オニが仲間になりました。

彦根城には鬼がいる。

古くは清少納言の枕草子にも登場する、奇妙な生き物、オニ。

しかしてその実態は!?

 

 

 

というとなんだかおどろおどろしいですが。。。

 

実は鬼というのは彦根城のお堀に生息するオニバスのことです。

 

 

オニバスとは...オニバス(鬼蓮)は、スイレン科一年生の水生植物である。浮水性の水草であり、夏ごろに巨大なを水面に広げる。本種のみでオニバス属を構成する。アジア原産で、現在ではアジア東部とインドに見られる。日本では本州四国九州湖沼河川に生息していたが、環境改変にともなう減少が著しい(後述)。かつて宮城県が日本での北限だったが絶滅してしまい、現在では新潟県新潟市が北限となっている。(Wikipediaより)

 

 

 

 

 

危急種に指定されているらしく「彦根城オニバスプロジェクト」というグループがオニバスの種の保護、保存、環境の改善やその普及をされており、そのメンバーの方が長松院で育てて欲しい、とわざわざ株をお持ちくださいました。

 

それがこれ。

 

 

 

オニバス、なんて恐ろしげな名前ですが、花はとても可愛いようです。

ご親切に、ハスの入れ物とボウフラよけのメダカまで一緒にくださいました。

 

ありがとうございます!

大切に育てます。

 

彦根固有のもの、ということで県外はおろか市外への種子の持ち出し禁止。

 

厳重な管理のもとに育てていくことを覚悟しました。

ちょっとオーバーですかね(笑)

 

 

 

こうなってくるとむくむくと鎌首をもたげてくるのは「池をつくりたい!」という欲求。

オニバスはあまり深い池だと花を咲かせにくいと聞きました。

浅い池ならつくりやすいし。

 

お盆が終わったら着手しようかな。

 

ウズウズしています。

 

カールおじさんのようだ。

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コメント: 1
  • #1

    彦根城オニバスプロジェクト (土曜日, 08 7月 2017 18:47)

    今日は暑い中にもかかわらず、ありがとうございました。
    お寺のような公共の場に置いていただくのは、個人の方が育てていただくより、いっそうありがたきことと感じます。
    きれいな花が咲くのを楽しみにしております。
    今後ともよろしくお願いいたします。