鬼灯の提灯。

「花のあるお寺」(いろんな意味で)を目指す長松院ですが、今山門を飾ってくれているのは、ほおずきです。

鬼の灯、と書くほおずきですが、お盆によく仏壇に飾られますね。

鬼、とは日本ではツノの生えた怖い化け物を指しますが、中国では死者の魂のことを指します。

幽霊、といったところでしょうか。

お盆に帰ってくるご先祖様が帰る道を間違えないように、提灯に見立ててほおずきを飾るのだと聞いたことがあります。

朱くてかわいいほおずきです。

お檀家さんが「お寺の山門に飾れるように」と精魂込めて育ててくれました。

いつもありがとうございます。

皆様のご先祖様がお寺から出るとき、また帰ってくるときの道標となりますように。