萬燈供養会。

去る八月十五日、長松院境内において初の試みである萬燈供養会が厳かに執り行われました。

灯篭は全て手作りで、修復後に取り替えられ、廃棄される丸瓦を洗い、竹ひごで外枠を作り、それぞれの家の名前や戒名、井伊直政公や関ヶ原の合戦で亡くなった両陣営の武士たち、先の大戦で亡くなった英霊、東日本大震災や阪神淡路大震災で亡くなった物故者の諸精霊たちを紙に書いて瓦に貼り付けたもの。

当日は六時半より本堂にてご供養を行い、その後参加者は自分の灯篭を探してろうそくを指し、供養を願いながら点燈、しばしその幻想的な風景に暑さを忘れて浸っておられました。

当日は天候にも恵まれ、参列された総数は50人以上。

お寺に活気があふれるとても良い一日でした。

これから長松院の恒例の行事としていけるよう頑張ってまいりますので、今年参加できなかった方も来年は見に来てください。

お茶を用意して待ってます。