久々の更新です。
寒かった冬も終わり、最近ようやく春らしくなってきました。
この時期は、アメリカから宗教学専攻の学生たちが短期留学にやってきます。
引率する教授はミシガン州立大学のJon Keune先生。
プログラム名は”Religion and Society in Japan”(日本における宗教と社会)
およそ2週間のプログラムで、いろんな神社仏閣教会などを見学して回る予定だそうです。
Jon教授一行の来山は2024年に続き2回目。
およそ2時間のコマを使って坐禪体験や質疑応答を行います。
学生諸氏は日本文化に興味がある人たちばかりなので、日本語を選択してはいますがまだ1年ほどなので研究対象としての日本語はまだ少し難しい。
そのため今回も100%英語での坐禪會、そして質疑応答となります。
住職の気合いも十分!
まずは習うより慣れろ。
静かに座る時間です。
30分一炷、経行、30分一炷を座りました。
初めての方が多かったので、少し時間が長かったかもしれません。
特に欧米人は(最近の日本人もですが)椅子生活に慣れているため、地べたに座ることが得意ではなくなっています。
途中何回も足を組み替えたり、座り直したり。
中にはストレッチをしている人も(笑)
我々僧侶が本山で修行のために座っているわけではありません。
いつも參禪者には伝えているのですが、坐禪は安樂の法門であり、我慢大会ではありません。
他の人の迷惑にならない程度であれば、動いてもストレッチしてもちっともかまいません。
少なくともウチの坐禪會では。
二炷座り終えて、次は質疑応答。
こればっかりは学生たちの気持ちの問題。
特に聞きたい話がなければ、10分ほどで終わってしまう。
しかし今回の学生たちは違いました。
質問が引きも切らず続くのです。
それも基本的なことだけにとどまらず、
『現代の仏教界、宗教界、曹洞宗における社会との繋がりにおける問題点は何か?』
『これからの寺院経営が向かう先は?』
『何のために座り、何のために修行するのか?』
このほかにもたくさんの質問が矢のように降ってきました。
私も一つ一つの質問に真剣に向き合い、時には冗談を挟みながら和気藹々と意見交換をいたしました。
気づけばもう軽く1時間を超えておりました。
名残はつきませんが、彼らも次の予定があるところ。
最後に記念撮影をしてお開きとなりました。
この留学が学生の皆さんの将来の実りとなりますように。
残りの滞在も楽しんでください。

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