一字写経のすゝめ


一字写経とは

その名の通り、お経全てではなくお経の”一文字”だけを書いて納めるもの。

お手本の入った箱の中から一枚取り出し、その文字を書き写します。

自分が書いたものはお寺に納め、お手本の方はご自分で持ち帰りお守りにしていただきます。

写経に興味はあるけど、全部書く時間がない人。

お経の功徳を常に持ち歩きたい人。

御朱印と併せて来山の記念に。

 

みなさん、一字写経を体験してみませんか?

 


一時写経のお作法


1 手本と書いた箱の中から折紙を一部お取りください。中にお手本と写経の紙が入っています。

2 筆入れの中から一本筆を取り出し、合掌し深呼吸して心と呼吸を整え、から水差しから  スプーン一杯の水を金泥(金粉を膠で固めたもの)の入った皿に入れ、筆で溶きます。

3 お手本を参考に写経します。用紙を取り外さない方が書き良いです。

4 写経した用紙を折紙から取り外し、納経箱に納めてください。

5 筆を水差しで軽くすすぎ、ティッシュで拭いて筆先を整えます。

6 お手本は折紙のまま、お守りとしてお持ち帰りください。

 

 

 

 

 


字は般若心経と妙法蓮華経観世音菩薩普門品から選び、ランダムに手本箱に入っています。

好きな字を選ぶのではなく、その一文字との出会いをお楽しみください。

興味があれば、住職がその一字についての簡単なお話もいたします。

 

納経料は、一回500円。

 

写経は字の練習ではありません。

上手下手でもありません。

ゆっくりと心を込めて字を書き、納経ください。

きっと心が落ち着き、清々しい気持ちになれますよ。