 
    
前からずっと気になっているものがありました。
山門にかかっていた、お寺の看板です。
薄くて字も見えないし、これはなんとかしたいものだ。。。
     
と思っていたら、なんと!
お檀家さんで書道の先生がおられて、その方にご相談したら「書いてあげてもいいよ」とのお言葉。
     
真下先生、ありがとうございます!!
     
材料となる木の板は、その昔長松院の墓地に生えていた柳の大木を製材してあったもの。
しかしこれだけ大きな柳の木があったのですね。。。
改めてこのお寺の歴史の長さを思い知ります。
     
これから長くこのお寺の顔として山門にかかる看板。
先生は朝からなんと一時間(!)かけて墨を磨ってきてくだすったそうです。
感謝、感謝であります。
     
書き始めるまでは一同緊張の面持ち。
固唾を飲んで見守ります。
見ていたらなんだかドキドキ。
     
しかし、さすが先生。
書き始めればあっという間。
長松禅院の完成です。
     
ちなみに、長松と院の間に禅の字が入るのは禅寺ではよくあることです。
大阪では、曹洞宗ではなくてわざと禅曹洞宗、などと言ったりします。
    決して改名したわけではございません。
    
先生、本当にありがとうございました。
     
     
     
 
    
    そして数時間後。。。
    しっかり墨が乾いたことを確認してのち、山門に。
    
    あまりの素敵な出来栄えについついニンマリしてしまいます。
    しかし、せっかくの大作を私ごとき素人が門に釘を打って、ああ曲がってもうた、とか、おお看板に傷が、などとなってしまっては大惨事。
    近所の工務店さんに協力を仰いでまっすぐに取り付けていただきました。
    小椋さん、ありがとうございます。
    来年は良いスタートを切れるような気がします。
    
    来年もどうぞよろしくお願いいたします。 合掌
    
 
    
 
    
    おまけ
    
    先生の愛犬。
    なんとも賢い子で、書き終えるまでずーっとだまーって玄関で待ってました。
    うちの子もいつも遊んでもらっています。
    また来てね。

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奈良のはるこ (木曜日, 12 2月 2015 16:54)
昨日は大変お世話になりました。
素敵な看板を見に今年中には一度お伺いしたいと思っています♪
岡田 頼典 (水曜日, 18 2月 2015 01:11)
もともと由緒あるお寺ですから、檀家の皆様方も今まで以上に長松禅院に参拝していただきたいですね。
わたくしも改めてそう感じている一人です。