというものは最終解脱して何か違うものに自分を変容し、自由になれる神秘的な手段として魅力的に映ったのでしょう。

実際、何か別のものに変身して未来永劫心静かに暮らせるかというとそんなわけもなく、がっかりして離れていった人たちも少なくなかったようですが、中には禪のなんたるかを掴み、その後も禅僧として、または居士として打坐する人は絶えませんでした。

実際禪を中心に据えた生活をする有名人はセレブにもおります。

10年前に亡くなったスティーブ•ジョブスなどはその一人であることは有名です。

そんな中、禪はZENとしてアメリカ社会に浸透していきます。

 

禪をアメリカに伝えた前角博雄老師の一番弟子は、バーニー徹玄グラスマン老師。

私は機会を得て徹玄老師と知り合い、彼の禅堂『Zen Peacemakers』に学ぶ機会を得ました。

おそらく私は彼にとって最初で最後の日本人としての弟子であり、侍者であったかと思います。

これは本当に僥倖であったと言わざるを得ません。

 

老師方が蒔いた種はアメリカという国に根を下ろし、いくつかのサンガができ、今も活動を止めませんが、その隣の国カナダでは未だ禪の息吹がありません。

私の法友であり、同志(と勝手に思っている)横山行敬師は現在、アメリカ在住の日本人僧侶ですが、カナダでの布教活動も精力的にされています。

その横山師とも、アメリカはZen Peacemakersで知り合ったのですが、彼が現在活動するカナダの禪コミュニティ『Rocky Mountain Zen Center』で、徹玄老師の思い出話などしてもらえないか、との依頼を受けました。

英語で法話などしたこともない私ですが、任にあたって他に譲り難し。

稚拙な英語でも心を込めて喋れば伝わるだろう。

そう開き直って思い切って受けさせていただきました。

 

皆さんとても優しくて、私のわかりにくいであろう英語にもうなづきながら聞いてくださり、質問もたくさんしてくれました。

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

いつの日か、カナダの禅堂にもお邪魔して、法友の皆さんとお話させていただけたら嬉しいです。

ありがとうございました。

 

 

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データサイエンス教室のご案内。

世情相も変わらず定まらぬ昨今です。

コロナも治まったかと思えばまた第七波がどうとか。

TERAKOYA!も全く行えぬまま、キッズは小学校卒業を迎え、新たな希望を胸に中学校へ進学しようとしています。

残念で仕方ありません。

 

さて、今回の告知はTERAKOYA!ではないのですが、面白そうな子供向けワークショップがありますのでご紹介いたします。

京都で行われている『子どもたちによる子どもたちのロボット教室』〜データサイエンスコース〜です。

これまでは、ロボットを作ったり(!)理科の実験をしたりなどの教室をされていましたが、今回新たに『データサイエンス』のコースが始まるそうです。

データサイエンスとは「統計、科学的手法、人工知能(AI)、およびデータ分析などの複数の分野を駆使してデータから価値を引き出すこと」

…なんだかとっつきにくそうな説明ですが、要は世の中の事象を数字を使って説明してみようという学問。

あまり難しく考えず、グラフから何がわかるかな?を考えると思ってください。

 

第一回目は『世界のトイレを見てみよう!』

 

ふふ。

なんか、タイトルからもう面白そうでしょ?

 

会場は京都リサーチパークですが、ウェブでの参加も可能。

私もできる限りウェブで参加いたします。

興味ある方は「子どもたちによる子どもたちのロボット教室@京都」代表の湯川さん もしくは長松院までご連絡ください。

 

ちなみに、講師の方は長松院の坐禪會メンバーです。

安心して参加してください。

皆さんの参加お待ちしています。

 

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新しい寺寶壱ノ巻。

長松院にはいろんなお檀家さんがおられます。

市中であったため、農家のお檀家さんは少ないですが、士工商は網羅しています。

中には井伊家の重臣であった家柄のお檀家さんも少なくありません。

そんな重臣の子孫である、三浦家の方から家宝である鎧や指物などを寄付していただきました。

早速組み立ててみます。

 

 

全部で三体の鎧。

相当古いもの(江戸時代より少し古い)らしく、紐など切れているのもありましたが保存状態は良好。

 

 

まずは床の間に出してみます。

 

 

何しろ組み立てたことがありませんから、倅と共に試行錯誤。

何があるのか全部出してみました。

 

 

陣笠や鐙、旗指物など多数。

まさに長松院博物館の様相です。

 

 

せっかくなので全部飾ろう!

ということで、本堂も少し模様替え。

式台の床の間に場所を作りました。

 

 

金箔の旗印には『三浦半蔵』の文字が。

それぞれ井伊家の紋と三浦家の紋とが入った武具甲冑の類。

レプリカではない、本物の鎧。

しかも関ヶ原の合戦などで使用されたという曰く付き。

お寺で大切に守って参ります。

今回は運べなかったけれど、次は大坂夏の陣で使用した大砲も持って来られるとか。

次回の報告を楽しみにお待ちください。

 

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近江高校野球部の皆さん。

近江高校の野球部諸君。

史上初の決勝、お疲れ様でした。

大阪桐蔭高校、強かったね。

みなさんよく頑張ったと思います。

どうか胸を張って彦根に帰ってきてください。

今日はゆっくり休んで、明日からまた夏に向けて頑張ってください。

この夏もみんなで応援しますからね。

夢をありがとう。

 

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頑張れ、近江高校!

何かと暗い話題が続く世の中ですが、滋賀県では高校野球が熱く盛り上がっております!

彦根にある近江高校が、滋賀勢では初の決勝進出を果たしました!!

 

京都国際の辞退を受けての急な出場決定した近江高校ですが、京都国際の無念も併せて晴らすべく見事勝ち進んでくれました。

 

 

近江高校の球児たちは、道で会うと必ず『こんにちは!』と挨拶してくれます。

関係者でも何でもない私にも、爽やかな挨拶をくれます。

やはり気持ちのいいものですし、以前から陰で応援していました。

出身校でもないのですが、何だかものすごく嬉しいし、心から声援を送っています。

 

勝負は時の運。

勝者もいれば敗者もいます。

 

しかし勝敗に関係なく、一生懸命、楽しく白球を追ってきてください。

その結果優勝できたらなおよしです。

頑張れ、近江高校!

 

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正義対正義。

ロシアがウクライナに侵攻してから、早1ヶ月が過ぎました。

思いがけなく抵抗されたロシア軍が事実上東側に撤退、東西に分断するのではないかなどと言われているようです(3/29現在)

戦争被害に遭われた方々はもちろん、現在も避難生活を強いられているウクライナの皆さまや、国を守るために戦場に向かったウクライナ人男性たち、そして何も知らずに連れてこられ戦わせられているロシア軍兵士、本来であればしたくないであろう他国の揉め事にお金で駆り出されて戦っているシリア兵士、全ての被害者に心からお悔やみお見舞い申し上げます。

 

先日、參禪者の方からニュース記事のリンクが送られてきました。

ある新聞のインタビュー記事でした。

これにはとても考えさせられました。

長い記事ですが、ご興味ある方は是非お読みください。

 

https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/22976

 

私は『正義』という言葉が大嫌いです。

自分を正当化するときに使われる言葉だからです。

人は誰しも、自分が明らかに間違っているとわかっていながら行動したり言動したりはしません。

自分は正しい、正義は我にあり、と思っているからこそ正義などと平気で言えるのです。

しかし、100人いれば100の正義があります。

世の中は、水戸黄門や暴れん坊将軍でできてはいないのです。

しかし世界は、二項対立で物事を切り取ります。

そのほうがわかりやすいから。

絶対的善対絶対的悪。

そう語れば、新聞もテレビも読んでもらえるから。

 

この記事の中にあった言葉でハッとさせられたのは「アフガニスタン戦争(2001~2021年)は米国史上最長の戦争だ。それに続くイラク戦(2003年~)。犠牲者も数十万人規模だ。これを世界大戦と呼ばないで、なぜウクライナのことだけは世界大戦なのか? その違いは何か?白人が死ななければ世界大戦ではないのか?」というところ。

日本はアフガンにいる協力者を早々と見捨て、自分達だけで逃げてきた。

日本大使館の正義とは何だ?

 

Older men declare war. But it is the youth that must fight and die. President Herbert Hoover

 

実際私の頭の中はいまだにぐちゃぐちゃ。

何が正しくて何が間違っているかわかりません。

命が一番大事だから早々に降伏してしまったほうが良いのか?

人はパンのみに生きるにあらず、文化や尊厳まで奪われて生きていくだけなら家畜と変わらないのではないか?

そもそもウクライナ東部ではロシア系住民の虐殺していた側じゃないか?

ウクライナをNATOに引き入れようとしていたのはそもそもバイデンが副大統領の時ではなかったか?

それ以前にNATOをこれ以上東に拡大しないと言っていたのではなかったか?

それでもやはり先に手を出すのは絶対にいけないことなのではないか?

『話せばわかる』と言って『問答無用』と殺された政治家がいたが、殺されてもなお『それでも話せばわかるのだ!』と主張するのが政治家の使命なのではないのか?

考えれば考えるだけ沼に引き摺り込まれます。

 

しかし我々は考えなくてはなりません。

感情的にならず、一方的な情報に踊らされず、クールに。

ロシアを中国や北朝鮮に置き換えれば、それはすぐそばにある危機なのだから。

正義の味方が颯爽と現れて弱き日本を救ってくれる、なんてことはあり得ません。

いざという時、どのように行動するか。

今日本人に与えられた公案かもしれません。

 

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桜開花。

東京では本日、気象庁の人が何やらカメラに囲まれて、桜の開花宣言なるものを発しておられましたが、ここ彦根でも桜の開花宣言をいたします。

 

TA-DA〜

 

 

これらは、年末年始の豪雪で無惨にも折れてしまった桜の枝。

蕾のうちに水に浸けて、霧吹きで湿らせて咲かせたもの。

 

世情今だ暗いままですが、少しだけホッとする春の使者のご挨拶。

もうすぐ外の桜たちも爛漫となるでしょう。

冬来たりなば春遠からじ。

ウクライナにも早く春が訪れますように。

至禱至禱。

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春彼岸施餓鬼會厳修。

天気も良く、お墓参り日和だった3月20日。

いつも通り春彼岸施餓鬼會を厳修いたしました。

 

 

とはいえ、先だってご報告申し上げましたとおり、随喜御寺院さんをたくさんお願いせず、寂しいお勤めではありました。

こられた方も4人と少なく、早くこのコロナ騒ぎが落ち着いてくれればいいのにな、と思わざるを得ないものでした。

しかし、前もってご供養のお願いがありました方々のご供養はつつがなく執り行いましたのでご安心くださいますように。

 

 

お彼岸明けには、供養之証もお送りいたします。

まずはご報告まで。

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春季彼岸供養會。

年2回行っております彼岸供養會についてですが、オミクロンの蔓延により、各学校での学級閉鎖などが相次いでおります。

それらを踏まえ、今回も近隣のお寺さんをお願いしての施餓鬼會は中止にし、私のみで執り行う施餓鬼會とさせていただくことにいたしました。

何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

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やるやん、彦根城。

東京都庁がウクライナの国旗を彩ってライトアップしている。

他所でもいろんな場所で、ウクライナの国旗をモチーフにしたライトアップが盛んに行われているようだ。

都庁のライトアップに関しては一部の人から『無駄だ』などと声が上がっているようだ。

都庁にしてみれば、都民の税金で行っているのに、都民じゃない人から難癖つけられても…だろう。

実際そんなことをして何になる。

そういった意見があることもわかる。

しかし。

 

 

彦根城でもやっていた!

これは私は知らなかった。

たまたま愛犬と散歩している中で発見したものである。

この感想は、といえば。

 

やるやん、彦根城。

 

率直に一市民として嬉しかった。

 

 

ウクライナの苦難を我々は忘れていないぞ。

そう宣言しているようで、素直に嬉しかった。

こういう気持ちになれたのは久しぶり。

彦根市民として胸が張れる気がするライトアップである。

 

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ポーランドより愛を込めて。

私が東京の桐谷寺さんでお世話になっている時に知り合った、ポーランド出身の禅僧がいます。

名を「法純」老師と言います。

曹洞宗の僧侶で、ポーランドにも禅堂を持っておられます

彼から、現在のウクライナ、そしてポーランドの状況のレポートが送られてきました。

みなさんにそれをご紹介したいと思います。

 

法純老師のLINEより転載

 

『ポーランドの首都、ワルシャワにある武道場という日本の武道センターでは、友人がウクライナの難民のため場所を作った。今のところでは二十人が集まりました。子供づれの家族たちです。ワルシャワだけではない。この一週間はウクライナから20万人の難民が既にポーランドの国境を超えたそうです。僕が管理しているポズナン市の禅センターも、今日から、坐禅道場をやめて、避難所にする見込みです。プーチンがだんだんおかしくなって、昨日から、ウクライナの国民も殺している。学校、病院、など。核戦争で欧州を怖がらせている・・・、今朝、ポーランドでは、仏教者のコミュニティーがズームで集まり、何かできることがあるか、相談が始まりました(3月1日現在)

 

 

こちらが法純老師の添付してくださった写真です。

ポーランドの仏教者の方々が動いてくださったことを心の底から感謝するとともに、未だ何もできない我が身を呪うが如く、悶々とひねもすのたりのたりとしております。

今はまだ、祈ることしかできずにおりますが、何かできることを探して、一緒に歩ませていただきたいと思っております。

ポーランドの仏教者の方々、ありがとうございます。

合掌。

 

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アナログ対デジタル。

先日、倅が英語の勉強をしている際に、辞書を持っていないことに気がつきました。

辞書もないのに勉強なんかできるかい。

昭和生まれの私はそう思い、尋ねてみました。

 

父「辞書は?」

子「ないで」

父「学校で必要ないの?」

子「使ってない」

 

どうやらインターネットで調べるから辞書はいらないよう。

 

また別の日。

 

母「パワポはテストに出るから、覚えときや」

子「わかってる」

父「パワポ?何それ美味しいの?」

子「パワーポイント。技術のテストに出るねん」

 

また別の日。

CM「もしも、ピアノを弾きこなせたら。そんな夢を、誰もが叶えられるようになるんです」(ドコモのCMより)

父「え?何これ怖い。勝手に手が動いてピアノを弾くの??」

 

なんだかよくわからない時代になってきました。

外国語は勉強しなくても機械が同時通訳し、ピアノは練習しなくてもプロと同じ腕前で演奏ができ、音楽はCDやレコードを買わなくともパソコンが流してくれる。

我々の努力とか忍耐による達成感や熟練の技といったものは、無駄なものになってしまうのか?

私が言っていることは、ただの年寄りの郷愁でしかないのだろうか?

 

そんなことをあるお檀家さんと話していると、その方はこうおっしゃいました。

 

「それは全て電気があってのことです。電気がなくなれば、パソコンも動かずスマホも使えず、何もできなくなってしまう。しかしアナログな技術は、道具があれば物を作り、楽譜があればピアノも弾ける。やはりアナログも大事なんですよ」

 

私は溜飲が下がる思いがしたのと同時に、あるシーンを思い出しました。

名前もどんな映画かも忘れてしまいましたが、みんながパニックで慌てふためいているときに、やにわにピアノとバイオリンを弾き出し、それに聞き惚れた群衆が落ち着きを取り戻す、と言うシーンです。

あのみんなの落ち着きは、電気を通じて誰かの猿真似のピアノではきっと出ない物でしょう。

新しいものを頭から否定するつもりは毛頭ありませんが、やはりアナログもある程度は残しておくのがバランスなんだろうな、と思う今日の一幕でした。

 

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『祈ること』の虚しさ。

オリンピック終了後に動く。

テレビやネットのニュースで言われていた悪夢が現実になった。

プーチン•ロシアのウクライナ侵攻だ。

毎日ニュースを見ては、心を大いに痛めている。

 

そして同時に考える。

宗教とは何なのか?

祈りとは何なのか?

私は無力だ。

 

此度つくづく思う。

宗教とは『共同幻想を共有する者たちの言語のようなもの』だと。

共有する言語を持たぬ者同士はついぞ理解しあうことができない。

コミュニケーションが取れないのだ。

そしてどうやら、これは宗教だけの話ではないらしい。

 

昔師事していたアメリカ人僧侶、故グラスマン徹玄老師が法話でこんな話をしてくれた。

 

『仮にあなたの右手をトム、左手をナンシーとしよう。トムが刃物で切りつけられ、ドクドクと血を流している。それを見てナンシーはなんとする?「怪我してるわね?痛そうね。大変ね」などと言ってる間なく、その傷口を抑え出血を止めようとするだろう。そうしなければ、あなた自身が出血多量で死んでしまう。私はトムであり、あなたはナンシーなんだ。ならばなぜその出血を止めようとしない?』

 

しかし、なんとあろう。

傷口を抑えるべきナンシーは、こともあろうかトムを刃物で切り付けているではないか!

 

 

私は正義という言葉が大嫌いだ。

人の数だけ正義があり、その裏には暴力の後押しがあることの方が多いからだ。

力なき正義なんかあぶくのようなもの。

しかし力に基づく正義は、自分とは違う正義を排除する。

相手にも正義があることなど、考えようともしないのだ。

歴史的、政治的、民族的に各々正義は持っていよう。

しかしやはり、先に手を出した人の方が悪い。

殴ったものの負けなのだ。

個人であろうが、国家間であろうが、手を出してはいけない。

それじゃただのならず者だ。

 

同事といふは不違なり 自にも不違なり 他にも不違なり(修證義)

 

自分がされて嫌なことは他の人にしてはいけない。

3歳の童子でも知るものの道理である。

しかし69歳のプーチン翁も行うは難しいらしい。

 

『ウクライナは我々にとって、ただの隣国ではないことを改めて強調したい。私たち自身の歴史、文化、精神的空間の、譲渡できない不可分の一部(プーチンの演説より)』とあるが、譲渡できない不可分の一部=自分自身であると考えた時に、此度の行為は自傷行為でしかないことに彼は気づかない。

住む人々なき歴史、文化、精神的空間に何の意義があるのか?

そもそも、国のために人はいるのか?

それとも、人にために国はあるのか?

 

 

『話せばわかる』

そう言って『問答無用』と斬り殺されたあの時代から、我々の本質は何も変わっていない。

第三帝国を築き、世界に平和をもたらすのだ、と絵描きが虐殺した歴史から、我々は何も学んでいない。

そして今も、この文章を書きながら、更なる無力感に苛まれ、自己嫌悪に陥っている。

 

私に何ができるのか?

祈ることしかできないが、それが本当に誰かの苦しみを取り去ることができるのか?

私の、宗教者の、独りよがりではないのか?

自己満足ではないのか?

 

今日も自問を続けている。

答えは、まだ出ない。

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雪被害、徐々に明らかに。

昨年末に降った雪は、例年の3550倍。

全国ニュースで連日報道されましたので皆さんも周知のことと存じます。

しかしその後は雨や好天が続き、だいぶ解けてきています。

そこで露わになってきたのが、雪被害の実情。

庭の木の被害は思ったより深刻です。

まずは梅の木。

 

 

それぞれ三本の梅の大木が見事にやられています。

よく見ると折れた枝に梅の蕾がついており、切なくなってしまいます。

 

そしてドウダンツツジ。

このドウダンツツジはだいぶ古いもので、春には白い花を、秋には真っ赤な紅葉をする私の大好きな木なのですが、それもこのような姿に。

 

 

何よりも深刻なのが百日紅。

百年以上は生きているだろうこの大木は他所の百日紅に負けないシンボルツリーです。

それがこの惨状。

 

 

見るも無惨なこの姿。

片付けるのもかなり時間がかかりそうです。

このほかにも、紅葉であったり薔薇であったり蘇鉄であったり被害は相当ですが、唯一助かったのは昨年末に檀家さんと一緒に植えた藤が生きていたこと!

嬉しかったです。

 

 

蕾のついた枝は、供養と景観をかねて生け花にしてもらいました。

咲いてくれるといいな。

 

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坐禪會予定のお知らせ。

参禅者の方々にご連絡。

LINEで月一でお送りしている参禅者用スケジュールを、こちらのホームページより確認できるようにいたしました。

 

 

矢印の坐禪會予定表を叩いていただくとGカレンダーに飛びます。

そちらで確認もしていただけますので、ラインの連絡と合わせてご覧ください。

なお、LINEと予定が違っている場合は、方丈のミスですのでお寺にご一報いただければありがたいです。

 

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謹賀新年。

皆さま、明けましておめでとうございます。

年末から年始にかけて彦根は大雪に包まれて、のんびりお正月気分というわけにもいかず一家総出で雪かきに追われました。

 

 

この大雪で、庭の梅や啓翁桜、百日紅や薔薇の枝がボキボキに…。

もはやこれは災害です。

 

 

昨日から天気が戻り、少しずつ雪が溶けてはきていますが、まだまだ境内もこんな感じ。

 

 

喜んでいるのはこの仔だけです(笑)

 

 

そんな雪国の長松院ですが、今年も大般若祈禱會を執り行いました。

昨年同様誰も参加者のない祈禱會でしたが、恙無く厳粛に行いました。

 

 

御祈禱が終わった大般若札はお正月があけ次第、順次発送いたします。

今年も住職が手書きしてそれを一枚一枚折ったものです。

玄関など人が通るところの頭より高い場所にお貼りください。

古いお札は長松院に送っていただくか、近くのどんど焼きの時などにお焚き上げしてください。

皆さま、今年も一年よろしくお願いします。

 

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しがトコさんで紹介いただきましたよ。

だいぶ前になりますが、滋賀のweb情報誌『しがトコ』さんの取材を受けました。

内容は平石久平次翁について。

自転車の走りは彦根から!?

いい感じで記事にまとめてくださっています。

よかったらお読みください。

https://shigatoco.com/toco/choshoin/

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外作務の一日。

11月半ばとも思えぬ暖かさの日が続いています。

もうすぐ寒くなるのは分かりきったことですので、この辺で外のやるべきことをやってしまおう。

ということで、この日は一日外で体を動かしました。

 

まずは土の搬入。

 

 

知り合いの大工さんから2トン車一台分の土を譲り受けました。

手作業で庭に下ろします。

2トン車一台の土というとなかなかの総量。

二時間ほどもかかりました。

 

 

排水が悪く水溜りになっていた箇所に大きく穴を掘って、そこに庭から出たガラや石ころなどを埋め、土を盛ります。

これで雨被害は減少するでしょう。

 

続いて午後からは、近所のお檀家さんが参戦してくれて、長年の懸案だった墓地の藤棚の設置作業。

と言っても骨組みは二年前に作ってありますので、今回は骨組みを安定させることと蔓性の植物を植える作業。

 

 

こちらがその植える植物。

こちらも近所の檀家さんから寄付していただいたもの。

アケビとムベ(のはず)

藤棚と言いながら藤が有りません(笑)

 

 

支柱をしっかりと支えるため、ひと回り大きなパイプを地中に埋め込み、そこに足を入れていく作戦。

木槌で思い切り引っ叩いていきます。

 

 

そしてそれぞれの支柱に植物を植えます。

雨が今年は少ないため土がカチカチでなかなか穴掘り作業が進みません。

黙々と二人で穴掘りします。

 

 

水をたっぷりとあげ、完成。

冬は少し休んでもらって、暖かくなり出したら大きく成長してもらいましょう。

来年夏は無理かもしれませんが、数年たてば幹を太らせ枝を茂らせ、みなさんの涼をとる手助けをしてくれることでしょう。

Tさん、お手伝いありがとうございました。

しっかりと大地に根を下ろしてくれますように。

祈禱祈禱。

 

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秋季彼岸會施餓鬼供養。

昨日9月20日は長松院恒期法要の秋季彼岸會施餓鬼供養の日でした。

例年近隣の御寺院さん7ヶ寺をお迎えして行う行持なのですが、春彼岸會同様緊急事態宣言下であることを鑑み、1ヶ寺だけの御随喜による内献法要とさせていただきました。

 

 

参加してくださったお檀家さんも5人と寂しい法要ではありましたが、これも仕方のないことなのでしょう。

 

 

早くこの騒動が収まってくれることを願うばかりです。

 

彼岸會とは、太陽が真西に向く春分、秋分の日を中日とし、そこから前後三日間を加えて先祖を想う一週間。

昨日は彼岸の入りだったこともあってお墓にはたくさんの人がお参りに来てくださいました。

今後は法要にも参加して行ってくださるようになっていければありがたいなあと思います。

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新しい桶置き。

相変わらずのコロナ禍の中、滋賀県にも緊急事態宣言が出され、あまつさえ更なる延長が決まり閉塞感の漂う昨今であります。

法要なども規模の縮小や中止など、悲観的な状況の枚挙にいとまはありませんが、それでもお彼岸はやってきます。

そこで今回は、お墓用の桶を置くラックを新調いたしました。

もちろんいつものように自作です。

 

 

まずはこのスノコを真っ二つに。

 

 

そしていつものように、廃材から使えそうな材料を集め、足りない分はホームセンターにて購入。

 

 

セメントのついた部分を洗い流す際に棘が刺さるなど、労災案件などもありながら徐々に組み立てていきます。

 

 

で、この梯子と黒竹、半分のすのこがどうなるのかというと…。

 

 

こんな感じ。

桶がうまく引っかかって、水切れが良くなればおなぐさみ。

とまあ、すったもんだがありまして。

色を塗って備え付けましたるがこちらの作品。

 

 

桶を取り出す際に少し引っかかって、その勢いで倒れてくる恐れもありましたので、後ろに間柱を建てて固定しました。

ゴミ箱と場所を反転致しましたので、すぐに気づいてくださるかもしれません。

10年は持って欲しいものだなあ、と考えていますがどうなることやら。

お墓参りに来られる際にはご笑覧ください。

 

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萬燈供養。

今年のお盆は、猛烈な雨が連日降り続くという、ちょっと記憶にない状況でした。

全国各地で被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 

三日三晩降り続いた雨は境内や墓地を池のように変化させ、送り盆でこられた檀家衆を困らせておりました。

 

 

昨晩は送り火の『萬燈供養』。

例年であればカレーライスの供養や花火大会など、大人も子供も楽しく過ごす日なのですが、憎きコロナウィルスの蔓延防止のため食事の接待は中止。

代わりにコロナ退散祈祷を行いました。

 

 

参加者の中にはTERAKOYA!キッズたちもいて、焼香などの先陣を切ってもらいました。

頼りになる子たちです。

 

明るいうちに境内に並べ始め、準備完了。

法要が終わったらみんな自分の灯籠を探し、点火します。

遠方で来れない方の分は他の檀家さんたちも手伝って点灯。

 

 

だんだん暗くなり、雰囲気良くなってきました。

一時は本堂土間で点灯かな、と思いましたが、晴れてくれて急遽外に並べました。

やはり境内での灯籠は綺麗です。

 

 

暗くなってきたところで皆さん帰路に。

よくおいででございました。

来年はカレー一緒に食べれたらいいですね。

 

おまけ

虎狼那退散灯籠。

大圓先生作。

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しゃべり場!

TERAKOYA!の活動がなかなか停滞気味です。

その大きな要因はやはりコロナによる集会への抵抗があります。

そんな中、本日学校と地域の協力関係を築いていく会の方からお話がありました。

今回はお寺の行事とは無関係なのですが、お誘いを受けましたのでその告知をさせていただきます。

 

 

東京の自由学園を題材にお話をする場を設けられるそうです。

自由学園は、実は東京にお住まいのうちの檀家さんが深い関わりを持っている学校でもあり、私も興味があるところです。

残念ながら所用により今回は参加することが叶いませんが、彦根在住の方で学校教育に興味のある方、ボランティアに興味のある方、一度ご連絡をしてみてください。

 

学校と親、とか学校と家庭、ではなく、学校と地域という関わり方に共感を覚えます。

 

子供は社会からの預かりもの。

親の所有物ではありません。

そして社会から預かった以上、親は責任を持って躾を身に付けさせ、やがて社会に還元するもの。

そして地域にはその預かり物を見守り、育てる責任がある。

みんなで協力し、より良い社会にしていきましょう。

詳しくは『東中学校区地域学校協働 事務局』まで。

 

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敷居の低いお寺を目指して。

『お寺は敷居が高い』

 

耳の痛い言葉です。

しかし長松院の場合、あながちアイロニーだけではなく敷居が高うございます。

玄関から上に上がる段差がキツく、着物を着ていては私も上がれないほど。

近い将来、玄関をもっと使いやすくリフォームしようとは考えておりますが、何事にもまずは資金が必要。

そこで今回はDIYによる『お寺の敷居を低くする化計画』実行です。

 

まずは外で使うウッドデッキをネットで購入。

『素人でも2時間で作成できます』が売り文句。

ほんとかなあ?

 

 

こんな箱に板が入って2箱到着。

ふむふむ。

 

 

大阪でマンション住まいをしていた時に古いタンスを利用して作った下駄箱。

使うことも少ないので少し場所移動していきます。

 

 

段差がきついと登れないので、低めに段を作ります。

少し高かったので、足を切って調整。

なかなかえらい。。。

 

 

 

設計図通りで使用するわけではないので、少し試行錯誤しながら、半日かけて完成。

材料もだいぶ余りました。

 

そこで、靴の脱ぎ履き用に椅子を作成。

余った材料を切って繋いで約2時間。

素人仕事なので少しがたつきはありますが実用には耐え得る一品。

自作自賛です(笑)

 

 

手すりもつけましたが、こちらも素人仕事です。

これはあまり過信しないよう、自分の両足で立つことを心がけましょう。

 

 

ここから談話室へと入っていくようにいたしました。

冷暖房完備なので、ゆっくりしていただけます。

 

 

入り口のドアは背が大変低いです。

くれぐれも頭打ちにならないよう充分お気をつけください。

 

まあまあの出来と思うのは住職だけでしょうか??

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梅ジュース、作る。

今年は梅が豊作です。

数年前は一つもならない年もありましたが、今年はまさに鈴なり。

梅雨が早かったことも関係しているのでしょうか。

なんやかんやしている間にだいぶ落ちてきてしまったので梅もぎを敢行しました。

 

 

青いのもあれば黄色いのもある。

綺麗な形のものもあれば歪なものもある。

我々と一緒ですね。

 

一晩アク抜きをして、水気をとります。

 

 

色の悪いものは刎ね、綺麗なものだけを選んで氷砂糖と漬け込みます。

あとは待つのみ、仕上げをごろうじろ。

 

 

まずは黄色い梅から漬け、青いものは冷凍しました。

冷凍すると組織が壊れ、早く浸かりやすくなるんですって。

あと2週間くらいしたら美味しく飲めるようになるのではないでしょうか。

 

コロナ禍の中、外出もままなりませんが、来山時には梅ジュースを振る舞います。

また落ち着いたらいらしてください。

 

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古くて新しい彦根探索。

せっかく暖かくなってきて気持ちのいい日が続くのに、コロナで外出もままならない。

そんな毎日が続きますね。

お寺も人が集まれないという条件下、できることが少なくHPの更新も滞りがち。

 

しかし彦根は言わずと知れた観光都市。

密を防ぐのなら自転車で!

ということで、近江ツーリズムボードさんが自転車を最大限に生かしたツアーを展開していくようです。

その名も『歴史満喫サイクルツアー』

 

長松院は世界で初めて自転車の心臓部であるクランクペダルを発明した平石久平次翁が眠る菩提寺です。

その長松院で朝坐禅をし、心身を清めてから、彦根の美味しいものや歴史名跡を自転車で巡ろうというもの。

 

希望の方があれば交通安全の祈禱會もいたします。

 

詳しくは近江ツーリズムボードのホームページをご覧ください。

 

長松院は観光寺ではありませんが、世界で初めて風を切って自転車をこいだ久平次翁の遺徳を偲び、井伊家初代直政公に思いを馳せ、サイクルツアーの出発点としてお手伝いして行けたら嬉しく思います。

 

 

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自転車と高校生と祈禱会。

先日、近所の高校生が久平次翁の自転車に興味を持ち、自分たちで作っている記事を紹介いたしました。

その完成披露会と自転車の交通安全祈願、参加者の厄落祈禱会などを16日行いました。

当日は生徒と引率の先生のほか、新聞社やテレビ局の取材もありなかなか賑やかでした。

 

 

冬休み返上でつくった生徒は、テレビの取材などを受けて緊張しながらもしっかりと受け答えしておりました。

 

『努力した人が全て世に認められ成功するわけではないが、認められ成功した人は須らく努力している』

『神仏手を合わすは、お願いすることではなくて自分の神仏前にtれの意思表示、決意表明。神仏は何もしてくれない。なんとかするのはいつも自分。己こそ己のよるべ』

 

これから卒業し社会に旅立っていく彼らへの花向けの言葉として少し厳しかったかもしれません。

しかし社会の変容の仕方が目まぐるしい今、当たり前が当たり前でなくなりつつある今、彼らに期待することは『主人公はいつも自分である』ということです。

この新製陸舟奔車作りはきっと彼らの大いなる自信になったことでしょう。

 

自転車は三月いっぱい長松院可休庵にて展示いたします。

興味ある方はご来山ください。

 

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Santa Claus is coming to town!

先日私、生まれて初めてサンタさんの経験をさせていただきました。

といっても、お寺にサンタさんが現れたわけではありません。

私が頼まれて、サンタさんとして子供たちと楽しませていただいたのです。

 

場所は米原市にある西福寺さん運営する認定保育園『長岡学舎』

ルッチプラザのそばにある、自然豊かな景観に囲まれた楽しい保育園です。

ここには0歳児から5歳児までの子たちが通園しているのですが、今年はコロナ禍でサンタさんもこれないかなあ、と子供たちも心配。

そこで園長先生である西福寺方丈さんより頼まれたという次第。

実は私、こちらの保育園の評議委員の末席におります。

ここは子供達のために一役、喜んで!

 

 

気合入れてお勤めさせていただきました。

ちなみに目にはカラーコンタクト。

ちょっと怖い。。

 

 

0歳児にはギャン泣きされてしまいましたが(涙)3歳児からは概ね好評(自画自賛)。

特に驚いたのはサンタさんへの質問で英語で答えたのに、理解する子供が少なからずいたところ。

長岡学舎では月に一度、外国人講師を迎えて子供達の英語教室を開いているのですが、その効果たるや群を抜いている!

子供たちは莫迦にできませんね。

とても楽しませていただきました。

西福寺老師、お声がけありがとうございました。

 

 

子供たちに別れを告げた後で、御開山拜登並びに記念撮影をパチリ。

なんともシュールな畫が撮れました(笑)

 

来年知命を迎える年に相成りましたが、この年になって初めての経験をさせていただけたことに深く感謝すると共に、仏縁の妙味を噛み締めた一日でした。

多謝!

 

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新製陸舟奔車、高校生版。

二百五十回忌も終わり、少し落ち着きを見せた平石久平次翁と新製陸舟奔車ですが、近所の高校生が興味を持ち、自分たちで復元させようと頑張っておりました。

 

 

実際に乗れるものを作りたい!ということで、歴史の授業の中での一コマになるということですが、これがなかなか本格的。

 

 

担当の先生も一生懸命サポートし、模型と実車を作るそうです。

 

 

実際に乗れるものができると楽しいですね。

楽しみに続報を待ちましょう!

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NHK World 掲載。

平石久平次翁大遠忌のニュースがNHKで取材してもらってから半月ほど経ちますが、なかなか珍しいネタであったからか、この度NHK World で英訳、紹介いただきました。

1分ほどの短いものではありますが、世界に発信されたのはとても嬉しく思います。

久平次翁の遺徳を一過性のものにしないためにも、これから何ができるのか、何をせねばならないのかを引き続き考えて参りたいと思います。

 

リンクを貼ります。

いつまで視聴できるかわかりません。

お早めにご覧いただければ幸甚です。

 

Facebook
https://www.facebook.com/nhkworld/posts/4139305722782819

Twitter
https://twitter.com/NHKWORLD_News/status/1326412274047848451

Website
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/ataglance/1221/

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嬉しいことがありました。

昨日、とても嬉しいことがありました。

街の観光案内板に、長松院が載ったのです!

それがこちら。

 

 

マップに載ったことも嬉しかったのですが、でも本当に嬉しかったのはこの進言を市にしてくださったのが、近くにお住まいの方だったということです。

 

この方はお檀家さんではありません。

地蔵盆のお参りことで知り合ったのですが、それから何かと長松院のこと、私個人のことを心配してくださり、色々とお世話になっている方で、一緒にツーングに行ったり湖に誘ってくださったりと遊んでくださるのですが、その方が『長松院がマップに載っていないのはおかしい!』と一肌脱いでくださったのです。

そのお気持ちが嬉しくて、今日一日ニコニコ過ごすことができました。

Mさん、ありがとうございました!

そのご好意に負けぬよう、お寺再興を目指します!

 

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三日月滋賀県知事来山。

時系列が後先になってしまいますが、久平次翁大遠忌の前日(10/24)、三日月滋賀県知事が来山されました。

テレビなどで拝見する感じそのままの、飾らない優しい方でした。

知事のもとに新製陸舟奔車の話が通ったのは、市会議員の谷口先生が手紙を書いてくださったからということでした。

谷口先生、ありがとうございました。

 

 

知事には久平次翁のお話と新製陸舟奔車のお話だけでなく、ビワイチとビワイチブについての私見を述べさせていただきました。

さすがはビワイチを始めた知事。

自転車に対する想いは人一倍強い。

私の拙い意見についてもきちんと耳を傾けてくださいました。

 

 

すると今日(11/6)、滋賀県庁からビワイチ推進室の方が三人、お話を聞きに来られました。

今後何らかの形で、長松院とビワイチ、ビワイチブに関する動きに連動していく運びとなるかもしれません。

三日月知事、ありがとうございました。

 

 

ビワイチもビワイチブも、地元の人間が楽しめなければあまり意味を為しません。

今後は四国のお遍路さんの如く、ビワイチ(ブ)をする人たちの為だけでなく、地元住民もお接待する気持ちを持てるような、そんなビワイチ、ビワイチブを模索して行けたら楽しいだろうな、と夢想しています。

今後の動きに乞うご期待!

 

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久平次翁大遠忌無事圓成。

自転車発明の祖『平石久平次時光』翁の二百五十回大遠忌が、十月二十五日盛大且厳粛に執り行われました。

近隣の御寺院さま三ヶ寺にご随喜いただき、法要を差配していただきました。

 

 

まずはT! キッズ達にお接待をお願いしました。

来賓の方々に手ずから入れたお茶をお持ちします。

お客さんの誘導も彼らの仕事。

 

 

当日はマスコミも多数礼賛されましたので、その取材対応にも一役。

 

 

法要は、久平次翁二百五十回忌と引き続いての自転車交通安全祈禱會。

T! キッズの出番は多いです。

 

 

法要も厳粛にかつ賑やかに進み、無事に終わることができました。

法要了而来賓の方々のご紹介とご挨拶。

 

 

挨拶了而引き続き本堂前にて記念撮影。

久平次翁も写ってるかな?

 

 

写真を撮ったら、ビワイチブ隊のお見送り。

安全運転でいってらっしゃい!

T! キッズもお見送り。

 

 

そしてお待ちかねの昼食。

今日はT! キッズ大好きカレーライス!

まずはみんなにお接待。

自分たちが食べるのはみんなに配り終えてから。

 

 

ご飯を食べたら新製陸舟奔車の試走会だッ!

全員本堂へ集合!

 

 

乗ってみた感想は、ペダルの軽いのに驚き!

あれなら道路も早く走行できるでしょう。

久平次翁の作品に舌を巻きます。

 

 

さあ、試走会も終了し、参列者も帰路につきました。

これからはT! キッズとママとのお疲れちゃん会。

ケーキとジュースで乾杯します。

そして長松院恒例、ババ抜き最弱王決定戦。

今回はお寺さんも全員参戦です。

 

 

今回も最弱王から好きなお菓子を取っていきます。

負けて悔しいやら嬉しいやら。

 

 

いやはや、大変疲れましたが、大変楽しい一日となりました。

T! キッズ諸氏、T! キッズママ各位、随喜御寺院の諸大德。

皆様のおかげをもちまして、平石久平次二百五十回大遠忌、無事圓成いたしました。

心より感謝申し上げます。

ありがとうございました!

また一緒に楽しみましょう。

また何か企画いたします。

 

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久平次翁大遠忌準備。

徠十月二十五日の大遠忌に備え、TERAKOYA!キッズ達がお手伝いに駆けつけてくれました!

当日はこれまでにTERAKOYA!で学んだ華道でお花をいけ、茶道でお接待をしていただく予定です。

そして今日はTERAKOYA!で学んだ書道でもって、法要の看板を作成する予定。

みんなの腕が試されます。

 

みんな何も言われなくても看脚下。

さすがはT! キッズ。

 

 

まずは宿題から。

やるべきことはしっかりと。

 

 

宿題が終われば、当日のリハーサル。

実はT! キッズには当日大きなお役目があるのです。

それは。。。

 

 

大遠忌の法要の中で、献灯献花献香献菓茶をしてもらうのです。

それぞれが燭やお花、お線香とお茶、菓子をお供えする大役です。

初めての体験にみんな少し緊張気味。

 

 

ここでそれぞれの配役を決めます。

T! キッズ達には自分だけよければいい、という考えの子は1人もいません。

自分ができることとしたいことを上手に考え、みんなで配役を決めることができます。

 

 

T! キッズの役目はこれだけにとどまりません。

大遠忌に引き続き交通安全祈願会も厳修するのですが、その際の淨道場(道場を清める儀式)に参加、散華してもらいます。

 

 

当日上手にできるかな?

 

馴らし(練習)が終われば次は看板書き!

全員で一字乃至二字書いてもらいます。

まずは練習。

みんな真剣そのもの。

 

 

ボチボチ本番行きますか!

よろしくお願いします。

 

 

上手くできたかな??

 

 

みんなの個性が出ていて、それぞれ迫力のある字が書けたと思います。

よくできました!

 

 

では晩ご飯を食べましょう!

お腹減ったよー。

 

 

デザートもありますよ!

 

 

薬石(晩ご飯)が終われば最後の大仕事、御守づくり。

今回はプラバンで仕上げます。

 

 

T! キッズが御守を作っている間、T! キッズママが看板の総仕上げ。

お手伝いありがとうございます。

 

 

オーブンで焼いて、御守の出来上がり!

 

 

当日御祈禱してみんなで持って帰ります。

 

 

みんなの協力がないと、大成功を収めることはできません。

和合尊。

当日は皆さん、よろしくお願いしますね!

 

日曜日晴れますように!!

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彦根総合高校坐禪會。

久々のアップです。

 

本日、彦根総合高校の生徒さんたちの坐禪會を行いました。

参加してくれたのは総勢21人(引率の先生2人含む)!

坐禪堂がいっぱいになりました。

 

 

ほとんどの生徒さんが初めての経験であったので、坐禪指導からのスタート。

ゆっくり時間をかけて説明します。

 

一炷は約三十分。

初めてだったにもかかわらず、みんなガサガサせずに最後まで坐り切りました。

しかし足が痛くなってしまう子続出。

了而しばらく立てない子達も。

 

でも、足が痛いのは一生懸命坐った証拠。

何も恥ずかしいことではありません。

 

 

坐禪が終わってから、可休庵に移動して久平次翁のお話。

彦根出身の子もやはり久平次翁については知りませんでした。

これからたくさんの人に知っていただくことができるよう頑張って広報活動していかなければ!

 

 

総合高校の皆さん、今日は坐禪しに来てくれてどうもありがとう。

おかげさまで私もいい打坐ができました。

また機会があれば来てくださいね。

 

追伸

引率の熊谷先生が、新製陸舟奔車の模型を作ってきてくれました。

二百五十回忌でみんなに見ていただこうと思います。

かなり良くできた品で、私も関心しきりでした。

 

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命名、可休庵!

朝晩とだいぶ涼しくなって参りましたね。

一年で一番気持ちの良い時です。

皆さん、この秋風に誘われて、ちょっと自転車に乗って出かけてみませんか?

 

でもビワイチだとちょっと敷居が高い。

そこで私が現在提案しているのが『ビワイチブ』です。

琵琶湖を一周するアスリート的な感覚でライドするのではなく、自転車で観光名所を回り、スイーツを食べ、寺社仏閣を巡り、歴史に触れる。

そんな新しい観光のスタイルを考えていきたいと思っています。

 

なんだか旅行会社のようなフレーズになってしまいましたが(笑)ご存知のように彦根は歴史と観光の街。

その観光の幅を自転車を使うことで、これまでお城周辺だけに限られていたスポットのみならず新たな観光資源を開発、提供することができるかもしれない。

新しい町おこしができるかもしれない。

何よりもまず、面白そう!

 

そこでビワイチをする人、ビワイチブをする人の休憩所として、新製陸舟奔車を展示してある旧弁天堂を「可休庵」と命名し、開放することにいたしました。

イメージとしては、四国八十八ヶ所を回るお遍路さんのお接待所。

ビワイチやビワイチブの人たちは巡礼者、お遍路さん。

 

名前の可休庵は平石久平次翁のお戒名『可休軒義翁宗高居士』の号からいただき、軒ほど立派ではないので庵といたしました。

此の庵にて休む可し、まさに休憩所にぴったりの名前ではないかと自画自賛。

 

扁額の揮毫は、TERAKOYA!で子供たちに習字などを教えてくださる、現在は彦根総合高校の図書室の先生をしておられる堤豊宏先生。

お忙しい中無理にお願いして書いていただきました。

堤先生、本当にありがとうございました。

大切に守って参ります。

 

 

扁額がかかるとやはり見え方が一味違いますね。

重みがあります。

 

 

可休庵、着々と整備が進んでおります。

 

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ミニTERAKOYA!開催。

今日、久々にTERAKOYA!を開催しました。

と言っても、いつもの子供たちのTERAKOYA!ではなく、大人のための整体講座。

集まってくださったのは女性ばかり4人。

私を入れて5名での講習です。

先生はいつもTERAKOYA!でお世話になっている佐々木貴代先生、通称タカちゃん。

 

土曜日と言うこともあり、私は出たり入ったりしてあまりいい生徒ではなかったのですが、皆さん真剣にタカちゃん先生の話に聞き入ってくださっていたようです。

 

 

やはり女性の方が健康や正しい姿勢に対する意識が高いのでしょうね。

難しかったけれど、とてもためになったようです。

 

今後は子供達だけのTERAKOYA!にとどまらず、大人のためのTERAKOYA!をどんどん企画、開催していきたいと思っています。

興味ある方は、どんどん参加してくださいね。

 

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平石久平次翁大遠忌法要。

今年に入ってから、いろいろと動きのある平石久平次翁関連。

お墓の移転、新製陸舟奔車の展示、石碑の完成、久平次記念館(仮称)の整備など様々ありました。

 

昨年まで何もしてきていなかったわけではありません。

それなりに動いてきたはずだったのですが、何か歯車が噛み合わない感じで来ていたのですが、今年に入って急にこの展開。

何か運命的なものを感じて、久平次翁の資料に再度目を通したところなんと!

今年が正當二百五十回忌に当たっているではありませんか!!

 

そこで、来たる10月25日(日)午前10時より平石久平次時光二百五十回大遠忌法要を長松院正覺殿にて執り行いたいと思っております。

当日は法事だけではなく、自転車に関連しての交通安全祈禱や、DADA編集主幹杉原正樹氏による講演会、TERAKOYA!キッズによる接待などを予定しております。

コロナ禍のさなか、どこまでできるのかわかりませんが、各方面の皆さまのお力添えを乞いながらできる限り楽しく賑やかな法要にしたいと考えております。

ご興味のある方はどうぞご参列、ご焼香ください。

ただしお席の都合等ございます。

事前にお寺までご連絡いただきますようよろしくお願い申し上げます。

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休憩所の整備。

さて今日は先日のクイズの答えから発表いたします。

あの布はこれに使います。

 

 

鈴の尾と一緒に奉納する五色鈴布でした。

こちらも手作りで準備です。

しかし流石に鈴の尾は作れないので購入いたしました。

 

 

鈴の尾につける金属や木片は、鐘を鳴らす撞木の意味があるので、今回は使わなくなった木槌で自作。

 

 

鈴の尾を一度解いて木槌の取手を外し(実はこれが一番重労働でした…)穴に通してからもういちど縫い目を始末。

右の金具でぶら下げます。

 

 

鈴の尾をぶら下げたら五色布をその上から吊るします。

この五色は仏旗の色ですね。

白い布部分にちょっとした小細工を。

 

 

自転車野郎久平次くん(仮称)をプリントしました。

久平次翁のゆるキャラです。

可愛い名前募集します(笑)

 

 

風になびいてこんな感じ。

ステキでしょ?(自画自賛??)

 

 

お参りに来られた際には、ご自身の、ご友人の、ご家族の、それぞれ大事な人のために交通安全を願い鰐口を鳴らしてお参りしていってください。

きっと久平次翁が守ってくださいますよ。

 

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久平次翁の自転車、展示。

去る九月一日、ついに久平次翁の作った世界初の自転車『新製陸舟奔車』が長松院にやってまいりました!

実現に三年ほどかかった経緯もあり、感動もひとしお。

 

 

生憎の雨模様でしたが、いつものように田中家石材さんに手伝ってもらい搬入。

 

 

なんとか無事に収まりました。

現在はこんな感じです。

 

 

外にはビワイチお遍路さんが自転車を止めて休めるようにスタンドも設置。

 

 

これから少しずつ整備を強化していき、ビワイチお遍路さんに認知してもらえるよう頑張ります。

最後にクイズです。

さて、これは何に使うでしょう?

正解は、次回ホームページ更新時に。

 

 

追記 新製陸舟奔車の写真についてですが、所有者である彦根市立図書館の規約で、ホームページや雑誌などに掲載する場合は許可申請が必要になるそうです。

(テレビ朝日制作、寄贈)

個人所有にあってはその限りにないそうですが、紹介される場合は各自図書館まで申請していただきますようよろしくお願い申し上げます。

尚、上記の理由により當院ホームページの写真につきましても転載は禁止とさせていただきます。

ご了承いただきますようよろしくお願い申し上げます。

 

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久平次翁と自転車お遍路さん。

滋賀県は、言わずと知れたマザーレイク、琵琶湖の県です。

最近では、地球温暖化防止と健康促進に加え、通勤通学にソーシャルディスタンスが取れると言うのでやおら注目を集めている自転車ですが、少し前から『ビワイチ』と言う名前で琵琶湖を一周するサイクリストたちが湖畔道路を颯爽と走る姿をよく目にします。

 

しかし彦根はと言うと、お世辞にもサイクリストたちが集まってくる活動をしているとは到底いえません。

 

そこで、世界で初めて自転車を製作した祖(諸説あります)の久平次翁に一肌脱いでもらい、彦根にもサイクリストを呼ぼう!と目下計画中であります。

そこでまず考えたのが『自転車お遍路さんのご接待所』

この春に弁天さまたちが御遷座されて以降空っぽだったお堂を掃除して、休憩してもらえるように改造します。

 

 

まずは煤払いから。

しかしこれはもう煤払いの域ではありません。

しっかりとお掃除します。

 

 

一拭きしただけでこの汚れ。。。

 

 

きれいに水拭き三回の後は、畳を敷きます。

とはいえ、新品の畳を買うほどの余裕などあろうはずもなく。

使わずに残っていた畳をなんとかカットし、六畳の部屋にあわせていきます。

 

 

しかし畳は畳屋さんが寸法を合わせて切って縫って貼ってきてくれるからピタリと揃うもの。

なかなか合わすのが難しい。

 

 

長い部分は切って縫って貼って。

長松畳屋開店です。

 

 

同時進行で、上がり框の腐った部分の交換も。

大工さんに廉く板を分けてもらいました。

 

 

畳の切り貼りとパズルに合わせ方に悪戦苦闘。

結局丸二日かかりましたが、いよいよ最後の一枚。

 

 

なんとか入りました!

少し隙間があるのはご愛嬌。

 

 

さて、今度は図書館が所有している『新製陸舟奔車』レプリカを借りてきて展示します。

どのような接待所になるのか、乞うご期待!

 

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いつもと違う夏、いつもと同じお盆。

今年はコロナ禍の影響で様々なイベントが中止、延期を余儀なくされています。

学校行事や市の行事、人が集まるものは何でもかんでも中止、中止。

自粛疲れ、なんて言葉も耳にします。

 

しかしそんな世間の喧騒とは無関係に今年もお盆はやってきました。

これまでと同じように、淡々と。

 

今年は旅行に行くのを控えた方も多く、もしかしたら本当の意味でのお盆の過ごし方をされた方々も多かったのではないでしょうか。

帰ってこられたご先祖様と一緒にのんびりと過ごすお盆も、考え方によってはよかったかもしれませんね。

 

 

そして八月十五日、送り盆の日。

淡々とみんなでお経をあげ、先祖の御霊をお見送りいたしました。

今年は食事が出せない代わりに『コロナ悪疫退散祈願』として、特別祈禱會を執り行い、参加者全員と檀信徒各位の無病息災を願いました。

 

 

灯篭に点火した後は恒例の花火大会。

今年は檀家さんがもってきてくださった花火で盛り上がりました。

来年はいつもの通りカレーでご接待できたらいいな。

 

このコロナ騒動で感じたことは、同じことを繰り返すことができる日常のいかに大切なことか、ということです。

当たり前のように暮らし、当たり前のように行持をこなす。

時にはマンネリを感じ、飽き飽きしたりもしてしまいますが、これって当たり前ではないんですね。

当たり前ではなく、ありがたい。

その気持ちを忘れないよう、今日も過ごしていきたいと思います。

 

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久平次翁のお墓完成。

昨日、田中家石材さん全面協力のもと久平次翁のお墓が完成いたしました。

構想から3年、ようやく完成に至った今年はなんと久平次翁の二百五十回大遠忌に当たる年。

妙に因縁めいたものを感じます。

田中家石材さん、本当にありがとうございました。

 

平石久平次時光は彦根藩の奉行出会った人物ですが、その才能は多岐にわたり、和算や天文学にも通じその著書は約380冊。また今でいう交通機械工学とでもいうべき分野でも活躍し、世界で初めて自走式自転車である『新製陸舟奔車』を設計、製作し走らせた人物で、彦根の平賀源内ともいえます。

しかし時代は八代将軍吉宗の時代。

質素倹約を宗とする執政下で久平次翁の功績は歴史の中に埋れてきました。

 

しかし250年を経てようやく翁が再評価されるべき時がきた。

私はそう思っています。

 

 

この石板は久平次翁の略歴と、残した設計図にあった絵をもとに田中家石材さんが再現してくださったもの。

丁寧に取り付けてくださっています。

 

 

旧暦で八月十二日が正當命日ですが、新暦では九月二十日。

その少し前くらいに久平次翁二百五十回忌大遠忌を行いたいと思っています。

またホームページ上でご案内いたします。

乞うご期待。

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世界初の自転車は。。。

先日、彦根商工会議所のホームページに面白い記事が載っておりました。その名も『世界初の自転車はどっち?陸舟車(埼玉県本庄市)vs新製陸舟奔車(滋賀県彦根市)』

 

興味深い記事でしたが、何よりも面白いのは本庄市がオリンピックに向けて実車を走行させようと画策しているということ。

彦根でも同じような動きがあってもいいように思いますが、それはさておき。

 

久平次翁は長松院史上名を残す偉人の一人です。

その遺徳を偲び、かつその功績を紹介していけたらいいなあ、と考える今日この頃です。

 

特に今年は久平次翁の正當250回大遠忌。

このような状況下ですが、小規模ながらも法要を務めたいと思っております。

 

この『新製陸舟奔車』に関しては引き続き推していこうと思っております。

ご期待ください。

 

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辨財天御一行さまのお引越し。

コロナの影響でなかなか外に出ることが少なくなってきました。

そこで堂内や須弥壇上のお掃除、また法具の制作などを行ってきました。

 

そしてこれまでほとんど触ることをしてこなかった山門すぐ脇の辨財天堂も掃除することにしました。

 

が…

 

辨財天堂は電気も通っておらず、堂内も古くていたたまれなくなり。

思い切って辨天さま、並びに大黒さん、布袋さんに法堂内に引越ししていただくことにしました。

 

掃除しながらお身拭いしながらのお引越し。

2時間ほどかけて終了です。

 

 

法堂内に移ってこられた辨天さまたち御一行さまですが、よくよくみてみるといちばんの本尊さんである辨財尊天の名前札には『準弖(三水に弖)大聖隻身合体尊天』の文字が。

 

これは。。。

准胝觀音のこと??

 

 

一般に准胝觀音は十八臂のお姿が多く、また宝具を持っておられるのが多いのですが、この名札の脇には左右それぞれに『難陀龍王』『跋難陀龍王』の文字が。

 

 

また禅宗と准胝観音の縁は深く、また水の神である辨財尊天と龍王兄弟を侍者に従える准胝観音を同格と見て祀られたのかもしれない。

准胝觀音は元はドゥルガーというヒンズー教の女神で、武器を取り魔族を討ち果たしたという戦いの女神。

武器を持つ辨財尊天と類似点はあります。

 

長松院の辨天さまは琵琶湖にある島の辨天さまと関係が深いらしく、どうやら長松院の歴住の誰かが点眼(お性根入れ)をしたと弁天記に書かれているそうです。

 

ということで、准胝観音としてお祀りすることにいたしました。

准胝觀音さまは美しいそのお姿から觀音ではなく仏母であるとされることもあります。

そのためご利益は、修道者守護、無病息災、延命長寿だけにとどまらず、安産や子供が授かるなど母性慈愛に満ちたもの。

 

これからも辨天さまたちと一緒に長松院を見守ってくださいね。

 

現在、弁天堂に幕などを張ってもう少しそれらしくしようかな、などと画策いたしております。

またアップします。

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最近の若いもんは。

最近の若いもんは!

 

古代エジプト時代から言われ続けてきたこのセリフですが、皆さんもおっしゃられたこと、呟いたことはありませんか?

私は実は何度かあります。

 

写真と本文は関係ありません

 

日本では平安時代から、もっと昔はプラトンも述べていたというこのセリフ。

しかし先日、このセリフはステレオタイプで陳腐なものなんだなあ、と実感させられる出来事がありました。

 

TERAKOYA!で大変お世話になったカーリーさんですが、彼女は本国に帰ってからも勉学と同様に取り組んでいることがあります。

それがJASCという組織の活動です。

 

JASCというのは Japan-America Student Conference「日米学生会議」の略で、その歴史は意外に古く1934年にまで遡ります。

その理念は「世界の平和は太平洋の平和にあり、太平洋の平和は日米間の平和にある。その一翼を学生も担うべきである」だそうで、日米両国から選ばれた学生諸君が約1ヶ月一緒に暮らし、様々な議題について議論を交わして相互理解を深め、その結果得たものを長期にわたって社会貢献、社会還元していくというものだそうです。

寡聞にしてその組織の存在を知らなかった私でありますが、JASCのボードメンバーであるカーリーさんに誘われて、僭越ながらウェブ会議の講師として参加する機会を得ました。

私の他にもう一人参加されたのは、ロサンゼルス尊住のLong Beach Buddhist Church

で活躍されている「横山行敬老師」

老師とは私がマサチューセッツ州モンタギューにあるMI(Maezumi Institute, Zen Peacemakers)にいた時からの知り合いでかれこれ15、6年のお付き合い。

老師は渡米してもう6年になる、日本とアメリカを禪でつなぐ架け橋をなされている方です。

 

今回の議題は『宗教(特に今回は禪)がこれからの国際社会で果たしていくべき役割』

日米両国から会議に参加してきたのは30人以上。

質問も多岐にわたり、日本時間で朝9時から始まった会議は白熱し、終わったのは12時をすこし回っておりました。

参加者諸氏は日本人は英語、アメリカ人なら日本語がそれぞれ堪能。

 

皆さんの熱量の大きさにタジタジとなりながらなんとか講師を終えました。

 

 

「今の若者は覇気がない」

「最近の学生は学習意欲がない」

「わしらの頃に比べて外国へ飛び出す勇気がない」

 

テレビではそんな風にささやかれている現代っ子たち。

実際一昔前に比べたら、そういう子が増えているのかもしれません。

しかし今回仏縁のあった若人たちは、私が若い頃に持っていたよりもはるかに大きなモチベーションと未知のモノへの好奇心、そして何より日本だけでなく世界に貢献したい、国際社会で活躍したいという壮大な夢と、夢を夢で終わらせないための日々の努力をし続けている、まるで明治時代に日本という国を背負って外国で学んだ志士たちのような生き方をしている眩いばかりの人たちでした。

 

今回このような仏縁を与えてくれたカーリーさん、他多数のJASCボードメンバーに心から感謝いたします。

皆さんのこれからの国際社会での活躍を心より祈念いたします。

 

楽しい時間をどうもありがとう。

 

追伸

こちらにJASCのリンクを貼っておきます。

興味ある方はぜひご覧になってみて下さい。

きっと「最近の若いものは…やりよるな( ͡° ͜ʖ ͡°)」となること請け合いですヨ。

 

英語版  http://iscdc.org/jasc/

日本語版 http://kjass.net/jasc-japan/index.shtml

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観音さまのお身拭いと雨漏り。

ようやく世の中も日常(禅宗では如常と言います)を取り戻すが如く動き始めました。

長松院も坐禪會を再開し、先日の月例会には2名の参禅者を迎えました。

 

しかしながら法事などの供養ごとは人が遠くから集まることもあってなかなか如常というわけにも行きません。

かといってボーッとばかりもしておれませんので、何かはせねばならん。

何より食べるご飯が美味しくない(一日不作一日不食)

梅雨入りしてしまい外はあいにくの豪雨。

 

 

ドウダンツツジの下など、もはや琵琶湖。

 

 

では前から気になっていた仏さんの垢すりをしよう!

ということで、昨日は須弥壇の上に登り本尊さんのお身拭いと床の拭き掃除。

とても写真を撮る余裕はありませんでした。。。

 

で、今日は観音堂にいらっしゃる観音様のお身拭い。

朝は八時から開始。

 

 

主には西国三十三所の本尊さんたち。

前回お身ぬぐいしたのは一体いつなのだろう。。。

恐る恐るみなさまにお下がりいただくと。。。。

 

 

一体二体でこの埃。

これはえらいこと!

焦ってもしょうがないので、少しづつのんびりと、仏様に声をかけながら作業を進めます。

 

 

「こんなになるまでほっておいて申し訳ありません。でも自粛も悪くありませんよ。こうしてお身拭いさせていただけますしね」

三十三人の観音さまと会話しながら。

 

 

埃の山は観音さまの御身だけではありません。

こちらは三十三観音が上がっておられたひな壇。

なぜこんなに土が落ちているかといえば、後ろの白い壁、実はベニヤ板一枚。

その後ろには土壁があったのですが、シロアリと経年劣化により崩れてしまい、それをかろうじてトタン波板で隠してある状態なのです。

残念ながらこれも長松院の現状。

受け入れるしかありません。

 

泣き言を言っていても始まらない。

このひな壇、どうしてくれよう。。。

 

 

問答無用で水洗い(笑)

本当は観音さまもシャワーして差し上げたいのですが、流石にそれはこの破戒僧を持ってしても流石に…。

 

 

ひな壇を乾かしている間、引き続きお身拭い。

折れた部分をボンドでつけたり、欠けてしまいどうしようもない部品など集めたり。

なかなか根気のいる作業です。

 

 

これが三十三人分の埃。

土埃だけでなく、ツタや葉っぱまで。

これは早急に壁を直さないといけないな。

決意も新たに、三十三観音に御帰館いただきます。

 

 

作業開始から、お昼を挟み、なんだかんだと6時間弱。

思ったより時間のかかる作業になりました。

でもこれで観音さまがたも少しは喜んでくれているだろう。

そんな良い気持ちで最後の仏様並べの作業をしていると。。。

 

ぽたん、ぽたん!

 

昔この寺に来たばかりの頃によく聞いたこの音は!

 

雨漏りです!!

 

 

この香炉にあいた穴は雨粒。

これはあっかーん!

ダッシュでバケツを取りに。

 

 

バケツもこうして須弥壇に上がっていたらバケツ観音のように見え…ないか。

次の法堂修復の箇所が決まりました。

これも今日観音さまのお身拭いをさせていただいたからですね。

ありがたいこと。

次はその隣の地蔵堂のお掃除。

ぼちぼちやります。

 

追記  先ほど玄関の雨漏りも発見。

    来年まで待っておれないかもしれません。

    早急に対応します。

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コロナ自粛で工作してみた。

♬でっきるっかな でっきるっかな はてさてふむー はてふむー🎶(古っ!)

 

私は紀洋(キヨウ)という名前の割に不器用で、小学校の図工も5段階評価で2以上とったことがありません。

(1じゃなかったのは先生の慈悲であったという他ないことは秘密である)

そのため昔から職人さんやものづくりをする人、できる人に対して無条件で尊敬してしまう人間となってしまったのですが、自分自身はというとどうやら作ることが嫌いではないようで、長松院住持となってからは錫杖(僧・修験者が持ち歩く杖で、頭に鐶が掛けてあり、杖を突くと鳴る)をこしらえたり、鹿威しを作ったりしています。

どうやら、誰かに『こうせい、ああせい』と言われて行動するのが苦手だったようで、先生から『今日はこれを作りましょう』と指示されるのが嫌いだったのかもしれません。(担任の先生ごめんなさい)

 

今回はこの自粛期間中に自作した法具類をご紹介します。

ご笑覧ください。

 

 

まずは払子。

毛の部分は古いものの流用で、今回作ったのは柄の部分。

布袋竹を切り出し、バーナーで炙って油出しをして磨いた後で毛を取り付ける部分をカッターで削り出しとサンドペーパーがけ。

毛の部分に麻縄を巻きつけボンドで止め、固まったらその後で化粧ひもを巻きつけます。

房紐を取り付けたら完成。

古い払子だったため、2回ほどシャンプーとリンスをいたしました。

サラサラでいい感じ(笑)

 

制作時間 まる一日

 

 

こちらは洒水枝。

 

最初作った洒水枝はこちら↓

 

 

ですが師匠に見せたところ『大きすぎ!』

 

確かに。。

 

この辺りの予想ができないあたりが不器用なんですね。

そこで少し細めの黒竹を切り出して、先っちょに松の葉を差し込めるように穴を開けて完成。

 

制作時間 5分

 

で、この太すぎた洒水枝はどうしよう?

というのでこちらを作成。

 

 

燭消しです。

小さい燭消しがあったので、取っ手を伸ばして穴に差し込み完成。

思いつきの割に使い勝手が良い一品です(笑)

 

制作時間 2分

 

 

最後は線香筒。

余った竹2本、なにができるかな?

というので、最初は作るつもりはなかったのですが、捨てるのも勿体無いし。

節を抜くだけだし簡単だろう、とタカをくくっていたのですが、布袋竹の節の固いこと固いこと!

鑿や錐、ドリルなどを駆使し、サンドペーパーを突っ込んで。

節を抜くだけで3時間以上かかりました…。

しまし蓋もうまいこと閉まるようにできて、満足です。

 

制作時間 5時間弱

 

払子たてやコツたてなど作ろうと思ったのですが、お寺にあった流木で代用できないかな、と思い今はこうなってます。

 

 

こちらは式台前、籠横。

 

 

こちらは開山堂前。

 

コロナ自粛で外に出れずストレスが溜まってる方も多いと聞きますが、これを機会に何か工作してみても面白いかもしれません。

 

次は何を作ろうかな。

 

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平石久平次の墓石。

未だコロナが猛威を振るう中、自粛の毎日が続きます。

みなさまいかがお過ごしですか?

家の中だけにいててはなかなか気分もすぐれませんね。

でも、日本の頭脳が、企業が、医療従事者が、この状況を打破すべく日夜戦ってくださっています。

その力を信じ、後しばしの我慢を共にいたしましょう。

 

3月初旬、世界で初めて自転車を発明した『平石久平次時光』のお墓を本堂前に移転いたしました。

その写真がこちら。

 

 

長い間無縁墓として放置されてきた墓石ですが、田中家石材さんの協力で日の目を見ることができました。

田中家さん、ありがとうございます。

今は外出もままなりませんが、このウィルス流行が終息したのちには新しい長松院の遺物にお手を合わせにいらしてください。

 

今後は彦根市が管理している『陸舟奔車』の複製品を展示したり、また久平次の発明品や著書などを収めた鉄塔跡を保全していけるよう、彦根市に協力を求めていきたいと思います。

そしていつかは、ビワイチをする際の最初の地としてこの長松院がたくさんのサイクリストたちに選ばれるように整備していきたいと思っております。

 

とはいえ、私一人だけの声では限界があります。

協力していただける方、大歓迎。

彦根の歴史を一緒に守っていきましょう。

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目に見えないものへの恐怖と祈り。

嫌だなあ、鬱陶しいなあ、などと人並みに文句は言っていたものの、やはりどこか他人事だったコロナウィルス騒動。

しかし本日、ついに近所にクラスターが発生。

 

彦根のクラスターについて。

 

対岸の火事では済まされなくなってきました。

「本当に大切なものは目に見えないんだよ」は星の王子さまですが、本当に怖いものもまた目に見えないのですね。

 

こんな恐怖の中でウィルスと対峙している医療関係者の皆様に心より敬意を表しますとともに、1日も早い事態の収束を心より祈念致しております。

 

また四国•香川の野田老師曰く「回向に『凡そ禱祈あれば必ず感應を蒙る』とあるが如く我々僧侶もまた祈禱すべきではないか」

私のような凡そ法力などというものからかけ離れた僧侶の端くれが、いくら祈禱しても知れたものかも知れませんが、老師の言葉に感化され本日より祈禱始めました。

奈良の大仏さまも、ウィルスの猛威に怯えた民衆に応えるために建てられたものだとか。

 

令和の時代になっても人は祈る事をやめません。

そこには「願い」とは違う自利利他の心があるからやも知れません。

 

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コロナウィルスによるTERAKOYA!の中止。

小学校も中学校も休校となってしまいました。

本来ならお寺で子供たちを預かって一緒に過ごす、というのがあるべきお寺の姿なのかもしれませんが、感染源がわからず、自身がウィルス保持者であるかどうかもわからぬ現状下、こちらも苦渋の決断ではありますが今学期のTERAKOYA!を中止することを決定いたしました。

私自身が一番楽しみにしていたTERAKOYA!ですので、とても残念です。

この騒ぎが収まった後にはまた企画いたします。

それまでしばし、帰家穏坐せよ。

 

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コロナウィルスによる坐禅会休会のお知らせ。

コロナウィルスの蔓延により様々なイベントが中止、延期を余儀なくされております。

長松院におきましても万が一のことを考えまして、不本意ではありますが3月の坐禅会を休会いたしたいと思います。

コロナウィルスのピークアウトを見極め、再開の折にはまたご報告いたします。

 

皆さま、どうぞご注意ください。

 

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TERAKOYA!2020 買い物編。

TERAKOYA!2020第2回目は『買い物編』。

お店で買い物をするにはどのように喋るのかを学びます。

 

まずはいつものハンドシェイクでご挨拶。

 

 

今回も学生さんが原稿を書いてくれました。

 ショッピングモールで目当ての物の場所を聞くシチュエーションと、いくらするのかのシチュエーション。

初めての言葉もたくさんありました。

 

 

これは小学生諸氏だけにに関わらないことですが、会話をするときに相手の言うことを100%理解していますか?

 

私も英語を100%理解しているわけではありません。

しかし基本となる単語だけわかれば会話は成り立ちます。

例えば”What are you doing to do today?"

この文章の中で大事な単語はwhatとdoing。

 

"何?"と”する”。

これだけです。

文法などは後からついてくるもの。

私になんぞはいまだに文法がわかりません(笑)

 

日本人が英語嫌いになる大きな要因が「正しい英語を使わなくてはいけない」という強迫観念。

真面目な日本人は文法に対しても生真面目すぎるのです。

 

だからTERAKOYA!の子供には文法や綴りを教えません。

会話から生まれる相互理解を大事にして欲しいから。

相互理解が進めば争いごとは少なくなるし、何より楽しいですよね!

 

今日も子供達は悪戦苦闘しながら一つ二つ単語を覚えてくれました。

 

 

でもやっぱり楽しいこともしないとね。

アメリカのお菓子といえば、やはりポップコーン!(そう思っているのは私だけ?)

ということで、みんなでポップコーンを作りました。

 

 

みんな食べたことはあっても作ったのは初めて。

ぽんぽん弾ける音と香ばしい香りにみんな大興奮。

塩バターも美味しいけど、甘いメープル味や人気のコンソメ味も喜んでいました。

 

ポップコーンをを食べながら、英語ジェスチャーカルタ取りゲーム。

JCMUの学生によるジェスチャーで机の上に並べたカードを取り、その単語を英語で学ぶというもの。

英語は単語の多さが勝負の鍵。

たくさん単語を覚えよう。

 

 

ゲームが終われば坐禅の時間。

少し寒い法堂へ移動します。