新しい寺寶壱ノ巻。

長松院にはいろんなお檀家さんがおられます。

市中であったため、農家のお檀家さんは少ないですが、士工商は網羅しています。

中には井伊家の重臣であった家柄のお檀家さんも少なくありません。

そんな重臣の子孫である、三浦家の方から家宝である鎧や指物などを寄付していただきました。

早速組み立ててみます。

 

 

全部で三体の鎧。

相当古いもの(江戸時代より少し古い)らしく、紐など切れているのもありましたが保存状態は良好。

 

 

まずは床の間に出してみます。

 

 

何しろ組み立てたことがありませんから、倅と共に試行錯誤。

何があるのか全部出してみました。

 

 

陣笠や鐙、旗指物など多数。

まさに長松院博物館の様相です。

 

 

せっかくなので全部飾ろう!

ということで、本堂も少し模様替え。

式台の床の間に場所を作りました。

 

 

金箔の旗印には『三浦半蔵』の文字が。

それぞれ井伊家の紋と三浦家の紋とが入った武具甲冑の類。

レプリカではない、本物の鎧。

しかも関ヶ原の合戦などで使用されたという曰く付き。

お寺で大切に守って参ります。

今回は運べなかったけれど、次は大坂夏の陣で使用した大砲も持って来られるとか。

次回の報告を楽しみにお待ちください。

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    岡田頼典 (木曜日, 14 4月 2022 11:31)

    素晴らしいです^^。次回お墓参りに行かせていただいた時に、是非とも拝見させていただきたいです。

  • #2

    山主 (木曜日, 14 4月 2022 16:51)

    岡田さん。ぜひみていってくださいね。