たったふたりの成道会

長松院で毎年おこなわれていたと言われる、成道会を今年も行いました。

が、成道会を行っているという情報は二三日前に私のところに入ってきたので、さて、何をしてよいやら全くわかりません。

何人これらるのかも、何をしていたのかも、全くわからず。

しょうがないので、自分なりに考えて坐禅会を行うことにしました。


6年にも及ぶ苦行の末そこからは何も得るものはないと思った釈尊が、村娘のスジャータから乳粥をもらい、体力を回復したのち、菩提樹のもとで坐禅を始め、これより先たとえこの身が朽ちようとも悟りを開くまでは坐禅を解かずと決め、一週間の間座り続け、八日目の朝明けの明星を見て豁然とお悟りになった、その故事にならってお祝いをする儀式で、修行道場では12月の1日より一週間、攝心という坐禅会を開き、12月8日はその功績を偲ぶ行事です。

長松院でもその坐禅会を開きましたが。。。

来られた檀家さんは一人。

それでも寒い中、二人で坐禅をし、五味粥を食べ、般若心経をあげました。


来年はもう少し皆様に声をかけ、少しずつ人数を増やしていければいいなと思います。

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コメント: 1
  • #1

    岡田 頼典 (水曜日, 18 2月 2015 00:46)

    ぜひ、機会が合えば参加させていただきます。