山門と境内の松、散髪 その2。

前日とは打って変わって小雨のぱらつく寒空。

気温も上がらず、吐く息も真っ白。

しかし、シルバーさんたちは元気に来山、葉刈りを手際よく進めます。

法堂向かって右側は前日より進めてこられたので、今日は同時進行ですが、少し右側が先に終わりそうです。

 

左の赤松は大きさもあるので、最後は6人がかり。

女性もてっぺんまで登って作業されておられるのにはびっくりしました。

あんなに高いところは、私ではよう登れません。

みなさん、お気をつけて。

切った枝もかなり大量。

松も身が軽くなったと喜んでいます。

そして案の定、早速鳥たちが飛んできて、松とお話ししていました。

 

赤松というのは、外側の皮を落として磨きをかけると赤く光るそうです。

少し試しましたが、確かにその通り。

その外皮に虫がついて冬眠するので、害虫駆除として冬の仕事の一つなのだそう。

上の方が赤く光っているのお分かりですか?

時間を見て頑張ります。

 

美男美女にしてもらいました。

向かって右が雄松、左が雌松。

一見わかりませんが、雌松は葉っぱを触ると柔らかいのですぐにわかります。

シルバーさんたち、ありがとうございました。

次は来週、古株の松と無縁塔の椿をよろしくお願いします。

この二本がどのように生まれ変わるか、今から楽しみです。