先日、近所の高校生が久平次翁の自転車に興味を持ち、自分たちで作っている記事を紹介いたしました。
その完成披露会と自転車の交通安全祈願、参加者の厄落祈禱会などを16日行いました。
当日は生徒と引率の先生のほか、新聞社やテレビ局の取材もありなかなか賑やかでした。
冬休み返上でつくった生徒は、テレビの取材などを受けて緊張しながらもしっかりと受け答えしておりました。
『努力した人が全て世に認められ成功するわけではないが、認められ成功した人は須らく努力している』
『神仏手を合わすは、お願いすることではなくて自分の神仏前にtれの意思表示、決意表明。神仏は何もしてくれない。なんとかするのはいつも自分。己こそ己のよるべ』
これから卒業し社会に旅立っていく彼らへの花向けの言葉として少し厳しかったかもしれません。
しかし社会の変容の仕方が目まぐるしい今、当たり前が当たり前でなくなりつつある今、彼らに期待することは『主人公はいつも自分である』ということです。
この新製陸舟奔車作りはきっと彼らの大いなる自信になったことでしょう。
自転車は三月いっぱい長松院可休庵にて展示いたします。
興味ある方はご来山ください。
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岡田 頼典 (日曜日, 21 2月 2021 12:34)
素晴らしいですね。 長松院さんか、彦根でスポットがあたるにつれ、励みになります。