先日アップいたしました小池一介氏発表の『平石久平次陸奔舟車真説』ですが、サイクリング好きの方々に集まってもらい、簡単な小池先生からのプレゼンと久平次翁の顕彰法要、そして彦根から五箇荘までメモリアルランを使用、という計画が立ち上がりました。
その名も”平石久平次メモリアルラリー”
できれば毎年行いたいという気持ちはありますが、まずは第一回目。
何人来られるかは全く分かりませんが、お寺からのお土産を準備。
中には飴ちゃんと小池先生の論文のコピー、旅の安全を祈願しての摩利支天さんのお守りを封入。
春の麗らかな風に乗ってさぞかし気持ちいいラリーになるだろう。。。とうっとり想像していたら。
なんともはや。
まさかのじゃじゃ降り。
とても自転車で移動というわけにはいきません。
しょうがないので、墓前法要の後長松院でお茶をしてもらい、その後は車と電車に分かれて五箇荘へ集合。
雨は五箇荘でも大降りで、観光はあまりできませんでしたが雰囲気のある素敵な場所であることよく分かりました。
今回の目玉ゲストは、英国からいらしてくれたTony Hadland氏。
トニーさんは自転車界では大変著名な方で、自転車歴史関連の書籍なども多く出されております。
自転車の歴史をまとめた『Bicycle Design』はHans-Erhard Lessing氏、小池一介先生との共著で、出されており、世界各国の言語に翻訳されている方。
穏やかなイギリス人紳士で、奥さんのマリーローズさんと一緒に来られました。
今回のラリーに参加された方々もトニーさんの大ファンの方々。
中には著書にサインをお願いしていた方も。
五箇荘は近江商人の村で、古いお屋敷や町の風情の残る古き良き街。
今回は近江商人屋敷や近江商人博物館、金堂まちなみ保存交流館などを訪れました。
当時の庭なども保存しており、古き良き時代を偲ぶことができました。
保存地区にある食堂でお昼をいただき、それぞれ帰宅。
今回は残念ながら自転車で巡ることは叶いませんでしたが、できれば毎年このラリーを続けたいと思いますし、また人数もだんだんと増やしていけるよう色々企画していけたらいいな、と代表の小池先生もおっしゃっておられました。
来年は晴れたらいいな。
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