最近は割と暖かい日が続いておりますが、どうやらそれと並行してインフルエンザが大流行しているとか。
コロナ明けでマスクをする人が減ってきたせいもあるでしょうか。
皆さん十分お気をつけください。
先日21日、JCMUにて坐禅会と仏教講座を開催してきました。
参加してくれた学生は18人と先生方2人、僧侶が私と隣寺の大雲寺ご住職、小川良憲老師の合計24人。
坐禪はいつも通り、20分が2炷。
少し動く生徒さんもおられましたが、概ねしっかり座っていました。
中には痛みのあまり経行前に倒れ込んでしまう生徒も。
坐禪は安樂の法門。
決して我慢大会ではありません。
皆さんもくれぐれもご無理のございませんように。
坐禪の後は仏教講座。
いつものように皆さんからいろんな質問が飛んできます。
「どうすれば心が落ち着きますか」
「仏教で一番大事な教えはなんですか」
「どんな音楽が好きですか」
多岐にわたる種種類類な質問がありましたが、私がこれまでの質問の中で一番悩んだ質問もありました。
それは『イスラム教についてどのように思いますか?』
これはイスラム教の生徒さんからの質問でした。
正直、誤魔化す気になればいくらでも上っ面だけの回答はできます。
しかしそうはしたくありませんでした。
そこで正直に話すことにしました。
「イスラム教に限らず、一神教においては『ドグマティック』に陥りやすい。 ”私の神が絶対的に正しくて、他の神々は偽物なのだからそんなものは殺してしまっても良い” これは古今東西を問わずこれまで多くの宗教戦争を起こしてきた理由の一つです。しかし、よく考えてみてください。ユダヤの神YHWHも、キリスト教のGODも、イスラム教ALLAHも、元は同じ神。ユダヤ人が契約した神とイエスが契約した神とモハメットが契約した神は皆同じなのです。それをお互い攻撃し合うというのは私には全く理解できません。自分が大切に思うものを他人にも大切にして欲しかったら、まず他人が大切にしているものを私たちも大切にしなければなりません。それが私がイスラム教を含む一神教に対する想いです」
時折英語を交えながら、ゆっくりと語りかけました。
みんな頷きながら聞いてくれていたので、気持ちは伝わったのではないかと思います。
あっという間の90分でしたが、楽しく座らせていただきました。
最後はみんなで記念撮影。
と、いつもならばこれで解散なのですが、今回はこの後個別のインタビューがありました。
学生さん2人が滋賀大学の学生さんと共同で研究プロジェクトを立ち上げたのだが、それについて質問したい、とのこと。
そのプロジェクトの名は『ミニマリズムと日本建築』
彼ら曰く「日本に初めてきた時に、部屋の簡素さに驚いた。布団を敷けば寝室、片せばリビング、襖で囲えば個室、襖を外せば大広間。これは禪にも通ずる文化なのではないか? ぜひミニマリズムと禪について教えて欲しい」
これは盛り上がりました。
僧堂での生活について。
起きて半畳寝て一畳について。
食事について。
老荘思想について。
あっという間に1時間が過ぎ、まだ話し足りない彼らは「今度長松院に伺います!」と言ってくれました。
内容がなかなか難しかったので、ほぼ英語での説明となりましたが、私にとってもいろんなことを考えるいい機会になりました。
次は長松院で12月1日、JCMU坐禪會があります。
今から楽しみです。

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岡田 頼典 (火曜日, 02 12月 2025 10:04)
楽しい時間が伝わってきました^^。